株式市場
19日の米株式相場は大幅反発。
米金融当局がソフトランディングを成し遂げるとの期待から、よりリスクが高い資産が買われ、S&P500はついに史上最高値を更新しました。
株式 | 終値 | 前日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500 | 5713.64 | 95.38 | 1.70% |
ダウ工業株30 | 42025.19 | 522.09 | 1.26% |
ナスダック | 18013.98 | 440.68 | 2.51% |
チャートではこんな感じです。
S&P500
NYダウ平均
ナスダック
ラッセル2000
ヒートマップはこのような状態になっています。
債券市場
米国債は2年債は上昇、10年債は値下がりしました。
国債 | 直近値 | 前日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 4.05% | 3.1 | 0.77% |
米10年債利回り | 3.72% | 1.3 | 0.35% |
米2年債利回り | 3.58% | -3.6 | -0.99% |
為替市場
ニューヨーク外国為替市場は、1ドル=142円後半で取引を終えています。
原油先物
ニューヨーク原油先物市場は反発。米金融当局が0.5ポイントの大幅利下げに踏み切ったことを受け、金融市場全体にリスクオンのセンチメントが広がる中で買われた。
WTI先物は前日比1.04ドル(1.5%)高の1バレル=71.95ドルで取引を終えています。
金先物
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、16ドル(0.6%)高の1トロイオンス=2614.60ドルで取引を終えてます。
指標
投資家の恐怖を表すVIX指数は、現在16.34。(前回は18.22)
強欲指数であるFear&Greed Indexは、”強欲”に位置しています。
まとめ
今の米国市場参加者は”将来の利下げペース”に関心が移っています。
そして日本も19~20日に金融政策決定会合が控えています。日本は政策金利を現状維持するのか?はたまた利上げするのか?注目されます。
この結果次第では為替もそうですが、日本株も荒れる要因になり得ます。
これからの日本市場そして米国市場のどちらにとってもボラティリティの大きい相場になることは必至です。
日本にもその大きな流れが波及するのか?はたまた金融政策の違いで助かるのか?引き続き自分なりの考えを持って対策していきたいですね。
ここ数ヶ月、日本株の値動きが荒いです。1,000円の変動が珍しくない相場環境になっています。惑わされず自分の軸を持って投資していきたいですね。
いつも書いていますが、大事なのは今市場にあるリスクを認識しつつ、後悔のないポジションをとっていくことです!
相場に居続けることを考えて、そして株価が上昇したとしても暴落したとしても納得いく投資を行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。