こんにちは。
なおモンです。
私は今現在『高配当株投資』を勉強しながら実践しています。
↓合わせてコチラもご覧いただけると嬉しいです。
そして投資の判断をするために、最近様々な企業の決算書を見ています。
先日とある企業の決算書を眺めていたところ、【のれん償却費】という文字が目に止まりました。
その言葉を見た私は
😳「えっ、のれんって償却するの?」
と思わず口に出してしまいました。
そこで今回は『のれんってそもそも何?』『のれんを償却するってどういうこと?』といったことを解説していこうと思います。
この記事が少しでも皆さんにお役に立てることができたら嬉しいです。
のれんってそもそも何?
みなさんは『のれん』と聞いて何を思い浮かべますか?
🙋♂️「飲み屋の入り口に掛かっているひらひらでしょ」
🙋♂️「お店の看板みたいな役割の布のことでしょ?」
おそらくこんな事を思い浮かべるのではないでしょうか?
その予想は大体合っています。
簿記・会計の世界では『のれん』というのは、その企業のブランド力やノウハウ、信用力といった目には見えないけど価値のあるものを暫定的に数値化したものになります。
例えば皆さんは飲料メーカーの『アサヒ』と聞いて真っ先に
👦🏻「あ〜、あのアサヒビールのアサヒね」
と思ったのではないでしょうか?
このようにその企業の名前を聞いたら、商品だったりサービスだったりが思い浮かぶのがブランド力で、そのブランド力が『のれん』というわけです。
※私としては『のれん』=『企業の看板』というイメージになると思います。
のれんを償却するってどういうこと?
さて私が「のれんって償却するの?」といった疑問を持ったのは
🤔「のれんの価値って減らす必要あるの?」
と思ったからです。
※補足…償却というのは価値を減らす事です。
厳密に言うと違うのですが、ここでは皆さんに分かりやすく伝えたいためこのような説明に留めます。気になった方は調べてみてください。
企業の【ブランド力やノウハウ&信用】って変わらないものだと思っていました。
ですが調べてみたら、価値が「未来永劫同じことはない」「だから価値を減らそうね」といった理由で償却しているみたいです。
それに『のれん』は企業の買収の際の目安になるものなので、価値が変わってないと過大評価される可能性が出てくる為、やっぱり価値は減らしていく事が望ましいようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回私がこんな疑問を持ったのも、『簿記』の勉強を始めていたからかもしれません。
少しずつでも自分の知識が増えていくのを感じるのって嬉しいですね☺️
それでは今回は以上になります。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
※アイキャッチ画像の出典:いらすとや様