社員の心が離れる「ヤバい口癖」と、今日からできる感謝の伝え方
なぁ、みんなは今の仕事に「生きがい」を感じてるか?
「生きがいなんて、そんな大げさな…」って思った人もいるかもしれない。
でもさ、もしも「この仕事、最高に楽しい!」って思えたら、毎日会社に行くのがワクワクしないか?
今回、俺が紹介するのは、YouTubeチャンネル「青木仁志の『人生経営哲学』」から学んだ、「従業員エンゲージメント」についての話だ。
エンゲージメントっていうと、ちょっと難しい響きだけど、簡単に言えば「社員が会社にどれだけ愛着や貢献意欲を持っているか」ってこと。
そして、このエンゲージメントを高めるために、リーダーや経営者が絶対に持つべき「心構え」と、絶対に言ってはいけない「ヤバい口癖」について、俺なりの視点で解説していくぜ。
上司の立場にある人はもちろん、「将来、自分はこんなリーダーになりたい」って考えてる人にも、ぜひ最後まで読んでほしい。
「使ってやっている」という勘違いから生まれる悲劇
まず、俺が一番グサッときたのが、多くの経営者やリーダーが陥りがちな勘違いだ。
それは、「社員を使ってやっている」「雇用してやっている」という、偉そうな態度。
これ、耳が痛い人、結構いるんじゃないか?
でも、冷静に考えてみてくれ。
社員は、人生の大半を会社という舞台で過ごしている。
会社が社員にとって、単なる「お金を稼ぐ場所」でしかなかったらどうなる?
当然、自己実現は仕事以外の場所で探すようになる。
そして、もっと良い環境を求めて、あっさり転職してしまう。
社員は、会社にとって、かけがえのない「パートナー」だ。
そのパートナーが、自分の人生の貴重な時間を捧げてくれていることに、感謝ができないリーダーなんて、正直言って「ろくなもんじゃない」と俺は思う。
結婚生活と同じ。「ありがとう」がなければ心は離れる
青木さんの話を聞いて、すごく腑に落ちたことがある。
それは、「社員への感謝は、結婚生活におけるパートナーへの感謝と同じロジックだ」ってこと。
奥さんや旦那さんに、「飯を作ってくれて当たり前」「家事をしてくれて当たり前」なんて思ってたらどうなる?
間違いなく、関係は冷え切っていく。
それと同じで、社員に対して「働いてくれて当たり前」と思っているリーダーの下では、決して良い組織は作れない。
「うちの会社を選んでくれて、ありがとう」
「今日も一日、頑張ってくれて、ありがとう」
この感謝の気持ちがあるかないかで、組織の雰囲気は全く変わる。
社員が「この人のためなら頑張ろう」って思えるのは、お金や肩書きだけじゃなくて、こういった人間的な魅力に惹かれるからだ。
そして、社員を心から幸せにしたいと願う純粋な動機は、良い商品を生み出し、良い営業を生み出し、結果として会社の成長につながるんだ。
「競い合う」のではなく「共に勝つ」という価値観
青木さんの会社には、社員同士を競わせるようなノルマがないらしい。
これ、一見すると「競争がないと成長しないんじゃないか?」って思うかもしれない。
でも、そうじゃない。
青木さんは「人を負かそうと思ったことは一度もない」っておっしゃってた。
自分の理想に対してベストを尽くした結果、周りがついてきてくれただけだと。
この「共に勝つ」という価値観が、社員の心を一つにする。
誰かを蹴落として自分が上がるのではなく、チーム全員で高め合っていく。
そんな組織文化があれば、社員は安心して自分の仕事に集中できるし、協力し合う喜びを感じることができる。
これこそが、お金では買えない、組織に属する喜びなんじゃないかと思うんだ。
「でも、理想論だろ?」って思う人へ
「言うのは簡単だけど、現実はそんなに甘くないだろ」って、そう思った人もいるかもしれない。
確かに、青木さんのような理想を追い求めるのは、簡単なことじゃない。
でもさ、「どうせ無理」って言って何もしないのと、「少しでも近づけるように努力してみる」のとでは、結果が大きく変わると思わないか?
青木さんだって、最初から完璧な経営者だったわけじゃない。
会社設立当初は、社員に辞められて苦労もしたそうだ。それだけじゃない、語られてない心労もあったことだろう。
その経験があったからこそ、「どうすれば社員に辞められない良い会社を作れるか」を常に考え、努力し続けているんだ。
俺たちも、今の職場の不満をただ口にするだけじゃなくて、「どうすればこの状況を良くできるだろう?」って、まずは自分の頭で考えてみることから始めてみようぜ。
まとめ:最高の仕事は、最高の「人」との出会いから生まれる
今回の動画を見て、俺は改めて、「仕事とは、自己実現の舞台であり、人と人との繋がりを深める場所だ」ってことを再認識した。
最高の仕事は、最高の「商品」や「サービス」から生まれるんじゃない。
最高の「人」との出会いから生まれるんだ。
もし、お前が今、リーダーの立場にあるなら、社員への感謝の気持ちを、心の中で思うだけじゃなくて、言葉や態度で伝えてみてほしい。
もし、これからリーダーを目指すなら、「この人と一緒に働きたい!」って思ってもらえるような、魅力的な人間になる努力を始めよう。
最高の仕事人生は、キミ自身の心構えと行動からしか生まれない。