結論、あなたの部下は「無能」じゃない。上司が「無能」を作り出しているというヤバい現実。
なぁ、みんな。いきなりだけど、自分の職場に「使えない部下」っているか?
「あいつ、何度言っても同じミスするんだよな…」
「なんでこんな簡単なことすらできないんだ?」
「俺がやった方が早いから、結局自分でやっちゃうんだよな…」
俺も会社員時代、そう思ってた時期があった。というか、もはやそれが当たり前だと思ってた。
でも、ある日、ふと疑問に思ったんだ。
「本当に、あいつは無能なんだろうか?」
もしかしたら、俺自身が「無能な部下」を作り出しているんじゃないか?って。
今回、俺がとあるYouTube動画を見て、ハッとさせられた「部下の能力を最大限に引き出すための3つの秘訣」について、俺なりの解釈を交えながら、みんなにシェアしていくよ。
Point 1:部下には「期待」しない
は?期待しない?どういうことだよ?って思うよな。
これ、「最初から期待するな」ってことなんだ。
俺たちはついつい、自分の経験を元に部下を評価しがちだ。「俺が新人の頃は、これくらいできたのに…」とか、「言わなくてもこれくらい察してくれるだろう」とか。
でも、それってただの傲慢だ。
「これくらいはできるだろう」という期待が、説明不足やマニュアル作成の怠慢につながる。結果、部下は失敗し、上司は「やっぱり無能だ」と決めつける。これ、完全に負のループだろ?
最初から「何もできない」と思って、丁寧に、一つずつ、紙に書いてでも教える。面倒くさいと思うかもしれないけど、それが結局、最短で部下の成長を促す道なんだ。
俺だってブログ書くとき、最初から読者がいるなんて思ってなかった。だから、まず誰でも読めるように、分かりやすい言葉で、一つずつ丁寧に書くことから始めたんだ。
Point 2:得意なことをやらせる(適材適所)
これはもう、当たり前のようで、意外とできてない上司が多いんじゃないか?
「部下の個性を見抜いて、それに合った仕事を振る。」
これって、実はめちゃくちゃ大事なことなんだ。
細かくて正確な作業が好きな人もいれば、ざっくりした企画を考えるのが得意な人もいる。
俺の知り合いに、経理の仕事が大嫌いで、いつもミスばかりしてた奴がいたんだ。でも、彼にSNS運用の仕事を任せたら、フォロワー数が爆発的に伸びた。
「無能な経理マン」が、「超優秀なSNSマーケター」に変わった瞬間だった。
これって、その上司が「この部下は経理に向いてない」と見抜いて、「じゃあ、何なら得意なんだ?」と問いかけた結果なんだ。
俺もブログ書くのが得意だけど、細かい数字の管理は苦手だ。だから、得意なことと苦手なことを分けて、自分に合った仕事のやり方を探すようにしている。
Point 3:「コントロール」することを諦める
これは、一番耳が痛い話かもしれない。
「部下を自分の思い通りに動かそうとしない。」
身近な存在である家族や友人ですら、自分の思い通りに動かすことはできないだろ?
だったら、ましてや部下なんて、絶対無理だ。
上司がやるべきことは、部下を「操縦」することじゃない。部下が「力を発揮できる仕組み」を作ってあげることなんだ。
さっきの、製造現場の例が分かりやすい。
「なんでまたミスしたんだ!」と怒鳴るのではなく、「じゃあ、どうすればミスを減らせるか?」と考え、「作業に入る前に全手順を紙に書き出させる」という仕組みを作ったんだ。
これは、部下を頭ごなしに否定するのではなく、部下の特性を理解した上で、最善の策を講じる、まさに「上司の仕事」だ。
想定されるであろう反論「いやいや、結局は本人のやる気の問題でしょ?」
はい、出ました!クリティカルな意見!
「どれだけ環境を整えても、本人がやる気ないなら意味ないじゃん!」って思うよな。
でも、ちょっと考えてみてほしい。
なぜ、その部下は「やる気」をなくしてしまったんだろうか?
「別の会社では優秀だったのに、うちに来てから使えなくなった」なんて話、よく聞くだろ?
それって、その会社に成功体験がなかったり、褒めてもらえる環境がなかったりしたからじゃないか?
人間ってさ、誰かに認められたい生き物なんだ。
「すごいな!」「よくやった!」って褒められて、少しずつ自信がついて、モチベーションが上がっていく。
「無能な部下」は、上司の物差しで評価され、自信を失った結果にすぎないのかもしれない。
俺もさ、ブログを始めたばかりの頃は、誰にも読まれなくて「俺って文章書く才能ないのかな…」って落ち込んでた。でも、たった一人の読者から「参考になりました!」ってコメントをもらって、そこからモチベーションが爆上がりしたんだ。
結局、やる気なんて、上司のちょっとした一言で、いくらでも引き出せるってことなんだ。
まとめ:「無能」と決めつける覚悟、ありますか?
「無能な部下」という言葉を口にする前に、一度立ち止まって考えてみてほしい。
「なぜ、この部下のパフォーマンスが上がらないのか?」
「俺のマネジメントに、何か問題はないだろうか?」
もし、真剣に向き合ってもどうしようもない、どうしても向いていないと判断したなら、その時は、転職を勧めることも、部下への優しさかもしれない。
俺たち上司は、部下を「無能」と決めつける前に、まず自分自身と向き合う覚悟を持たないといけない。
大丈夫、俺だって完璧な人間じゃない。でも、少しずつでも「無能な上司」から卒業して、「部下の可能性を引き出す上司」になりたい。


