おはこんばんにちは!なおモンです。
今回は、20代〜30代のビジネスパーソン、特に会社の行く末に不安を感じているキミたちに、耳の痛い話をしようと思う。
「ウェルビーイング経営」って言葉、最近よく聞くようになったよな?
聞いたことある人いる?
そのウェルビーング経営だけど、意識高い系の社長がやってる、なんかキラキラした取り組みって思ってないか?
甘いぜ、キミたち!
俺は長年、色んな会社を見てきたけど、この「ウェルビーイング経営」をマジでやらないと、会社が、いや、キミたちの未来がヤバいことになるって確信してる!
会社の危機は、実は君の危機
「うちの会社、最近なんか雰囲気悪いな…」
「同期が次々と辞めていくんだけど、これって普通なのかな?」
「現場がこのままだと組織崩壊しそうなんだけど…。社長分かってんのかな?」
こんな風に感じてるヤツ、正直に手を挙げろ!
…よし、結構いるな。(いる体で進めるぞ)
実は、この予感・危機感、めちゃくちゃ正しい。人間の直感って案外合ってるんだよな。
そして、それは他人事じゃない。会社の危機は、最終的にキミたちの給料やキャリア、ひいては人生設計に直結するんだ。
俺も昔、給料はそこそこもらってたけど、交代勤務で長時間労働、上司の顔色を伺い、会社にいる意味を見失いそうになった時期があった。
そのストレスからか酒に溺れる毎日だったぜ。(本当は酒を現実逃避の道具にするのはダメなんだけどな・・・)
あの頃は「辞めたい」って毎日思ってたな。でも、どこに行っても同じなんじゃないかって怖さもあった。
そんな時、「このままじゃダメだ」って思ったんだ。そして、会社が変わらないなら、自分が変わるしかないって。そう、現状に不満があるなら自己責任で行動を起こすべきなんだよ。会社が変わるのを待つだけじゃ、時間はあっという間に過ぎ去る。
ウェルビーイング経営って、結局何?
ポジティブな心理状態を追求する経営戦略
ウェルビーイング経営って聞くと、「社員が楽しく働けばいいんでしょ?」とか「福利厚生を充実させるんでしょ?」って思われがちだけど、それは表面的な話でしかない。
簡単に言えば、社員一人ひとりが”肉体的にも精神的にも社会的にも”満たされた状態(ウェルビーイング)を追求し、それが結果的に会社の業績向上に繋がるという経営戦略だ。
つまり、「社員を大切にする」という抽象的なお題目じゃなくて、具体的な行動として、社員の幸福度を上げて、それが会社の利益になるってこと。
「そんなこと言って、どうせ口だけだろ?」って思うよな。実際、そういう会社も多い。でも、本気で取り組んでいる会社は、確実に強い。社員のモチベーションも高いし、離職率も低い。そして、何よりイノベーションが生まれやすい環境なんだ。
俺の知ってる企業で、社員食堂のメニューを社員投票で決めたり、週に1回は強制的にノー残業デーにしたり(最近色々な企業で増えてきてるとは思う)、社内コミュニケーション活性化のために部活動を推奨したりしてる会社がある。
最初は「そんなことして意味あんのか?」って思ってたけど、蓋を開けてみたら社員の定着率がめちゃくちゃ上がってて、業績も右肩上がり。マジで目から鱗だったぜ。
組織崩壊のサイン、見逃してないか?
キミたちの会社、もしかしてこんなサイン出てないか?
- 離職率の異常な高さ: 「優秀な人から辞めていく…」と感じたら赤信号だ。
- コミュニケーションの希薄化: 会議で誰も発言しない、休憩中に私語が少ない、飲み会がなくなった…これ、末期症状だよ。
- 不満の噴出: 匿名掲示板やSNSで会社の悪口が飛び交う。社員のモチベーションはダダ下がりだ。
- 生産性の低下: 同じ仕事でも以前より時間がかかるようになったり、ミスが増えたりしてないか?
