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なおモンの方丈紀 PR

日米金利差縮小しても円高が進行しなかった理由

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昨日FOMCにて50bp=0.5%の利下げが行われました。

FRBが利下げするのは、新型コロナウイルス禍を受けた臨時会合で政策金利をゼロにまで引き下げた20年3月以来、約4年半ぶりのこと。
(オリンピックと同じくらいの年月ですね)

アメリカが待ちに待った利下げを行ったため、これまで日米金融政策の違いから発生していた歴史的な円安。これが是正されることを期待した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが実際には思い描いていたものとは逆でFOMC後、142円前半まで円安が進行しました。

一体なぜなのか?

それは一言で言うと、「織り込み済みだったから」となります。

FOMC前に数日かけて一時140円を切りそうな水準になる程、円高に振れていたドル円。

この数日の間に世界中の市場参加者は「FOMCでFRBは0.5%の利下げするだろう!」この前提で株に然り、債券に然り、通貨に然り取引をしてきました。

つまり0.5%の利下げは「想定の範囲内だった」ということです。

それを裏付ける根拠はあって、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオスが記事を発表したことです。

🤔「一体誰やねん?」と思われた方に説明すると、FRBの政策をやんわりと市場に伝える役割&記事を書いている記者です。

記事の内容としては、「FRBが利下げ幅25bpにするか50bpにするか検討している」というものでした。

正式な場でいきなり方針を打ち出すと、😳「えっ!そんなの聞いてないよ!」と市場が混乱します。
(7月末の日銀の発表のように市場は混乱します。ただ個人的には思うことがあるのですがまた別の機会に…)

実際に正式は発表の前段階、ジャブみたいな感じでFRBから記事を通して👨🏻‍🦳「こんな感じで考えているよ〜」とコミュニケーションを図る、このことが幾度となく行われてきました。

ちょっと前まで😨「0.5%利下げはヤバイ!景気後退くるぞ!」と煽り立てる論調が多かったと思います。

ですが、事前にメッセージが発信されていたため、市場は落ち着いていました。

今、市場参加者の関心は”利下げペース”に移っています。

FOMCにて「利下げは急がない」というパウエル議長の発言を受けて、「あっ、織り込みすぎたな。利下げペースがそんなに早くないのなら方針変えるか。」といった感じで、ドル円が円安に振れたものと考えてます。

以上が【日米金利差縮小しても円高が進行しなかった理由】となります。

しかし、今後どうなるか分かりません。

アメリカの景気後退懸念は無くなったわけではないからです。

大事なのは今起きていることが何なのか?

これからどうなるのか?

もしそうなったら自分だったらどうするのか?、です。

しっかり納得できる道を模索して、後悔のない投資を、そして人生を歩んでいきましょう!

今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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