こんにちは。
なおモンです。
今日の話題
「我思う、故に我あり」
哲学者のデカルトが提唱した命題として有名な言葉です。
そんなデカルトより”1200年”も前に、こんな言葉を残した人物をご存知でしょうか?
「我あやまつならば 我あり」
これは聖アウグスティヌスという人物が「三位一体論」に残した言葉です。
この言葉から「人間は失敗する生き物」と、アウグスティヌスは考えていたのだと思います。
人間は何時、どの時代でも”完璧であること”を望みますが、実際取る行動は間違いだらけだったりするじゃないですか。
極論かもしれませんが、「人間は失敗するようにシステムが組み込まれている」と考えることが出来ます。
どれだけ文明が発達しようと、人間が成長しようと、間違いや失敗はゼロには出来ないと思います。
間違いや失敗をしてしまうことは、欠陥でもないですし、抑制や根絶、ましてや克服出来るものでもないです!
今から1000年以上前に生きていた人物ですら、そんな風に思っていたのです。
それに私たちは神様ではありませんから、その失敗が未来にどんな影響を与えるか?(つまりその失敗に意味があったのか?)、といったことは分かりません。
だからこそ、失敗しても気落ちする必要はなくて、それを受け入れてどんどん失敗していっても良い、と考えてます。失敗は”人が人である根幹をなすもの”だと思ってます。
とはいえ、世の中取り返しのつかない間違い・失敗も当然あります。
社会的、道徳的、倫理的にやってはいけない事がたくさんあります。
※例えば人を傷つけてしまうとか、犯罪を犯してしまったとか。
そのような失敗は😄「どんどんやろうよ!」とは言えません。絶対に避けるべきものです!
ですがそうじゃないもの、仕事上での失敗だったりプライベートでの選択ミスは、”経験値を貯めてレベルアップする”くらいの感覚でやっていっても良いんじゃないか?そう思っています。
なぜか日本は、ミスすることに対して過剰反応しすぎな気がします。
出る杭を打つじゃないですけど、何かやらかした人を周囲は徹底的に叩きのめしますよね?特にSNSが発達した現在それが顕著に見られる気がします。
正直そういう人たちはどの立場で叩いているんだろう、と思ってしまいます。
もちろん失敗した”後の対応”が大事なのも忘れてはいけません。
やらかしても🤪「あ〜あ、またやっちゃった」、これでは進歩しませんし時間が経てばまた同じ事をやってしまうでしょう。
間違いや失敗の原因を解明することは、必要なことです!
この解明するという行為って、実は素晴らしいことです。
他の動物はそんなことしないじゃないですか。この行為は”人間だけ”が取る行動です。
ある意味この行為に”こだわってきた”からこそ、人間の創造性や生産性がここまで伸びてきたんだ気がします。
今回取り上げた聖アウグスティヌスの言葉ですが、哲学が入っているため私の解釈が間違っている場合があります。もしかしたら😓「いや〜そんな意図で書いてないんだけどなぁ〜」と言われてしまうかもしれませんねw
🤔「いや、こういう意味で書いたんじゃないの?」といった、ご意見があれば是非コメントよろしくお願いします。
私がこの言葉を知ったのは、最近読んだ本にこの言葉が出てきたのがキッカケです。
その本というのが、ダニー・ウォーシェイ著 渡会圭子訳のすべては「起業」である、です。
起業するためのマインドやスキルが学べるので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。