最低賃金1,118円到達!ノーガードだとマズイ!経営者が今すぐやるべき「3つのこと」
はいどうも、なおモンです。
最近、ニュース見てると「最低賃金、過去最大の引き上げ!」って話題で持ちきりだよね。
働く側の人たちにとっては「よっしゃー!給料上がる!」って思ってる人もいるかもしれないけど、特に経営者、自営業の人にとっては、これ、マジでマズイ状況だって気づかなきゃいけない。
俺もこのニュースを見たとき、「うわ、来たか…」って正直ビビった。
だって、2025年10月から、最低賃金が全国平均で1,118円になるんだって。
前年から63円、率にして6%のアップ。金額も引き上げ率も過去最大。
もちろん、働いている人にとっては喜ばしいことだし、生活が楽になるのは大賛成。
だけど、その裏側で、中小零細企業や地方の体力のない会社は、もうヒーヒー言ってるんだ。
今回は、この大波をどう乗り越えるか。俺が考える「生き残るための3つの対策」を共有して、みんなと一緒に今後の日本の未来を考えていきたいと思う。
人件費高騰の波に飲み込まれる会社、飲み込まれない会社
「給料上げたいけど、利益が出ない…」
これは、多くの経営者が抱えているジレンマだ。
給料を上げないと、社員は物価高で苦しいし、優秀な人材はどんどん大手企業に流れていく。
結果、人手不足になって、さらに業績が悪化するっていう、負のスパイラルに陥っちゃう。
政府は、「2020年代に全国平均1,500円」っていう、かなり高い目標を掲げてる。
つまり、今回の引き上げは序章に過ぎなくて、これからも賃上げの波はどんどん強くなっていくってこと。
この波に飲まれずに、むしろチャンスに変えていくためには、ただ嘆いているだけじゃダメだ。
生き残るための3つの対策
じゃあ、具体的に何をすればいいのか?
俺は、次の3つをすぐにでも実行に移すべきだと思ってる。
1. 自社の「値上げ必要額」を正確に計算する
いきなりだけど、自分の会社の「人件費」と「粗利」、正確に把握してる?
「最低賃金が上がったから、なんとなく値上げしなきゃな…」
っていうフワッとした感覚じゃダメだ。
「時給を〇〇円上げると、年間で人件費が〇〇円増える。これを賄うには、売上を〇〇%アップさせる必要がある。じゃあ、商品の価格を〇〇円値上げしよう」
っていう具体的な数字を出すことが、すべての始まりだ。
中小企業庁が公開している「価格交渉のための指針フォーマット」なんかも活用して、原材料費や光熱費、そして人件費の上昇分を細かく計算してみよう。
2. 根拠を持って「値上げ交渉」に挑む
「すいません、資材費が上がったので…」
みたいな曖昧な理由で値上げ交渉して、ハイ終わり!って会社、マジで多い。
それじゃ、相手も「はい、そうですか」って言ってくれない。
ここで大事なのは、「具体的な数字&根拠」だ。
「昨年の人件費は〇〇円でしたが、最低賃金引き上げにより、来年は〇〇円になります。この上昇分を賄うためには、〇〇円の値上げが必要になります」
って、ロジカルに説明する。
もし一度断られても、諦めないこと。
「じゃあ、この商品の価格だけでも…」って感じで、粘り強く交渉を続けることで、相手も「そこまで言うなら…」って話を聞いてくれる可能性がグッと上がる。
3. 国の補助金を活用して「自動化・省人化」に投資する
人件費が上がるなら、「人を雇わなくても事業が回る仕組み」を作るしかない。
「そんなこと言ったって、うちにはそんなお金ないよ…」って思うかもしれないけど、だからこそ国の補助金を徹底的に活用するんだ。
実は、国は人手不足対策のために、省人化・省力化の取り組みに対して、めちゃくちゃ手厚い補助金を用意してくれてる。
特に「ものづくり補助金」は、中小零細企業でも使いやすい。
従業員5名以下の会社でも最大750万円、21名以上の会社なら数千万円規模の補助金がもらえるチャンスがある。しかも、採択率も高い。
このお金を使って、新しい機械を導入したり、業務システムを構築したりして、人がいなくても事業が回る体制を今のうちに作っておく。
これが、この先10年、会社を生き残らせるための、一番確実な方法だと思う。
「うちみたいな小さな会社には無理でしょ?」というあなたへ
「はいはい、わかった。でも、結局それは体力のある会社の話でしょ?うちみたいな零細企業に、そんな補助金も値上げ交渉も無理だよ…」
って思ってるそこの君。
その気持ち、すごくわかる。俺も昔はそう思ってた。
でもね、「行動しないこと」が、一番のリスクなんだ。
今回の最低賃金の引き上げは、「行動を起こす最後のチャンス」だと俺は捉えてる。
動かなければ、いつか必ず来る「人件費高騰」と「人手不足」の波に飲み込まれて、会社は消滅してしまう。
そうなる前に、まずは「一歩」踏み出そう。
補助金について調べてみる、値上げの計算をしてみる、たったそれだけでも、未来は確実に変わっていくから。
まとめ:未来に投資する勇気を持て
今回の最低賃金の引き上げは、確かに中小企業にとって厳しい現実を突きつけている。
だけど、見方を変えれば、「経営を見直す絶好の機会」でもあるんだ。
- 賃上げの必要額を具体的に計算する
- 根拠を持って価格交渉に挑む
- 国の補助金を活用して自動化・省人化に投資する
この3つの対策を徹底的に実行して、「物価高でも、人手不足でも、社員に還元できる強い会社」を目指していこう。
未来は、嘆く人じゃなくて、行動する人にしか開かれない。
さあ、一緒に戦っていこうじゃないか。