あなたのビジネス、ナンバーワンじゃなくても勝てる理由
「日本で一番高い山は?」
って聞かれたら、ほとんどの人が「富士山!」って答えるよね。
じゃあ、「2番目に高い山は?」って聞かれたら…?
……うん、なかなか出てこないはずだ。
たぶん、多くの人が「えっと…北岳?」とかって、ちょっと考えてから答える。
俺もぶっちゃけそうだった。
この「富士山と北岳の差」が、ビジネスにおける「ナンバーワン」の超重要なポイントなんだ。
誰もが知っているトップと、知る人ぞ知る2番手、3番手。
この差は、ビジネスの成否を大きく左右する。
でも、「うちみたいな小さな会社がナンバーワンなんて無理だよ…」って思う人も多いんじゃないか?
大丈夫。今日紹介するのは、そんな俺たちみたいな小さな会社でも、勝てる「ナンバーワン戦略」と、もしそれが無理でも、ちゃんと勝つための「ナンバー3戦略」についてだ。
YouTubeで学んだ、勝つためのポジショニング戦略を、俺なりに噛み砕いて解説していくぞ。
【Point 1】「ナンバーワン」はつくるもの
まず、最初に知っておくべきことは、ナンバーワンは必ずしも「売上」や「規模」だけじゃないってこと。
市場全体でトップを取るのは、資本力のある大企業じゃないと難しい。
でも、特定の分野で、特定のやり方で、ナンバーワンの座を狙うことはできる。
ナンバーワンには、こんな種類がある。
- マインドシェアナンバーワン:顧客の頭の中で、その商品やサービスが一番最初に思い浮かぶ状態。「コピー機といえばゼロックス」「宅配ピザといえばドミノピザ」みたいな感じ。
- カテゴリーナンバーワン:市場をさらに細かく絞り込み、そのニッチな分野でトップを取る。「ベビーオイル美容市場でナンバーワン」「社長向け手帳でナンバーワン」など。
- タイムシェアナンバーワン:顧客の時間を最も占有している状態。長く使ってもらうことで、ファンになってもらう戦略。
- 感情シェアナンバーワン:お客さんに「好き!」「信頼できる!」と思ってもらえる率がトップ。ディズニーやスタバなんかは、この戦略がうまい。
俺たちみたいな中小企業が狙うべきは、市場全体ではなく、特定の切り口でのナンバーワンだ。
つまり、「市場を絞り込んで、その中で一番になる」ってこと。
【Point 2】ナンバーワンになるための「7つのステップ」
どうやって、狙った分野でナンバーワンになるか?
動画では、そのための具体的なステップが紹介されていた。
- カテゴリーの再定義まずは、狙う市場を徹底的に絞り込む。地域、人、ジャンルなど、3つのパターンで絞り込めば、ライバルはぐっと減る。例えば、「都内で」「忙しい社長向けの」「コーチング」といった具合だ。
- 一行キャッチコピー絞り込んだら、「〇〇で日本一売れている社長専用手帳」のように、条件付きのナンバーワンを名乗る。これは「自称」でもOKな場合がある。
- 検索ナンバーワン絞ったキーワードで、検索結果のトップを狙う。SEO対策を徹底して、「〇〇とは」で検索したときに、自分のサイトが最初に出てくるようにする。
- 比較を作る自社と他社を比較する表を作って、自分の強みを視覚的にアピールする。「ポジショントーク」としてめちゃくちゃ強力な武器になる。
- エビデンスを作るナンバーワンの主張を裏付ける証拠を用意する。一番簡単なのは、お客さんの声だ。「なぜここを選んだのか」を具体的に書いてもらうのがポイント。
- 権威付けの仕掛け受賞歴や導入実績(上場企業、行政など)、講演会の実績などをアピールして、信頼性を高める。
- リピート率でナンバーワン最終的に目指すべきはここだ。リピート率や継続回数でトップを取る。顧客生涯価値(LTV)を高めることで、業界での地位を確固たるものにできる。
このステップを踏めば、規模は小さくても「この分野ではナンバーワンだ」と、お客さんに思ってもらえる。
