どうも、なおモンです。
みんな、お金って何に使ってる?
給料日になったら、まず何に使うか考えるよね。
- 先週から狙ってたブランドの服を買う
- 友達とパーッと飲みに行く
- 好きなゲームの新作に課金
俺も昔はそうだった。
欲しいものを買って、美味いものを食って、それで「幸せ〜」って思ってた。でも、正直な話、その幸福感って一瞬なんだよな。
次の給料日までには、買った服も、食べたご飯も、課金したゲームも、全部過去のものになってる。そしてまた次の給料日に向けて、「何買おうかな」って考えてる自分がいる。
これって、なんか虚しくない?
お金を使うことで得られるのは「一時的な快楽」であって、「永続的な幸福」じゃないんじゃないかって、最近思うようになったんだ。
じゃあ、どうすればお金で「永続的な幸福」を手に入れられるんだろう?
実は、ハーバード大学の研究とか、色々なデータから、「良いお金の使い方」には、ある程度の法則があるってことがわかってきたんだ。
幸福の土台は、お金だけじゃない
まず、お金の使い方を考える前に、そもそも人間って何に幸せを感じるのかを知っておく必要がある。
ハーバード大学が何十年もかけて研究した結果、「良い人間関係」が幸福度を高めるって結論を出してるんだ。
他にも、ギャラップ社の調査によると、幸福度には以下の5つの要素があるらしい。
- 仕事の幸福: 自分の仕事に満足してるか
- 人間関係の幸福: 家族や友人、恋人と良い関係を築けてるか
- 経済的な幸福: お金に困ってないか
- 身体的な幸福: 健康か
- 地域社会の幸福: 住んでる場所やコミュニティに貢献できてるか
そして、この幸福の土台となるのが、
- 人的資本(稼ぐ力)
- 金融資本(財産)
- 社会資本(人とのつながり)
の3つ。
これは橘玲さんが「幸福の資本論」っていう書籍で解説しているぞ。気になったら読んでみてくれ!
幸福ってのは、この3つのバランスが取れた状態のことなんだって。
だから、「お金さえあれば幸せ」って考え方は、そもそも間違ってるってこと。
投資よりも大切な「自分への投資」
じゃあ、この幸福の5つの要素を高めるために、具体的にどうお金を使えばいいのか?
色々な研究結果を参考にすると、良いお金の使い方は7つの項目に分けられる。
その中でも、特に俺が重要だと思ってるのが、「教育(自己投資)」だ。
このブログでも、手を変え品を変え繰り返し伝えてきたことでもある。
「自己投資が最高の投資」ってよく聞くけど、これって本当にそうなんだよ。
なぜなら、自己投資は「人的資本(稼ぐ力)」を高める直接的な手段だから。
- 仕事に役立つ資格の勉強
- 新しいスキルを学ぶためのセミナー
- 本を読んで知識を深める
これらに使うお金は、将来的に自分の収入を増やしてくれる可能性を秘めている。
一時的な快楽のための出費とは違って、あなたの人生を根本から変える力があるんだ。
ただし、ここで注意してほしいのは、なんでもかんでも自己投資すればいいってもんじゃないってこと。
「とりあえず英語の勉強でもするか」とか、「プログラミング流行ってるから始めてみるか」みたいな、目的のない自己投資は、結局続かずに終わる。
自分の才能や興味がある分野を見極めて、そこに時間とお金を集中させることがめちゃくちゃ大事なんだ。
時間こそが最も貴重な資産だ
自己投資と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に重要かもしれないのが、「時間」を買うという考え方。
- 食洗機やロボット掃除機などの時短家電
- 家事代行サービス
- 通勤時間を減らすための引っ越し
これらに使うお金は、一見もったいないように感じるかもしれない。でも、時間ってのは、どんなにお金持ちでも、どんなに偉い人でも、平等に与えられた有限の資源なんだ。
その貴重な時間を、あなたが本当にやりたいことに使うために、お金で時間という資産を買い取る。
これこそ、資本主義社会を生き抜くための最強の戦略だと俺は思う。
「でも、家事代行とかって高そう…」って思った人もいるかもしれない。
俺も最初はそう思ってた。でも、よく考えてみてほしい。
もし、あなたが1時間あたり2,000円で家事代行を頼んだとして、その1時間であなたが仕事をして5,000円稼げるとしたら、3,000円の利益が生まれてるってことだよね。
さらに、家事にかかるストレスが減ることで、心に余裕が生まれて、もっと良いパフォーマンスが出せるかもしれない。
お金で時間を買うってのは、単なる消費じゃなくて、未来の自分への投資なんだ。
感謝と貢献は、巡り巡って自分を幸せにする
お金の使い道で、もう一つ忘れてはいけないのが、「感謝」と「貢献」だ。
- 家族や友人へのプレゼント
- お世話になった人への感謝の気持ちを込めた食事
- 寄付やボランティア
「お金は回すもの」ってよく言うけど、この感謝と貢献に使うお金は、まさにそれ。
誰かのために使ったお金は、巡り巡ってあなたの人間関係を豊かにしてくれる。そして、その豊かな人間関係こそが、最終的にあなたの幸福度を高めてくれるんだ。
もちろん、お金をかけずに感謝を伝える方法はたくさんある。でも、お金を使うことで、よりダイレクトに感謝の気持ちを伝えられる場面もあるよね。
たとえば、家族の誕生日にちょっと良いレストランを予約するとか。
「お金=感謝」じゃないけど、お金を感謝の気持ちに乗せることで、相手との絆を深めることができる。
そして、その絆が、あなたの幸福の土台となる「社会資本」を強くしてくれるんだ。
批判的な意見への反論
「でも、お金は結局、自分の好きなものに使うのが一番幸せでしょ?」
って思う人もいるかもしれない。
たしかに、自分にとって価値のあるもの、好きなものにお金を使うのは、めちゃくちゃ大事。
俺も、自分の趣味にはバンバンお金を使ってる。
でも、それで一時的に気分は良くなるかもしれないけど、それだけで永続的な幸福は得られない。
それどころか、お金を湯水のように使うことばかり考えていると、「もっと欲しい」「もっともっと」っていう欲望のループに陥って、最終的には幸せから遠ざかっていく。
「好きなものにお金を使う」ってのは、幸福のピースの一つに過ぎない。
それだけじゃなくて、自己投資して「稼ぐ力」を身につけたり、時間を買って「人生の自由」を手に入れたり、感謝や貢献で「人とのつながり」を深めたり。
色々な使い方をバランスよく実践することこそが、本当の幸福への道なんだ。
まとめ:お金の「正しい」使い方は、自分で見つけるしかない
お金の使い道に正解はない。
なぜなら、人それぞれ価値観もライフステージも違うから。
だけど、幸福度を高めるためのヒントは、今日の記事で紹介したように、たくさんの研究やデータで示されている。
- 教育(自己投資)
- 感謝
- 投資
- 健康
- 貢献
- 個性
- 時間
この7つの項目を参考にしながら、自分にとって本当に価値のあるお金の使い方を見つけていってほしい。
そして、ただ消費するだけじゃなくて、お金を使うことで、自分自身や周りの人を幸せにするという意識を持ってほしい。
そうすれば、あなたの人生はきっと、今よりもっと豊かになるはずだ。