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なおモンの方丈紀 PR

【やりすぎちゃった日産‼︎】営業利益99%減から復活できるか?

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7月25日、日本の自動車メーカー大手「日産自動車」が第1四半期決算を発表し、その発表は投資家に衝撃を与えました。

  • 売上高 約3兆円(前年同月 約2兆9,000億円)
  • 売上原価 約2兆6,000億円 (前年同月 約2兆4,200億円)
  • 営業利益 約10億円 (前年同月 約1,300億円)

営業利益が衝撃の99%減益となる控えめに言って酷い決算内容でした。
※商品を買う時に99%オフだったら嬉しいんですけどね〜。

この原因になったのは、

材料費や人件費の高騰で原価を圧迫したこと
販管費&広告宣伝費の増加(これが減益の主な要因)
後はシンプルに販売不振(ただし販売台数は前年比で0.2%減。台数だけで見てば悪くはないです。)
などが挙げられます。

先ほど販管費&広告宣伝費の増加を挙げましたが、これは製品が売れないため広告宣伝にお金をかけて、何とかして売り捌こう。こういう意図が汲み取れます。
実際、販管費&広告宣伝費による「販売パフォーマンス」でコストが嵩み、利益を”ほぼほぼ全消し”している状態でした。

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出典:NISSAN

そんな決算を発表した後、株価は下落。8月の令和版ブラックマンデーの合わさって高値から約30%近く暴落しています。

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出典:株探

そんな株価暴落を受けて配当利回りは上昇。現在6.26%という、とんでもない利回りとなっています。
しかし配当金目当てであれば、安易に手を出してはいけない水準です。

これは、配当金の支払いの根拠である業績が悪化したことで、利回りが上昇しているためです。
配当金というのは企業が稼ぎ出した利益から配分する(支払う)のが定石です。でないと企業として成長もしないですし、長生き出来ませんから。
もしかしたら減配&無配の発表を行うかもしれませんからね。

一応、日産は(下方修正したとはいえ)通期の業績を売上高12兆円営業利益5,000億円を目標に掲げています。
ですので、残りの3四半期分(現時点から考えると2四半期分)で巻き返さなければいけません。

もし投資を検討するのであれば、予定日である11月7日の決算を確認してから判断するべきだと個人的には思います。
安易に手を出すと痛い目を見る典型の状態だと感じるからです。

そしてこれはいちゃもんというか、邪推なのですが、今期業績予想も達成できるか怪しく見ています。
一年の1/4経過時点で10億円しか稼げてないのに、5,000億円も行けるとは到底思えないんですけどね。

しかも第1四半期の営業利益10億円も、「本当に10億円稼いだの?」と疑いたくなります。
「なにか数字をイジっているんじゃないか?」とも思ってしまいます。
もしかしたらコロナ以降初の赤字を赤字を計上する、という最悪のシナリオも想定しなければいけないかもしれませんね。

何はともあれ、日産自動車への投資を検討しているのであれば、11月7日の決算注目しましょう!

今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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