- 新しいアイデアが出ない: 誰も現状維持しか考えない。これじゃあ会社の未来はない。
もし一つでも当てはまるなら、社長はマジでヤバいと思ってるはずだし、キミたちも危機感を持つべきだ。だって、会社が傾けば、キミたちのキャリアも危うくなるんだから。
批判的な意見への反論(毒舌注意)
「ウェルビーイング経営なんて、ただの理想論でしょ?」「そんなことやるより、もっと売上上げろよ!」って声が聞こえてきそうだな。
おいおい、ちょっと待て。
「ウェルビーイング経営はコストがかかるだけ」って言うヤツ。あんた、社員の離職に伴う採用コストや教育コスト、そして何よりノウハウの流出でどれだけの損失が出てるか計算したことあるか?一人の社員が辞めることで、数百万円、いや数千万円の損失が出ることもあるんだぜ?
「社員に甘やかしてるだけ」って言うヤツ。じゃあ聞くけど、あんたの会社の社員は、本当に自律的に、最高のパフォーマンスを発揮してるのか?不満たらたら、やる気ゼロの社員が会社の成長に貢献できるとでも思ってるのか?社員はロボットじゃないんだよ。感情のある人間だ。彼らが「この会社で頑張りたい!」って思わない限り、最高のパフォーマンスなんて出せるわけがないだろ。
「結局、給料上げればいいんでしょ?」って言うヤツもいるな。もちろん、給料は大事だ。だけど、それだけじゃ人は動かない。お金だけでモチベーションが上がるなら、みんな宝くじ当たるまで会社辞めないだろ?人は、やりがいや成長、そして「必要とされている」と感じることで、初めて本気で働くんだ。給料だけ上げて、社員の心が荒んでたら、それはただの高級な監獄だ。
ウェルビーイング経営は、決して「社員を甘やかす」ことじゃない。「社員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整える」ことであり、「会社の持続的な成長を実現する」ための、最も合理的な投資なんだよ。これを理解できない社長は、残念ながら未来がない。
まとめ:自分の未来は、自分で掴み取れ
俺が言いたいのは、社長だけがウェルビーイング経営を考えるんじゃなくて、キミたち一人ひとりも、自分のウェルビーイングについて真剣に考えろってこと。
そして、もし会社の現状に不満があるなら、ただ愚痴ってるだけじゃなくて、具体的に行動しろ。
- 会社のウェルビーイングに貢献できることは何か、考えて提案してみる。
- 自分のウェルビーイングを高めるために、スキルアップしたり、新しい知識を身につけたりする。
- もし会社が本当に変わらないなら、自分にとってより良い環境を探す準備を始める。
俺も、自分のウェルビーイングを高めるために、色々な本を読んだり、セミナーに参加したりした。本の紹介をしたいところだが、小難しい内容だったからパスするぜ!
具体例を挙げてはみたが、「どう行動したら良いか分からない」「そんなこと言われても動くのが怖い」そう不安を感じるヤツもいるだろう。
それならまず”簿記”を学んでみようぜ!
「ウェルビーング経営は人に対して行う投資だ」
こう説明してきたけど、この考えを理解するには数字に強くなること。
もっと直接的に言うと決算書を読めるくらいになること、が必要だ!
何も上場企業の決算書を細かく見れる必要は無い。基礎的な部分だけで十分だ!簿記3級を勉強するだけでこのレベルまで行くことができる。
未来を変える最初の一歩を踏み出してほしい。
ここまで話してきたけど、これらの知識が俺の人生を大きく変えるきっかけになったんだ。
会社の未来は、社員一人ひとりのウェルビーイングにかかっている。そして、キミたちの未来も、自分のウェルビーイングに真剣に向き合うことでしか切り拓けない。
現状維持は衰退の始まり。
自分と会社の未来のために、一歩踏み出してみようぜ!
今回の話、どうだったかな?少しでもキミたちの心に響いてくれたら嬉しいぜ。