やる気に満ちてバリバリ働いているように見えても、突然辞めてしまう社員がいます。
残された側からするとたまったものじゃないですよね?
事前に辞める兆候みたいなものがあれば良いと思いませんか?
実はそういう人達には共通する特徴があるんです!
そこで今回は【退職を決意した社員に共通する特徴4選】というテーマでお届けしていきます。
これは過去に4度も退職経験がある、私自身の体験を元にしています。
個人的主観が大きく入ったものになっておりますので、予めご了承ください。
それでは本題に参ります。
退職を決意した社員に共通する特徴4選
- 会社の愚痴を言わなくなる
- 有給が増える
- 仕事に対するモチベーションがなくなる
- 引き継ぎをちゃんとしだす
順番に解説していきます。
会社の愚痴を言わなくなる
これは意外な気がしませんか?
不平不満といった愚痴は増えると思ってしまいがちですが、実は退職を決断してしまうと、😩「もうどうでも良いや」と思って何も言わなくなります。
完全に諦めの状態に入ってしまいます。
「何を言っても無駄だ」、「どうせいなくなるし…」と思われてしまうのです。
有給が増える
これは単純に有休消化しつつ転職活動しているサインです。
転職活動しているため、これまでズボラだった人の身だしなみが急に整い出します。
仕事に対するモチベーションがなくなる
例えば会議で今まで積極的に前向きな意見を言ってきていた人が、急に発言しなくなり、心ここに在らずの状態になっています。
これは気持ちが既に次の会社に向かっているサインです。
もういなくなるから、当たり前っちゃ当たり前ですよね。
それに積極的に前向きな意見を言うと、自分の仕事が増えてしまうことが多いじゃないですか?
辞めるのに仕事増やしたくないですし、責任も持ちたくないですよね。
引き継ぎをちゃんとしだす
いなくなった時のこともちゃんと考えて、残された人が困らないようにマニュアル作りやノウハウの伝授を急にしだすのも兆候の一つです。
ここまで責任感がある人は稀な気もしますが…
ではどうすれば辞めないのか?
結論「社員は辞めます」辞める決断をした人は”余計に”です!
それを引き留めるのは容易ではありません。
終身雇用が保障されていた前時代の働き方だったら、まだ引き留めることができたかもしれませんが、今はそうじゃありません。
今は人手不足が叫ばれていて、売り手市場です。優秀な人であれば尚更次の職場に移っていきます。
辞めないようにする努力をするより、辞めたとしても業務が回っていく仕組みを作っていくことが、企業が生き残っていくために必要なことかもしれません。
どうしても引き留めたいなら、退職する決断をする前に不平不満といった”小さな芽”を摘み取っていく。これしかありません。
しっかりヒヤリングをして、社員としても”しっかり話せる”。そういった仕組み・環境・機会を作ることで未然に防げる可能性があります。
具体的には「心理的安全性を高める」これを徹底していくしかありません。
心理的安全性とは…組織やチームにおいて、メンバーが自分の意見や気持ちを安心して表現できる状態を指します。
自分が思ってること・考えていることを率直に言っても、人間関係が破綻したり、相手から拒絶されたりしないと感じること。
もしくは「出戻り制度」をしっかり用意しておいて、😁「いつでも戻っておいで」と迎えてあげる姿勢をアピールしていくことも重要です。
まとめ
今回は【退職を決意した社員に共通する特徴4選】というテーマでお届けしてまいりました。
対策の欄でも書きましたが、社員というのは辞めていくものです!
特にこれからはそれが進んでいくでしょう!
なので、そもそも辞めさせない仕組みを構築するのも勿論大事です。
ですが、仮に辞めたとしても業務が回っていく仕組みを作っていくことにも目を向けていくことが、これから必要になっていくでしょう。
何か一つでも参考になった&面白かった、と思っていただけたら幸いです。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
※アイキャッチ画像の出典:photo AC