ミスを隠す職場はマジで地獄!「言い訳」が蔓延する組織を変えるたった1つの方法
こんにちは、なおモンです。
いきなりだけど、みんなの職場は「ミスを隠す空気」ってない?
「あ〜、やべえ。これ上司にバレたら怒られるな……」
「どうにかして、なかったことにできないかな?」
って、ヒヤヒヤしながら仕事した経験、俺には死ぬほどある。
昔、会社で正社員として働いていたとき、マジで小さなミスがバレるのが怖くて、冷や汗かきながら隠したことがあったんだ。その時はなんとかバレずに済んだんだけど、後になってそのミスが原因で、クライアントにめちゃくちゃ迷惑をかけることになった。
結果、上司にこっぴどく怒られて、信頼も失って、最悪だった。
でもさ、俺がミスを隠したのって、別に悪意があったわけじゃないんだ。
「怒られるのが怖い」
「自分の評価が下がるのが怖い」
ただそれだけ。
この「恐れ」が、職場から成長と生産性を奪う最大の原因なんだって、最近になって痛感している。
今回は、そんな「ミスを隠す空気」がなぜ生まれるのか、そしてどうすればその地獄みたいな状況から抜け出せるのかを、俺の失敗談も交えながら、ガチで解説していくよ。
「ミスを隠す空気」が生まれる2つの原因
そもそも、なんでみんなミスを隠そうとするんだろう?
理由はシンプルにこの2つ。
【原因1】上司が「ボスまね」してる
これ、マジでよくある話。
「ボスまね」っていうのは、要するに上司が部下を「恐れ」でコントロールするマネジメントのこと。
- ミスをしたら、怒鳴り散らす
- 失敗したら、みんなの前で晒し者にする
- 文句や嫌味でモチベーションを下げる
こんなことされたら、そりゃあ「正直に報告するなんて、自分から地雷を踏みに行くようなもんだ」って思うよね。
上司からしたら、怒って黙らせるのが手っ取り早いし、楽なんだろう。
でも、その楽な道を選んだ結果、「ミスは隠すもの」という空気が職場全体に蔓延し、誰も成長しなくなる。
そのつけは、結局、自分たちに返ってくる。
【原因2】「自分だけは損したくない」という利己的な心理
俺が昔ミスを隠したときの心理も、まさにこれだった。
- ミスを報告したら、出世コースから外れるかも
- ボーナスが減らされるかも
- 評価が下がって、給料が上がらなくなるかも
人間って、どうしても「自分にとっての損得」で動いてしまう生き物だ。
だから、嘘をついたり、言い訳したりして、自分の身を守ろうとする。
でも、その嘘や言い訳も、突き詰めれば「怒られるのが怖い」「評価が下がるのが怖い」という「恐れ」から生まれている。
言い訳が飛び交う職場は、「恐れ」が支配している証拠なんだ。
「言い訳だらけの職場」が非生産的な理由
「恐れ」が蔓延する職場には、いいことが何もない。
- 誰も本気で働かない「怒られるのが怖いから頑張る」という動機で働いていると、その「怖い人」がいなくなったらどうなる?そりゃあサボるよね。「誰かに見られているからやる」っていうのは、本当のパフォーマンスじゃない。結局、非生産的な状態になる。
- 問題が手遅れになる小さなミスを隠し続けると、いつかそれが取り返しのつかない大きな問題になって、一気に明るみに出る。例えば、小さな計算ミスを隠し続けていた経理担当者が、実は数百万単位の横領をしていた、なんてこともあり得る。そうなってからでは、もう手遅れだ。
ミスを隠す空気をなくすたった1つの対処法
じゃあ、この地獄のような状況をどうやって変えればいいんだろう?
正直、一朝一夕には変わらない。でも、やるべきことはシンプルだ。
「恐れ」を捨てて、「責任」をベースにする
これに尽きる。
いやいや、そんな精神論じゃなくて、もっと具体的な方法を教えろよ!って思った人もいるよね。
うん、分かる。
でも、その「責任」をベースにするために、具体的にどう動くかが大事なんだ。
上司よ、「ボスまね」をやめろ
もしあなたが上司の立場なら、まず「ボスまね」をやめよう。
ミスをした部下を怒鳴るんじゃなくて、「どうすればこの問題を解決できるか、一緒に考えよう」って寄り添う。
そして、部下に「自己評価」を促すんだ。
- 「今回の結果、どう思う?」
- 「この仕事、自分で点数つけるなら何点?」
こうやって、自分で自分を評価するクセをつけさせる。
そうすることで、部下は「やらされる仕事」じゃなくて、「自分ごと」として仕事に取り組めるようになる。
従業員よ、勇気を出してミスを報告しろ
「ミスを隠すことは、信用を失うこと」だって、俺の失敗談で分かってくれたよね?
正直に報告するのは、一瞬ツライ。
でも、その一瞬のつらさを乗り越えれば、自分の信用は失われないし、解決への道が開ける。
「ごめんなさい。ご相談があります」
この一言を言う勇気を持つこと。それが、今の状況を変える第一歩になる。
もちろん、組織全体を変えるのは難しい。
でも、エドワード・デミングという品質管理の専門家は、「問題の98%はシステムにある」って言ってる。
つまり、個人の努力だけでなく、仕組みそのものを変えることも大事ってこと。
日報の仕組みを変えたり、ダブルチェック体制を導入したり、予防策を講じることで、ミスを未然に防ぐことができる。
でも結局、人間関係が悪いと無理ゲーじゃない?
「上司が怖いからミスを隠すんでしょ? その上司が変わらなきゃ無理じゃん。個人の努力なんて意味なくない?」
って思う人もいるかもしれない。
ごもっともな意見だ。
でもさ、その上司は突然変異で生まれたモンスターじゃない。
その上司も、どこかで「恐れ」をベースにした教育を受けて育ってきたのかもしれない。
だから、俺たちができることは、まず自分から変わること。
自分から「責任」をベースに行動する勇気を持つこと。
その姿勢を見て、周りが少しずつ変わっていくんだ。
「風向きを変えるのは、いつもたった一人の勇気ある行動だ」
って、俺は思ってる。
まとめ
今回は、職場の「ミスを隠す空気」について、俺の経験を交えて話してきた。
- 「ミスを隠す空気」は、上司の「ボスまね」と、個人の「損したくない」という利己心から生まれる。
- この空気は「恐れ」がベースになっていて、結果的に非生産的な職場を作り出す。
- この状況を変えるには、「恐れ」を捨てて「責任」をベースにすること。
- 上司は「ボスまね」をやめ、部下の自己評価を促す。
- 従業員は、勇気を出してミスを報告する。
- そして、「問題はシステムにある」という視点も忘れず、仕組みを変えていく。
現状に不満があるなら、ただ文句を言うだけじゃ何も変わらない。
まずは自分から、勇気を持って一歩踏み出してみよう。
その一歩が、きっと未来を変える。
最後に
今回の記事、少しでもみんなの役に立ったら嬉しいな。
俺もまだまだ完璧じゃないから、みんなと一緒に成長していきたい。
もっと詳しく知りたい人は、ぜひアドラー心理学や心理的安全性に関する本を読んでみてほしい。


