どうも、なおモンです。
いきなりだけどさ、みんなは会社で上司に「お前、会社の歯車じゃないんだから、もっと主体的に動け!」って言われたことない?
逆に「会社の歯車になれ」って言われたら、どう感じる?
なんかさ、「歯車」って聞くと、自分の個性とか、やりたいことを押し殺して、言われたことだけをやるロボットみたいなイメージがあるじゃん。
俺も正直、初めて聞いた時は「いやいや、そんなの嫌だよ…」って思ったんだ。
でもさ、先日YouTubeで「脱・税理士スガワラくん」っていうチャンネルの動画を見てたら、識学っていう会社の安藤社長が、この「歯車」について、めちゃくちゃ興味深い話をしていたんだ。
識学は、創業からわずか3年11ヶ月で上場した、とんでもない会社。
安藤社長自身、書籍を何冊も出版しているすごい人だ。
「リーダーの仮面」や「とにかく仕組み化」「パーフェクトな意思決定」などが代表作だ。
今回は、その動画の内容を俺なりに解釈して、みんなにもシェアしたいと思う。
この話を聞くと、きっとあなたの「仕事」に対する考え方が180度変わるはずだ。
「歯車になれ」は、本当は社員を大切にする言葉だった
識学の安藤社長が言う「社員は歯車になれ」っていう言葉。
これは、自分のやりたいことだけを追求して、組織のルールから外れた行動を取るな、っていうことなんだ。
例えば、サッカーの試合で、FWの選手が「俺、DFやりたいっす!」って言い出したら、チームとして成り立たないだろ?
それと同じで、会社っていう大きな組織の中で、自分が求められている役割を明確に理解して、それをしっかり実行すること。
これが「歯車になる」ってことなんだって。
「歯車」って聞くとネガティブなイメージだけど、安藤社長は「歯車としてしっかり機能することで、その努力や貢献が正当に評価される状態」だと話していた。
つまり、「歯車としてしっかり働けば、給料も上がるし、出世もできるよ」ってことなんだ。
責任の明確化と結果での評価が、社員を成長させる
じゃあ、具体的にどうやって組織を動かしていくのか?
識学では、以下の3つのポイントをめちゃくちゃ重要視している。
1. 責任の持たせ方:「評価を下げること」が本当の優しさ
識学では、社員に責任を持たせることは、できなかったら評価が下がることを明確に伝えること、だと考えている。
「君、今回は責任を果たせなかったから、評価も給料も下がるよ」
これを聞くと、一瞬「ひどい…」って思うかもしれない。
でも、これが本当の優しさなんだって。
なぜなら、評価が下がったのに給料が現状維持だと、社員は「まあ、大丈夫か」と現状維持で満足してしまう。
その結果、成長が止まり、将来的に「リストラ候補」になるような「赤字社員」になってしまう可能性がある。
「人が成長するのは、責任を認識して、負けを認識して初めて」っていう安藤社長の言葉には、重みがある。
厳しいけど、社員の成長を本気で願っているからこそ、あえて厳しい現実を突きつける。それが識学の考え方なんだ。
2. 階層別コミュニケーション:社長は社長室にこもれ
識学では、社長が部下や平社員に直接指示を出すのはNGなんだって。
「社長、〇〇さん、直接指示出しちゃダメですよ!」って、創業2年目から社長室を作って、社員と物理的な距離を取るようにしたらしい。
なぜかというと、社長が直接指示を出すと、間にいる部長や課長の責任感が薄れて、成長しなくなるから。
さらに、下の社員は「社長と直接話せるから、直属の上司の言うこと聞かなくてもいいや」って勘違いしてしまう。
これじゃあ、組織として機能しない。
だから、社長は社長の仕事に集中して、現場は現場のリーダーに任せる。
これが、組織を成長させるために必要なんだ。
3. 比較は避けられない:社会は常にあなたを「比較」している
「君は君でいいんだよ」
こんな優しい言葉、俺も言われたら嬉しい。
でも、安藤社長は「これは現実から目を背けさせる、優しくない言葉だ」と断言している。
なぜなら、社会は常にあなたを比較しているから。
- あの人より、仕事ができないから給料が低い。
- あの会社より、成果を出せないから市場価値が低い。
…っていうように、僕たちは常に、何かと比較されて生きている。
だからこそ、本当に社員を大切にするなら、その事実を伝えて、「じゃあどうすれば評価を上げられるか、一緒に考えよう」と向き合うことが大事なんだって。
これは、ちょっと耳が痛い話だけど、めちゃくちゃ本質を突いてると思った。
「識学なんて、大企業の話でしょ?」っていうあなたへ
ここまで読んで、「識学は、ルールが厳しすぎて、うちみたいなアットホームな会社には合わないよ…」って思った人もいるかもしれない。
「社長が社員と話さないなんて、冷たい!」
「給料を下げるなんて、ドライすぎる!」
うん、その気持ち、めちゃくちゃわかる。
でもさ、ちょっと想像してみてほしい。
もし、あなたの会社が赤字続きで、このままじゃ潰れてしまうとしたら?
社員はリストラされて、路頭に迷うかもしれない。
それって、本当に「アットホーム」な会社って言えるのかな?
安藤社長は、会社の存続と成長を最優先するならば、識学の考え方は2人以上の組織であれば導入すべきだ、と話していた。
社長の人間性やカリスマ性に頼るのではなく、誰がトップに立っても機能する仕組みを作る。
これが、会社を長期的に存続させて、社員を守るための、一番の近道なんだ。
厳しいけど、このドライな考え方こそが、結果的に会社と社員を幸せにするんじゃないか、って俺は思ったよ。
確かに冷たい印象を与えてしまったり、誤解を招く表現だったりするのが、デメリットではあるんだけどな…
まとめ:仕事に対する「甘え」を捨てる時が来た
最後に、今回の話のまとめと、俺たちが今日からできることを整理しておくね。
- 「歯車になれ」の真意
- 自分の役割を明確に理解し、まずはそれを全うする
- 責任と評価
- 厳しい現実から目を背けずに、結果で評価されることを受け入れる
- 階層別コミュニケーション
- 自分の仕事に集中して、他者の役割に口出ししない
- 比較
- 常に社会と比較されている事実を認識し、どうすれば価値を上げられるか考える
俺も、ブログ運営で「誰に何を届けたいのか」っていう自分の役割を明確にして、毎日記事を書き続けてる。
でも、たまにさ、ちょっと手を抜いちゃったり、気分が乗らないから今日はサボろうかな…なんて、甘えが出てくることもあるんだ。
そんな時に、この「識学」の話を思い出して、「いや、お前は歯車としてちゃんと動け!」って、自分に喝を入れようと思う。
この厳しいけど本質的な考え方、みんなはどう受け止めたかな?
それでは、また次の記事で!