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なおモンの方丈紀 PR

なぜ人は「今の自分」を変えられないのか?

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「このままの人生で本当に良いのか?」

「いつも悩みがモヤモヤしていて不安でつらい…」

「ここままの自分じゃダメだ!何か変えないと!」

こう思っていても実際に行動に移せない。そして時間が経って「別に今のままで良いじゃん」となり、結局何も変わらない。

なぜ人は「今の自分」を変えられないのでしょうか?このままの自分だとダメだと漠然と思っているにも関わらず。

それは”4つの心理的制約”が行動を阻んでしまうからです。

今回は我々人間の行動を阻む4つの心理の壁をご紹介します。

でも安心してください!
これから紹介する4つの壁が変化できない原因なら、壁にぶつかった時に普段と”逆の行動”をすると行動が変わる、すなわち「今の自分」を変えることができます!

是非最後までお付き合いください。
それでは本題に参ります。

4つの心理的制約

4つの心理的制約はコチラの4つです。

  • 損失回避性
  • 保有効果
  • サンクコスト
  • 確証バイアス

順番に説明していきます。

損失回避性

人間が利得と損失を比較する際に、損失の方をより重大だと感じやすく、損失を回避しようとします。

この心理的流れのことを損失回避性または損失回避バイアスと呼びます。

具体的に説明すると「”損した時の痛み”は”良い出来事が起きた時の喜び(利益)”の2倍強く感じてしまう」ということになります。
つまり人は、得られる利益(メリット)が2倍以上ないと行動に移せないのです。

保有効果

自分が所有しているものを通常よりも高く評価してしまう心理現象のこと。

これも損失回避性と同じで、すでに持っているものを実際の価値より約2倍で見積もる、とされています。

具体的には、自分が持っている1万円は2万円と同じくらいの価値があると感じている、ということです。

すでに手にしている1万円を失うのなら、2万円以上のリターンが見込めないと「1万円を失うリスク」の方を強く感じてしまい行動に移せない、ということになります。

サンクコスト

過去にかけた労力や時間、お金に囚われて合理的な判断ができなくなる心理のこと。
つまり「せっかくここまで費やしたのにもったいない!」と感じる状態のこと。

サンクコストの例として有名なのが、イギリスとフランスが共同開発した超音速ジェット機の「コンコルド」です。

コンコルドの開発は予想の6倍を上回る多額の費用がかかったものの、実際にはさまざまな問題から採算が取れないことが開発の段階で判明していました。
それにもかかわらず、プロジェクトは続行され、最終的には巨額の損失を出したうえで全機が運行停止となりました。
結果論ですが、損切りすることなく開発を続けた挙句傷口を広げてしまったのです。

確証バイアス

自分の思い込みや願望を肯定する情報にばかり注目し、反証する情報は無視する傾向を指す心理現象のこと。

「今の自分が正しいんだ!」こう思ってしまったら、そう思う根拠をこれでもかと探し出してしまう。結果反論や反対意見の情報を得ることをせず、中立的な判断ができなくなる状態に陥ります。

まとめ

今回は【なぜ人は「今の自分」を変えられないのか?】というテーマで、行動を阻む”4つの心理的制約”についてご紹介してきました。

今の自分を変えるということは、今の自分を”捨てる”ということと同じです。

今の自分を捨てる、つまり「これまでの毎日と違う選択や行動をする」。そうすれば人生は大きく確実に変わっていきます。

損失回避性や保有効果によって、自分がすでに持っているものが価値があると誤解しているのなら、それらを”捨ててしまえば”良いのです。
サンクコストによって、これまでに費やしたものがもったいなく感じても冷静に考えて”損切りすれば”良いのです。
確証バイアスを感じたのであれば、その思い込みを”捨ててしまえば”良いのです。

自分を変えるために、行動に移すために今回の記事が何かの参考になれば幸いです。

今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ABOUT ME
なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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