『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。
察しの良い方はタイトルだけでピンとくるかもしれませんね。
今回ご紹介するのは、証券コード【8153】モスフードサービス。
知名度抜群のファストフードチェーン店『モスバーガー』を展開していて、業界2位として存在感がある企業です。
そんな『モスフードサービス』、配当金と株主優待を組み合わせることで(上手くいけば)【年4回分”タダ”でハンバーガーを食べられる】、そんなことが可能になります。
株主優待の条件や現在の株価、指標面から見た『モスフードサービス』の状況を解説していきます。
あくまで今回は『配当金&株主優待』に絞った解説になります。株価の上昇に期待するような解説にはなりませんので、ご了承ください。
☹️「配当金は別のことに使いたいよ〜」😑「株主優待には興味ない!」そういった方でも、その他の銘柄選定の参考になるような情報を書いていますので、是非最後までお付き合いください。
尚、投資の推奨する意図はありません!そこの所はご理解いただきますよう、よろしくお願いします。
それでは本題に参ります。
モスバーガーの事業内容
事業内容としては、企業のHPでは以下のように紹介されています。
フランチャイズチェーンによるハンバーガー専門店
「モスバーガー」の全国および海外での展開、その他飲食事業など…出典:モスフードサービス
国内のみならず、実は海外にも「モスバーガー」を展開しており、台湾やタイ・香港・フィリピン・シンガポールといった東南アジアを中心に、中国・韓国・オーストラリアなどに店舗があります。
国内でも7月には、新規店舗が3店オープンするなど、着実に店舗数を増やしています。
この事業展開に関しては個人的に好印象でして、どうしても国内市場のみで展開していると業績の頭打ちがいずれ出てきてしまいます。それにやっぱり何と言っても国内外問わず「マクドナルド」が知名度や売り上げ共に強いですから、そのシェアを奪うのは容易ではありません。
それに昨今インフレや実質賃金の減少などで、国内消費は冷え込んでいます。(実際外食に行く機会って以前に比べて減ってませんか?)そして今の所、改善するような見込みがありません。
そういった国内事情があるので、海外に店舗拡大し、そこでの売り上げを確保する流れは今後に期待できます。ただ、海外でもマクドナルドに勝てるか?疑問符が残るところではあります。懸念事項があることは否めませんが、海外展開が成功していくかどうか?しっかり売り上げを確保していけるのか?そういったことは注視していくべきだと思います。
「モスフードサービス」の指標面
株価
株価は記事作成時点の7月14日現在、3,530円で2017年9月につけた高値を超えています。これから更に上昇していけるかどうか?といった状況です。
直近で見ると結構上がっている感はありますが、1990年につけた上場来高値である4,869円は今だに超えられていません。
この値段をつけたのがバブル後なので、ここを抜けるのは相当キツイものがあると思います。23年期は世界情勢の悪化&円安によるコスト負担増により減益となりましたが、昨年24年度は値上げなどが功を奏し、過去最高売り上げ。
23年度のような特別な事情がない限りは、売り上げ利益共に堅調に推移していますが、今後どうなるかは分かりません。いきなり「競合他社と売上が逆転する」なんてことは考えにくいですしね…
ですので冒頭でも書きましたが、株価の値上がりを期待するのではなく、あくまで配当金&優待目的と割り切って投資するのが良いかもしれません。
PER&PBR、配当利回り
PERは41.1倍、PBRは2.10倍、配当利回りは0.85%と断然割高です。
いくら今回のテーマである『配当金&株主優待』に絞ったとはいえ、エントリーポイント(買うタイミング)を間違えると悲惨なことになるかもしれません。※100株買うとなると約35万円必要ですからね、大金です。
個人的に今から狙うとするならば、3,000円前半〜下回る水準まで株価が下がってくれれば検討したいかな?、といった考えでいます。
ただ、そうこうしている内に株価がスルスルと上昇していって、あっさり上場来高値を叩き出すかもしれません。なので、昨日も取り上げた『日本マクドナルドホールディングス』と同じように、株価には振り回されず優待目的で突っ込める余剰資金の範囲内で投資を検討するのが、ベターではないでしょうか。
配当金
配当金に関しては、直近は中間&期末合わせて28円となっています。ここ数年は28円を安定して出してくれてはいますが、コロナが流行した時は減配しています。
こればかりはしょうがないところもあって、手がけているのが飲食事業なので、配当金に関してはどうしてもブレてしまいます。外的な要因等で利益が上下してしまいますから。それどころか赤字になることも珍しくありません。
なので、配当性向に関しても30%を目安にしていると言えなくもないですが、大きく上下しています。
そして中期経営計画でも配当金に関する記載を見つけられないことから、「配当金は”出せる時はなるべく出す”」くらいの温度感なのではないか、と推測しています。
とはいえ、今の配当金から考えると少なく見積もっても年間2,000〜3,000円ほど受け取れる計算になります。(無配を想定しないと)
なので、受け取れる配当金だけでもモスバーガー2回分くらいの食費を浮かせることが出来ます!
株主優待
お待たせしました。皆さんが気になるであろう株主優待について触れたいと思います。
100株以上300株未満を3年間保有で年間2,000分の株主優待券を受け取れます。ただし、毎年3月末日及び9月末日の当社株主名簿に同一株主番号で7回以上連続して記載又は記録され、かつ同期間の保有株式数が継続して100株以上である株主の方が対象となっています。
なにやら、ややこしいのですが、100株購入して丸3年ずっと持ち続ける、その後の3月か9月に優待を受け取れる、といった条件になっています。
その他の詳しい条件については画像をご確認ください。
まとめ
今回は上手くいけば【年4回分”タダ”でハンバーガーを食べられる方法】についてご紹介しました。
ただし、株主優待を受け取れるのは保有し続けて丸3年経過という結構ハードルが高い条件になっています。
それに加えて今回の方法を行うには、投資という更にハードルが高いことに挑戦する必要があります。ですが、この記事に書いてあること、及び書籍&他の方のブログ・SNS等で正しく学んで、少しづつ取り組んでいけば自然とできるようになります。
勉強と書けば堅苦しく感じますが、”ゲームの攻略法を調べている”そんな気持ちで学び続けて、投資経験を積んでいってください。
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以上投資判断の参考&少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。