【Point 3】それでもナンバーワンになれないなら…「ナンバー3戦略」で勝つ
「でも、どうしてもナンバーワンになれそうにない…」
そんなときは、無理にトップを目指すのをやめて、あえて「ナンバー3」のポジションを狙う戦略が有効だ。
- ナンバーワンは「王道」「定番」「みんなが選ぶ安心感」。
- ナンバー2は「チャレンジャー」「価格競争」「お得さ」。
- ナンバー3以下は、「ニッチ」「こだわり」「共感」を追求する。
あえて「ニッチだから常連しか選ばない」「好き嫌いが分かれるからこそ、熱狂的なファンがいる」といったメッセージで、特定の層に深く刺さるようにする。
例えば、コーヒー豆の市場で、3番目に人気のコーヒー豆を打ち出した会社があったらしい。
「定番の豆じゃ満足できない、こだわりを持つ人へ」というメッセージで、コアなファンを獲得し、リピート率と購買単価を上げたという。
王道を狙うのではなく、あえて王道から外れて、熱狂的なファンだけを相手にする。
これが、小さな会社が生き残るための、もう一つの戦い方なんだ。
【追加】競争優位を築くための「3つの企業戦略」
さっき、「ナンバーワンはつくれる」って話をしたけど、その「ナンバーワン」をどういう方向性でつくり上げるか、っていうのもめちゃくちゃ大事だ。経営学の世界では、この「どうやってライバルに勝つか?」という戦略を、大きく3つに分けているんだ。
これは、ハーバード大学のマイケル・ポーターって人が提唱したもので、通称「競争優位の3つの基本戦略」って呼ばれている。これを理解しておけば、あなたのビジネスがどの方向に向かうべきか、より明確になるはずだ。
- コストリーダーシップ戦略
これは、徹底的にコストを削減して、業界で一番安く商品やサービスを提供する戦略だ。大量生産や効率的なオペレーションでコストを下げ、競合よりも低い価格で勝負する。例えば、ユニクロは、企画から生産、販売までを自社で一貫して行うことで、高品質な衣料品を低価格で提供している。みんなが買う安心感のある定番商品で、この戦略を成功させているんだ。 - 差別化戦略
これは、価格競争に巻き込まれないように、自社の商品やサービスに「独自性」や「特別な価値」を持たせる戦略だ。ブランド力、デザイン、機能、顧客サービスなど、他社には真似できない強みで勝負する。スターバックスは、ただのコーヒーショップじゃない。彼らが提供するのは、「サードプレイス」という、家でも職場でもない特別な空間だ。値段は少し高くても、その空間やサービスに価値を感じるお客さんでいつも賑わっている。 - 集中戦略(ターゲット集中戦略)
これは、特定の狭い市場や顧客層に絞って、そのニーズに特化した商品やサービスを提供する戦略だ。「ナンバーワン戦略」と一番相性がいいのが、この集中戦略だ。例えば、全国のすべての人をターゲットにするのではなく、「忙しい社長向けのコーチング」や「赤ちゃんにも使える肌に優しい化粧品」といった、特定のニッチな市場に特化する。市場を絞ることで、その分野での専門性を高め、お客さんにとっての「唯一無二」の存在を目指すんだ。
【まとめ】自分の「ナンバーワン」を見つけ出そう
今回は、ビジネスで勝つための「ナンバーワン戦略」と、もしそれが無理でも勝てる「ナンバー3戦略」について解説した。
この話を聞いて、「よし、うちもこの分野でナンバーワンになるぞ!」と、燃えてくれたら嬉しい。
でも、もし「いや、うちにはナンバーワン戦略は合わないな…」と感じたとしても、それはそれでOKだ。
だって、ナンバーワンだけが正解じゃないから。
自分の会社の強みや、提供しているサービスの特性に合わせて、「どういうポジションで戦うか」をじっくり考えることが、何よりも大事だ。
この記事が、あなたの会社の未来を考えるきっかけになったら嬉しい。
自分の「ナンバーワン」を見つけて、一緒にビジネスを最高に楽しんでいこうぜ!


