社長、経営者のみなさん!今、自分の会社、順調だと思ってないか?
実はさ、俺も以前、起業したての頃に「なんかうまくいかないなぁ…」って悩んでた時期があったんだ。売上は上がってるのに、手元に残るお金が少ない。何が無駄なのか分からなくて、とにかく忙しく動き回ってた。
そんな時に出会ったのが、今回紹介する「ダメになる社長のNG行動」だ。
これ、有名な黒字経営コンサルタントの方が言ってることで、俺が「よかれ」と思ってたことが、実は会社の利益を食い潰す無駄な行動だったってことが分かって、もう衝撃だったんだ。
今回は、その中でも特に「これ、当てはまる人多いだろ!」って思った7つのNG行動を、俺なりの解釈を交えて紹介する。会社員の人も、将来起業したい人も、自分の会社や上司に当てはめて読んでみてほしい。
利益を食い潰す社長の7つのNG行動
1. 無駄なシステムを闇雲に導入する
「これがあれば生産性が上がる!」
この言葉に弱い社長、めちゃくちゃ多いよな。俺もそうだった。
新しいシステムやツールって、なんだかカッコよく見えるし、導入すれば一気に会社が良くなる気がするんだ。でも、よく考えてみてくれ。そのシステム、本当に使い倒してるか?
とりあえず導入したけど、結局誰も使ってない。そんな状況、心当たりないか?
システムは導入したらそれで終わりじゃない。それを使いこなし、業務を改善するところまでがセットだ。
で、効率化できると思ってどんどんシステムを導入するのは良いんだけど、どれも中途半端で終わるのがオチだ。
ROASやROIをしっかり見て判断するのが大切なんだ。
教えくれたコンサルタントは「あった方がいい」は「なくていい」と同じだと言っていた。毎月かかる利用料は、小さいようで大きな出費だ。本当に必要か? 誰かに言われたからじゃなくて、自分の頭で考えて導入することが重要だ。
仮に導入するにしても費用対効果をしっかり見極めて判断していこうな。
2. 社長が話しっぱなしの会議
「よし、全員集まれ!今日は俺から重要な話がある!」
こんな会議、本当に意味あるか?
社長が一方的に話すだけの会議は、会議じゃなくて「スピーチ」だ。そして、参加者全員の時間を奪う、もっとも非効率な時間だ。
想像してみてくれ。従業員が10人いて、時給1,000円だとする。(想像しやすいように全国平均レベルで例えるよ)
1時間の会議で、人件費は1万円もかかってる。これが100人なら100万円だ。
これって、とんでもないコストだと思わないか?
会議は「そこで何かを決定する必要がある時」だけやるべきだ。それ以外なら、動画を撮って共有する方がずっと効率的だし、みんな自分のタイミングで見られるから、そっちの方がよっぽど生産性が高い。
会議は「意思決定をするため」に行う。これを意識していこうな。
3. 毎晩飲み歩く
「社長は人脈が命だ!」
確かに、それは否定しない。でも、毎晩同じメンバーと飲み歩いて、会社の愚痴を言い合って、それで仕事が増えるか?
俺も昔は、「社長たるもの、夜の付き合いも大事だ」と思ってた。でも、毎晩飲み歩いた結果、どうなったか?お金は減るし、体は疲れて、翌日の仕事のパフォーマンスはガタ落ち。
本当に意味のある飲み会って、目的が明確な時だけだ。例えば、新しいビジネスの話をする、協力関係を築く、などだ。
そうじゃないなら、さっさと家に帰って、家族とゆっくり過ごしたり、自分の健康のために時間を使ったりする方が、よっぽど会社の未来に繋がる。社長の体力が、会社の体力なんだ。
4. 責任転嫁(多責思考)
「なんでこんなミスしたんだ!お前たちのせいだ!」
最悪だ。絶対にやってはいけない行動だ。
もし従業員が同じミスを繰り返すなら、それは従業員が悪いんじゃなくて、仕組みに問題があるってことだ。
なぜなら、その仕組みを作ったのは、社長であるお前だからだ。
こうと言うと語弊があるかもしれないが、あえてこう言おう。つまり、社長が悪いんだ。ミスが起こる責任は社長にあるんだ。
俺も、勤め人だった時に新人の部下がミスをしたことがあったんだ。最初は「なんでこんなこともできないんだ」ってイライラしたことがあった。でも、よく考えたら、その新人がミスしないようなマニュアルや教育体制を整えていなかった俺の責任だったって、振り返ってみると思うんだ。
会社の不都合な出来事は、すべて社長の責任だ。多責的な考え方をしている限り、誰もついてこないし、会社は絶対に成長しない。
「この世の不利益は全て当人の能力不足」。1000から7をどんどん引くような感じで考え方を改めていこうぜ!(このネタ伝わるかな?)
