【危険信号】優秀な人ほど気づいていない「学習性無力感」から抜け出す方法
どうも、なおモンです。
みんなは、今の会社に満足してる?
「給料が上がらない」「人間関係が最悪」「なんか仕事にやりがいを感じない…」
もし、そんなふうに感じてるなら、もしかしたらそれは、転職を考えるタイミングなのかもしれない。
俺も昔、めちゃくちゃ不満を抱えながら、会社に勤めていた時期があった。
「こんな無駄な会議、何の意味があるんだ…」
「どうせ頑張っても評価されないなら、適当にやろうかな…」
でも、結局そういうマインドで働いていると、自分もつらいし、周りにも迷惑をかける。
そして何より、そんな状態を放置すると、自分の人生までネガティブになってしまう。
今回は、「転職すべきタイミング」について、俺の考えを交えながら、本音で話していくよ。
「会社に全く期待が持てなくなった時」が転職のサイン
結論から言うと、転職を考えるべきタイミングは、「会社や職場に全く期待が持てなくなった時」だ。
これは、会社と君の「価値観」が、根本的にずれている証拠なんだ。
経営者も、社員が「この会社、なんか違うな…」と感じているのは、だいたい気づいている。
そして、内心では「この子は、ウチの会社よりも、もっと合った会社に転職した方がいいだろうな…」って思ってる。
なぜなら、能力や労働条件は、お互いの歩み寄り次第で調整が可能だ。
でも、価値観だけは、どれだけ話し合っても分かり合えないことがある。
それはまるで「宗教戦争」だ。お互いに自分の信じるものが絶対で、相手を理解できない。
この「期待が持てない」状態が長く続くと、人は「どうせ何をしても無駄だ」と学習してしまう。
心理学で言う「学習性無力感」だ。
これは、うつ病の原因にもなる、めちゃくちゃ危険な状態なんだ。
「期待が持てない」って、具体的にどういうこと?
「期待が持てない」状態って、日々の小さな失望の積み重ねだ。
例えば、
- 会社は「チームとしての売上」を期待してるのに、君は「自分の成績だけ上げたい」と思っている。
- 「有給が取りやすい」と聞いていたのに、実際は誰も有給を取っていない。
こんなふうに、お互いの期待がずれていると、必ずどこかで不満が生まれる。
君が不満に感じている、「無駄な社内ルール」「実力無視の年功序列」「給料」「休み」といった問題は、これから先、改善される見込みがあるだろうか?
もし、10年後、20年後も、この状況が変わらないと強く思うなら、それはもう、その会社との関係は実質的に終わっていると言える。
【辛口反論】「転職は『逃げ』じゃないの?」
「嫌なことがあったらすぐ辞めるのは、ただの逃げじゃないか?」
「今の会社で頑張って、なんとかするべきだ!」
そんな意見、ごもっともだ。
でも、俺は違うと思う。
自分に合った場所を探すことは、決して「逃げ」じゃない。
むしろ、いやいや我慢して関係を続けることの方が、会社に対しても失礼だ。
「この会社のためなら、頑張れる!」
そう思えない会社で、自分をすり減らしながら働く必要はない。
自分の人生なんだから、もっと気軽に、自分の価値観に合う会社を探し続けても良いんじゃないか?
転職活動の前に、絶対やるべき「たった一つのこと」
「よし、転職するぞ!」って思った君に、一つだけ、絶対にやってほしいことがある。
それは、「自分の価値観をはっきりさせる」ことだ。
転職エージェントに相談する前に、一度立ち止まって、自分自身と向き合ってみてほしい。
- 自分はどんな人間で、どう生きたいのか?
- 仕事を通じて、何を実現したいのか?
- どんな会社が、自分にとっての「良い会社」なのか?
これを明確にしないまま転職活動を始めても、どんなに優秀なエージェントでも、君にぴったりの会社は見つけられない。
なぜなら、完璧な会社なんて存在しないからだ。
自分の価値観を明確にして、「これだけは譲れない」という軸を持てば、最適な会社が見つかる確率は格段に上がる。
まとめ
今回は、転職を考えるべきタイミングについて話してきた。
- 「会社に期待が持てなくなった時」が、転職の最適なタイミング。
- それは、会社と自分の「価値観」が根本的にずれているサインだ。
- 無理に我慢する必要はない。自分に合った場所を探すことは「逃げ」ではない。
- 転職活動の前に、まずは「自分の価値観」を徹底的に洗い出すこと。
正直、自分の人生をどう生きるかは、自分自身にしか決められない。
会社に不満を抱えながら、毎日をネガティブに過ごすのか。
それとも、勇気を出して一歩踏み出し、自分の価値観に合う場所を探すのか。
その選択は、君にしかできない。
もし、今の会社に全く期待が持てないなら、それは、新しい一歩を踏み出す時なのかもしれない。


