資金調達の手段として、売掛金を現金化できる「ファクタリング」という方法が存在します。
※メリット&デメリットについてまとめた記事も合わせてご確認ください。⇩
ファクタリングは個人事業主&フリーランスでも利用できます。
(ファクタリング会社のサービス内容によるので、全ての会社ができるわけではありませんので、そこのところはご注意ください)
ファクタリングを利用する際や選ぶ際には注意点があるため、事前に知っておくと安心できます。
そこで今回は『個人事業主&フリーランス向けファクタリング会社5選【選び方&注意点も解説!】』というテーマでお届けしていきます。
個人的に選出したファクタリング会社を複数ご紹介しているので、
😀「個人事業主を対象にしたファクタリング会社を知りたい!」
😀「資金調達の手段を知って、事業を発展させていきたい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは本題に参ります。
個人事業主でも利用できるファクタリング会社5選
結論コチラの5社です。
- 株式会社No.1
- PAY TODAY(ペイトゥデイ)
- ペイトナーファクタリング
- labol(ラボル)
- QuQuMo
株式会社No.1
株式会社No.1は、ファクタリングサービスだけでなく経営支援コンサルティングも行っています。
資金繰りに関する相談ができ、審査も柔軟に対応してもらうことができます。
また、申し込みから契約までオンラインで完結するため、日本全国での対応が可能です。
必要書類は通帳コピー(3か月分)、決算書(直近のもの)、請求書の3点と少なく手間をあまりかけずに資金調達ができます。
買取可能額 | 10万円〜5,000万円 |
手数料 | 1%〜15% |
審査スピード | 最短30分 |
入金スピード | 最短即日 |
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必要書類の少なさ | 〇 |
審査の柔軟さ | 〇 |
公式サイト⇨https://no1service.co.jp/factoring/kojin/


PAY TODAY
PAY TODAY(ペイトゥデイ)は、全ての手続きをオンライン上で完結できます。
AIファクタリングを導入しており、審査もAIが行うため最短30分で資金調達が可能です。
手数料が低めに設定されている他、売掛債権の買取可能額も10万円から利用できるので、個人事業主やフリーランスの方も利用しやすいでしょう。
アカウント作成の手間はありますが、それ以外はシンプルに利用できるため、ファクタリングを気軽に始めたいという方に向いています。
最短入金 | 最短30分 |
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審査通過率 | 個別問い合わせ |
手数料 | 1%~9.5% |
ファクタリングの契約方式 | 2者間 |
買取可能額 | 10万円~上限なし |
オンライン対応 | 〇 |
提出書類 | 直近の確定申告書B一式 通帳のコピーまたはインターネットバンキングの明細書 請求書 申込人の本人確認書類 |
運営会社 | Dual Life Partners株式会社 |
公式サイト⇨https://paytoday.jp/

ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリングは、フリーランスや個人事業主向けのファクタリング会社です。
申し込みから最短10分で入金してもらえるので、今すぐに資金調達したい方におすすめです。
手数料は一律10%なので、事前にどれくらい手数料がかかるか確認できるため安心です。
小額から対応してもらえるのは魅力的ですが、初回は25万円までしか資金調達できないため、高額な資金調達をしたい方は注意が必要です。
最短入金 | 最短10分 |
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審査通過率 | 個別問い合わせ |
手数料 | 一律10% |
ファクタリングの契約方式 | 2者間 |
買取可能額 | 初回:最大25万円 2回目以降:最大100万円 |
オンライン対応 | 〇 |
提出書類 | 請求書 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど) 直近3か月の銀行口座入出金明細 |
運営会社 | ペイトナー株式会社 |

公式サイト⇨https://paytner.co.jp/factoring/
labol(ラボル)
labol(ラボル)は24時間365日振込対応可能で、申し込みから最短60分で資金化可能なので、できる限り早く資金調達したい方におすすめです。
また、手数料は一律で10%のため、他社に比べて手元に残る金額が上下してしまう心配がなく、安心してファクタリング後の予定や計画を立てることができます。
labolは、個人の利用に特化して設計されているのでフリーランスや個人事業主にはうってつけなサービスです。
最短入金 | 最短30分 |
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審査通過率 | 個別問い合わせ |
手数料 | 一律10% |
ファクタリングの契約方式 | 2者間 |
買取可能額 | 1万円~必要な金額 |
オンライン対応 | 〇 |
提出書類 | 本人確認書類 請求書 取引を示すエビデンス |
運営会社 | 株式会社ラボル |
公式サイト⇨https://labol.co.jp/?testPattern=A

