『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、”投資未経験の方にも”参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。
今回ご紹介するのは、証券コード【9433】KDDIです。
NTTドコモ、ソフトバンクに並ぶ携帯通信会社の大手企業です。
最近コンビニチェーン店の「ローソン」を買収したことでも話題になりました。
そこで今回は【9433】KDDIが、一体どんな事業を行なっているのか?現在の指標面、狙うとしたら何時か?、といった私個人の見解を交えながらお届けします。
その理由も併せた投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。
それでは本題に参ります。
事業内容&業績
事業内容
KDDIでは2020年3月期から、「パーソナルセグメント」「ビジネスセグメント」の2本柱で事業を展開しています。
「パーソナルセグメント」…auによる携帯通信サービスを中心に、昨今au経済圏として注目されつつあるEC・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを提供。
海外にも事業展開しており、ミャンマーやモンゴルをはじめとするアジア地域を中心とした個人向けビジネスにも積極的に取り組んでいます。
「ビジネスセグメント」…主にこちらは法人向けサービスとなっていて、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューションに加え、「Telehouse」ブランドでのデータセンターサービスなどを提供しています。
業績
業績に関しては、メイン事業である通信事業の頭打ち懸念がありつつも、年々増収。2023年通期では過去最高益を出しています。
しかし、2024年通期では減益となっています。これに関してはKDDIは、「海外(ミャンマー)での事業リースの引当や低稼働設備の減損&撤去引当といった費用が嵩んだことによる一時的なもの」、と説明しています。
簡単に説明すると、普段&滅多に起こらないことを想定して費用を計上したから減益になってしまった、ということです。
事業環境としては安定しているため、今後業績を挽回できるか?海外売り上げをさらに伸ばせるか?、といったことに注目していきましょう。
”有利子負債倍率”(借金がどれだけあるかを示したもの)は、他の通信会社(NTTやソフトバンク)に比べて低い水準です。
自己資本比率も30〜40%近くあるため、財務面は堅牢だと言えます。
業績に関する懸念事項としては、先日買収した「ローソン」が伸びていくか?、といったことが挙げられます。
コンビニ最大手の一角であるので、収益性としてはある程度安定した予測を立てられます。ですが企業、KDDIとしてローソンとの相乗効果が期待できるか?、と聞かれると疑問が残ります。
メインの通信事業が頭打ちだからこそ、異業種のコンビニチェーンを買収した思惑があると思います。
実際決算資料では、今後「au経済圏のサービスとの連携を強化していく」との記載がありました。
なので正直短期的な業績見通しは立て辛いです。ですが、長期的にau経済圏が市民権を得るのか?ちゃんとサービスを連携していけるのか?、といったことが、KDDIの未来を左右すると思います。
株価&各指標面
株価は現在4509円。ここ数年日本株が昇竜拳の如く上昇してきたのに比べれば、比較的緩やかな上昇で推移しています。
なのであくまで個人的な希望的観測ですが、今後日本株の暴落が起こったとしても株価下落は少なくて済むかもしれません。
PERは13.2倍、PBRは1.73倍と、少なくとも割安とは言えない水準に位置しています。
配当利回りは3.22%。22期連続増配しているため、今後にも期待が持てます。
KDDIの配当方針としては、『「配当性向40%超」と「利益成長に伴うEPS成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指します。』となっていて、安定した事業形態なので今後もしっかり増配をしてくれると思います。
株主優待
KDDIは株主優待を実施しています。詳しい内容は以下の通りです。
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「保有株式数」と「継続保有期間」に応じて、「カタログギフト」のグレードが変わります。
投資戦略
私が思う投資戦略については、noteにまとめています。ブログにて公開するのは様々な問題があると思うためです。
よろしければコチラを確認してみてください。
⇩
https://note.com/naomon_free/n/nabd2e7606a13
まとめ
今回は証券コード【9433】KDDIについてご紹介させていただきました。
前述しましたが、異業種である「ローソン」との相乗効果によってKDDIの未来が変わってくると思います。
上手くいけばau経済圏のシェアを広げることもできるでしょう。ですが、失敗すれば…
そういった懸念点があることを認識しつつ、投資の判断をしていってください。
以上何か一つでも参考になれば嬉しいです。
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今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。