株式市場
16日の米国株式相場はNYダウが大幅に伸び、前週末比228.30ドル高で半月ぶりに史上最高値を更新しました。
株式 | 終値 | 前日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500 | 5633.09 | 7.07 | 0.13% |
ダウ工業株30種 | 41622.08 | 228.30 | 0.55% |
ナスダック | 17592.13 | -91.85 | -0.52% |
チャートではこんな感じです。
S&P500
NYダウ平均
ナスダック
ラッセル2000
ヒートマップはこのような状態になっています。
債券市場
米国債は長期債を中心に上昇。一方でFOMC決定を控え、短期債の取引が引き続き取引されました。
国債 | 直近値 | 前日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 3.93% | -5.0 | -1.26% |
米10年債利回り | 3.62% | -3.4 | -0.92% |
米2年債利回り | 3.55% | -2.9 | -0.82% |
為替市場
ニューヨーク外国為替市場は、1ドル=140円後半で取引を終えています。
原油先物
ニューヨーク原油先物市場は急反発。米大幅利下げ観測が高まったことに加え、リビアの石油輸出の落ち込みが続いていることが追い風となりました。
WTI先物は前営業日比1.44ドル(2.1%)高の1バレル=70.09ドルで取引を終えています。
金先物
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、1.8ドル(0.1%)安の1トロイオンス=2608.90ドルで取引を終えてます。
指標
投資家の恐怖を表すVIX指数は、現在17.13。(前回は16.57)
強欲指数であるFear&Greed Indexは、”中立”に位置しています。
まとめ
今市場には来週のFOMCで0.5%の利下げを期待する動きが見られます。
逆を返すと通常の0.25%利下げを決定するなら、”市場は落胆する”ということになります。
そして日本も19~20日に金融政策決定会合が控えています。日本は政策金利を現状維持するのか?はたまた利上げするのか?注目されます。
日本市場そして米国市場のどちらにとってもボラティリティの大きい相場になることは必至です。
日本にもその大きな流れが波及するのか?はたまた金融政策の違いで助かるのか?引き続き自分なりの考えを持って対策していきたいですね。
ここ数ヶ月、日本株の値動きが荒いです。1,000円の変動が珍しくない相場環境になっています。惑わされず自分の軸を持って投資していきたいですね。
いつも書いていますが、大事なのは今市場にあるリスクを認識しつつ、後悔のないポジションをとっていくことです!
相場に居続けることを考えて、そして株価が上昇したとしても暴落したとしても納得いく投資を行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。