株式市場
25日の株式市場は軟調に推移しました。
S&P500は3日ぶりに下落。ナスダック100指数は小幅高で引けた。
株式 | 終値 | 前日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500 | 5722.26 | -10.67 | -0.19% |
ダウ工業株30 | 41914.75 | -293.47 | -0.70% |
ナスダック | 18082.21 | 7.69 | 0.04% |
マイクロン・テクノロジーはこの日決算を発表。時間外で一時10%上昇した。
各主要指数のチャートはこんな感じです。
S&P500
NYダウ平均
ナスダック
ラッセル2000
ヒートマップはこのような状態になっています。
債券市場
米国債市場は、5年債入札とオラクルの起債が注目され、利回りは上昇しました。
国債 | 直近値 | 前日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 4.14% | 6.0 | 1.47% |
米10年債利回り | 3.79% | 6.1 | 1.63% |
米2年債利回り | 3.56% | 2.1 | 0.60% |
為替市場
ニューヨーク外国為替市場は、1ドル=144円後半で取引を終えています。
原油先物
ニューヨーク原油先物市場は大幅反落。
リビアの東西両勢力が新中央銀行総裁の指名で妥協したため、同国の原油生産の再開につながるとの見方から売りが出た。
WTI先物は前日比1.87ドル(2.6%)安の1バレル=69.69ドルで取引を終えています。
金先物
金相場は小幅ながら5日続伸、最高値を更新しました。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、7.70ドル(0.3%)高の1トロイオンス=2684.70ドルで取引を終えてます。
指標
投資家の恐怖を表すVIX指数は、現在15.40。(前回は15.38)
強欲指数であるFear&Greed Indexは、”強欲”に位置しています。
まとめ
今の米国市場参加者は”将来の利下げペース”に関心が移っています。
27日に発表されるPCE統計が今週の焦点となってきます。
そしてついに、11月の大統領選まで2ヶ月を切りました。その行く末によって米経済の未来が変わってくるでしょう。
※その前に経済データが悪化しようものなら、かなり状況としてはマズイですけどね…
対して日本は、20日の日銀政策決定会合の植田総裁の発言や中国の景気刺激策の発表から、またしても円安の流れになっています。
とはいえ今決まったことは「日本は金融政策を現状維持」これです。
この事実を踏まえた上で投資判断をしていきたいですね。
いつも書いていますが、大事なのは今市場にあるリスクを認識しつつ、最悪&最高のシナリオを考えて、後悔のないポジションをとっていくことです!
相場に居続けることを考えて、そして株価が上昇したとしても暴落したとしても納得いく投資を行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。