QuQuMo
QuQuMoは、オンラインで手続きすべてが完了するため、ネット上で申し込みや審査、契約などを済ませたい方に向いています。
また、審査時の必要書類が少なく、売掛債権の買取可能額は無制限なので、事業規模に関係なく柔軟な審査が期待できるます。
しかし、手数料の振り幅が1%~14.8%と大きく、場合によっては受け取る金額が少なくなることもあるので事前に確認しておくと、安心して契約ができます。
最短入金 | 最短2時間 |
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審査通過率 | 個別問い合わせ |
手数料 | 1%~14.8% |
ファクタリングの契約方式 | 2者間 |
買取可能額 | 金額上限なし |
オンライン対応 | 〇 |
提出書類 | 請求書 通帳 |
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
公式サイト⇨https://ququmo.net/

その他のファクタリング会社
えんナビ
公式サイト⇨https://ennavi.tokyo/

MSFJ株式会社
公式サイト⇨https://msfj.co.jp/


ファクタリング会社の選び方&注意点
ファクタリング会社は非常に数多くあるため、どの運営会社を選ぶべきか悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
そんな方は以下の点を押さえておいてください。
- 1、個人事業主でも利用可能か?
- 2、少額の場合は買取可能額の下限を確認
- 3、手数料は下限だけでなく上限やその他条件も確認
- 4、会社を信用できるか?
- 5、「償還請求権(リコース)なし」で契約
- 6、「審査が絶対に通る」を謳うファクタリング会社に注意
1、個人事業主でも利用可能か?
今回紹介したファクタリング会社は個人事業主も利用可能ですが、全ての会社がそうとは限りません。
中には個人事業主の利用を不可としているファクタリング会社もあります。
ご自身の状況に合わせて、適したサービスを提供している会社を選出していく必要があります。
2、少額の場合は買取可能額の下限を確認
買取可能額の下限を50万円前後と定めているファクタリング会社も多いです。
売掛金の金額が低いと利用できない会社もあるため、少額から取引ができる運営会社を探さなければいけない場合があります。
3、手数料は下限だけでなく上限やその他条件も確認
ファクタリングを利用する際、最も気をつけなければいけないことの一つは「手数料」です。
手数料は会社ごとに違うので、手数料の上限に関しては、きちんと確認する必要があります。
個人事業主の場合、なるべく手数料がかからないファクタリング会社を探しましょう。
しかしどれだけ手数料が安くても、長期継続を条件にしていたり、最低利用額が高額になったりと、つけられた条件で資金繰りが圧迫されるケースもあります。
信頼できるファクタリング会社を見つけることが重要になります。
4、会社を信用できるか?
ファクタリング会社の中には悪徳業者が紛れている可能性があります。
利用前には必ず、事業所・固定電話・公式サイトなどの会社情報が曖昧になっていないか、会社の実績などを確認しましょう。
そして、いくつかの会社を比較して信用できる会社を選ぶ必要があります。
5、「償還請求権(リコース)なし」で契約
ファクタリングは原則として償還請求権なしのノンリコース契約となっています。
もし売掛先の倒産などにより売掛金が支払われなかった場合でも、利用者が売掛金相当額を支払う義務はなく、ファクタリング会社が損失を負担します。
償還請求権ありの契約は実質的には融資となるため、偽装ファクタリングの可能性もあります。
※ちなみに偽装ファクタリングは貸金業法違反にあたります。
利用の際には”必ず”償還請求権なし(ノンリコース)の契約になっているか契約書を確認するようにしましょう。
6、「審査が絶対に通る」を謳うファクタリング会社に注意
大前提として、審査に絶対通るファクタリング業者は存在しません!
「絶対に審査が通るファクタリング」を謳う業者は、手数料が高いだけの悪徳業者である可能性があります。
前述したように、できる限り社会的信用や信頼の高い、実績のあるファクタイング会社を利用しましょう。
まとめ
今回は『個人事業主&フリーランス向けファクタリング会社5選【選び方&注意点も解説!】』というテーマでお届けしてまいりました。
ファクタリングは即座に現金を調達できるメリットの多い手段になります。
上手に活用すれば資金繰りの改善、自身の事業を大きく発展することができます。
しかし注意点でも解説したように悪徳業者が紛れていたり、手数料が思いのほか高かったりする場合があるため、利用前に必ず見積もりを取る必要があります。
見積もり自体は無料でできるファクタリング業者もあるため、複数社にあいみつ(相見積もり)をとって、自分に合ったファクタリング会社を選んでください。
賢く資金を調達して事業を伸ばしていきましょう!
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。