5. 自分で仕事をしちゃう
「部下に任せると時間かかるから、俺がやった方が早い!」
俺もめちゃくちゃこれ、やってた。
でも、考えてみてほしい。社長の時給はいくらだ?もし時給10万円だとしたら、誰でもできるような簡単な作業を1時間やるたびに、10万円の無駄遣いをしていることになる。
社長の仕事は、「自分にしかできないこと」をやること。経営の舵取り、会社の未来を考えること、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作ることだ。
メールの返信や資料作成など、誰でもできる仕事はどんどん人に任せていけ。
社長が現場で動き続けている限り、会社は社長の器以上に大きくならない。これは真理だ。
6. 現場主義
「俺が最前線で働くんだ!」
一見、熱血社長でカッコよく見えるかもしれない。でも、これもNG行動だ。
現場の仕事は、現場のプロに任せるべきだ。社長には社長の仕事がある。
社長が現場に入り込みすぎると、従業員は「社長がやってくれるからいいや」と甘えが出るし、社長自身も本来やるべき「経営」の仕事がおろそかになってしまう。
現場の仕事を任せ、そのための体制を整えるのが社長の仕事だ。
現場で働く従業員を尊敬し、彼らが働きやすい環境を作る。それが社長の仕事であり、会社を成長させるための道だ。
7. セミナーシプシー(セミナー巡礼者)
「もっといい情報があるんじゃないか…」
新しい情報を求めて、行動もせずにセミナーばかりに行きまくる社長。これも時間の無駄だ。
「セミナーシプシー」とは、新しい情報を求めて次から次へとセミナーを渡り歩く人のこと。
俺も昔は、新しいノウハウが載ってる書籍を読み漁ったり、セミナーに申し込んだりしてた。でも、結局「うちの会社には合わないな」って言って、何も実行しないまま終わってた。
成功する社長は、セミナーで得た情報を「どうやって自分の会社に生かすか?」を常に考えている。そして、たった一つでもいいから、それを実践して改善していく。
簡単に成功する方法を探し続けている限り、時間もお金も無駄に消費し続けるだけだ。
「従業員のパフォーマンスが低いから、社長が動くのは仕方ない」?
ここまでの話に対して、「いやいや、うちの従業員はパフォーマンスが低いんだ。だから、俺が動かないと会社が回らないんだよ!」って反論してくる社長もいるだろう。
その気持ち、痛いほどわかる。俺もそう思ってたから。
でも、ちょっと待ってくれ。
従業員のパフォーマンスが低いのは、本当に従業員だけの責任か?
もしかして、社長であるお前が、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できるような環境を作ってないだけじゃないか?
例えば、
- 社長が細かい指示を出しすぎて、従業員が自分で考えられなくなってないか?
- 社長が責任転嫁ばかりして、従業員が挑戦することを怖がってないか?
- 社長が現場に口を出しすぎて、従業員のモチベーションを下げてないか?
従業員は、社長の鏡だ。従業員のパフォーマンスが低いなら、それは社長のマネジメントに問題がある可能性が高い。
従業員を責める前に、まず自分自身を見つめ直すことが、会社の成長への第一歩だ。
まとめ:社長の時給を意識して行動しろ!
ダメになる社長の行動、身に覚えはなかったか?
結局、会社をダメにする社長の共通点は、「自分の時給」を意識できていないことだ。
社長の1時間の価値は、従業員のそれとは比べ物にならないほど高い。だから、社長は「自分にしかできないこと」だけに集中し、それ以外の仕事はどんどん人に任せるべきだ。
そして、成果は必ず数字で「見える化」して管理すること。
そうすることで、無駄な行動がなくなり、会社の利益は最大化され、社長自身の時間も生まれる。
今日から、「自分は今、時給いくらの仕事をしてるんだ?」って問いかけながら、行動を変えてみてほしい。
「なお、今回の内容はあくまで俺の経験と学びをベースにしている。これを読んで何か感じてくれたら、ぜひ行動に移してみてくれ。
そして、もしこの話で『うちの会社、やばいかも…』って思った人がいたら、俺のX(旧ツイッター)にこっそりDMくれよな。愚痴でも相談でも、なんでも聞くぜ!」
それじゃあ、また次の記事で会おうな。