円高が進行しています。
24日の外国為替市場では円が幅広く上昇。対ドルでは一時、1ドル=153円11銭と、5月以来の高値を付けた。キャリートレードの巻き戻しに加え、日本銀行が来週の金融政策決定会合で大幅な政策変更を行うとの臆測から、円の買い戻しが入った。米ハイテク株の下落も円への逃避需要を高めた。
ロイター通信は事情に詳しい関係者の話として、日銀は来週の金融政策決定会合で、利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高いと報じた。
自民党の茂木敏充幹事長は日本時間24日夜、インターネット番組に出演し、「日本経済の再生によってまずは強い日本を作る。それによって強くて安定した円を作っていくということが必要だ」と語った。…bloombergより引用
そして日本株も冴えません。一時4万2000円超えを果たした日経平均も、ここ数日下落し続け、今では3万9000円前後になっています。
米国のハイテク株が軟調&下落した煽りを受けて、日本でも半導体関連銘柄が売られたことが、日経平均下落の要因とされています。
米国のS&P500も前日比マイナス2.31%、NYダウ前日比マイナス1.25%、ナスダックに至ってはマイナス3.64%と大幅に売られています。
ドル円が円高に振れている為、日本で米国株に投資している方達は為替差損も合わさって資産が減っていると思います。
日本&米国で全面的に株安、そして円高に向かいつつある今、私には再認識したいことがあります。
それは、円高&株安の時こそ仕込み時です。
私は今、資産形成を行なっている段階です。正直に言うと、その段階において今の資産価格は意味ない、と思っています。
おそらく、ほとんどの方も私と同じで資産形成の段階にいるのではないでしょうか?
株式のリターンを決めるのは安く買って高く売る、というシンプルな方法です。つまり今は本来美味しい状況なのです!仕込み時なのです!
おそらくこれからも為替動向に限らず、株安になったときに
「投資は怖い!資産が減ってしまった。やらなきゃよかった、貯金が一番だ!」こういった意見を見聞きすることでしょう。
そういう側面もありますが、私個人としてはその意見を持つ人は”リスクの取りすぎ”だと思います。
投資する時点である程度の損失を見積っとく、そして仮に実際損失が出ても耐えられる金額で投資する。これを徹底してればネガティブな意見を持たないと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、株式というのはあらゆる資産がある中、過去200年でもっともパフォーマンスが良かった資産です。
もちろん過去は未来を保証しませんし、これからも同じようになるとは限りません。
ですが、株式というのはそれくらい爆発力&ポテンシャルを持っているのです。
インデックス投資なら、リスク許容度の範囲内で愚直に積み立てる。
高配当株投資を行うなら、優良だと思う銘柄を株安の時や暴落期に拾っていく。
私のような個人投資家はこれらを徹底してやっていくしかありません。
莫大な資金もないですし、相場を見れる選球眼も持ち合わせていません。
株式という資産を信じて今はやれることをやっていきたいと思います。
資産形成期において大事なのは、今ではなく未来です。将来取り崩すタイミングになって初めて資産価格を気にしたら良いのです。
もちろん確実に増えている、なんて言うつもりはありません。もしかしたら投資していたとしても資産が増えてない、むしろ減っている、そんな状況も考えられます。
もしそうなっても後悔しないようなポジションや保険(プランB)は用意していく必要があると思います。
私としては、個人で稼ぐ力を伸ばす&自己投資にもお金をかける、ことがプランBとしてやっていることです。
皆さんも自分に合ったプランBを用意してみてください。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。