おはこんばんちは!なおモンだ。
キミたちは、もし会社を経営してるとしたら、何を一番怖いと思う?
「売上が全然上がらないことかな…」
「ライバルに負けることかな…」
うん、それももちろん怖い。
でもさ、もっと根本的な、もっと身近な恐怖があるんだ。
それは、「赤字」だ。
国税庁の発表によると、日本の中小企業の約7割が赤字だって知ってるか?
これ、本当にヤバい数字だろ。
俺が、この数字を聞いたときに一番ゾッとしたのは、赤字になる理由が「売上が悪い」だけじゃないってことなんだ。
もちろん、売上が上がらないのも赤字の原因だけど、実は、多くの会社が赤字になる最大の原因は、もっと別のところにある。
それが、「固定費」。
特に、「人件費」だ。
今日は、その恐ろしいカラクリと、それを回避して利益を爆増させるための、「一人社長」として稼ぎまくるための戦略を話していくよ。
7割の会社が赤字になる「固定費」の罠
人を雇うと利益が出にくい体質になる
多くの経営者は「人手不足だ!人を雇わなきゃ!」って考える。
でも、ちょっと待ってくれ。その採用、本当に必要か?
人を雇うと、何が起こるか?
まず、固定費がドーンと上がる。
給料はもちろん、社会保険料、福利厚生費、そして場合によっては事務所の家賃まで。
固定費が上がると、何が問題なのか?
それは、利益が出るまでに必要な売上、つまり「損益分岐点売上高」がめちゃくちゃ高くなるんだ。
これって、山登りで例えるなら、頂上にたどり着くまでの道のりが、急に険しくなるようなもんだ。
売上がちょっとでも落ち込んだら、簡単に赤字に転落する。
そして、一度雇った従業員は、簡単に解雇できない。
「仕事がないけど給料は払い続けなきゃ…」っていう、一番ツラい状況に陥るんだ。
だから、俺は断言する。
特に、創業期やまだ事業が安定してないキミたちは、安易に人を雇うな。
まずは「一人社長」として、固定費を限界まで削る努力をするべきだ。
一人社長の弱点を克服する「トヨタ式ジャストインタイム」経営
「丸投げ」するな。「小口化」して業務委託しろ
「でも、一人じゃ限界があるでしょ?」
「俺が病気になったら、仕事が止まっちゃうじゃん…」
そうだよな、一人社長にはそういうデメリットがある。
でも、それを解決するために、従業員を雇うっていう選択肢は、一番リスクが高い。
じゃあ、どうすればいいか?
その答えは、「業務委託を最大限に活用する」ことだ。
俺が実践しているのは、トヨタの生産方式からヒントを得た「ジャストインタイム経営」。
つまり、「必要な業務を、必要なタイミングで、必要な分だけ依頼する」ってことだ。
たとえば、ウェブサイトを作りたいとする。
多くの人は、制作会社に丸投げするだろ?
でも、この丸投げには3つのデメリットがある。
- めちゃくちゃ高い:業者のマージンが含まれるから、当然高くなる。
- 品質のブレがある:業者のセンスに任せることになるから、期待通りにいかないこともある。
- ノウハウが溜まらない:何にどれだけの工数がかかっているか分からず、社内にノウハウが残らない。
じゃあどうするか?
俺がオススメするのは、業務を細分化して、それぞれのプロに個別に依頼する方法だ。
ウェブサイト制作なら、「ライティング」「デザイン」「コーディング」の3つに分けて、それぞれの専門家を探して依頼する。
こうすれば、丸投げの半分以下のコストで、質の高いウェブサイトができる。
しかも、どの工程でどれだけの費用がかかったかが分かるから、ノウハウが自社に蓄積されていく。
自分でやるより、丸投げの方が楽じゃない?
「いや、細かく業務を分けて、いろんな人に依頼するなんて、めんどくさいだろ…」
うん、その気持ちもすごくわかる。
最初は、自分で業務の工程を理解したり、依頼する人を探したりする手間がかかる。
でもさ、その手間を惜しんで、丸投げ業者に依頼するってことは、「自分のビジネスの命運を、他人に握らせる」ってことだ。
そして、その結果、高額なコストを払い続けて、利益率が低いままの会社になってしまう。
この考え方の違いが、数年後のキミたちの会社の利益を大きく左右する。
まとめ:固定費を削り、利益を最大化しろ
キミたちのビジネスを潰すのは、ライバルでも景気でもない。
高すぎる固定費だ。
特に、創業期や事業が安定していない時期は、安易に人を雇って固定費を上げないこと。
そして、一人社長として、できる限り業務を外注化・業務委託化すること。
外注する際も、単なる丸投げに頼るんじゃなくて、業務を細分化して、専門家一人ひとりに依頼する「自社主導の業務委託化」にチャレンジしてほしい。
最初は大変かもしれない。
でも、その努力が、キミたちのビジネスを利益率の高い、潰れない強い会社にしてくれる。
さあ、今からでも固定費を見直して、利益を爆増させるための第一歩を踏み出してみよう。
応援してるぜ!じゃ、またな!