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なおモンの投資戦略まとめ PR

【今は待つべき?】株価絶好調の『銀行株』への投資について

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今回は業績好調のメガバンクを含めた銀行株について、今は投資を待つべきなのか?、というテーマでお届けしていこうと思います。
私の投資スタイルは中•長期投資&インカムメインなので、今回お届けする内容は中•長期目線での考えになりますので、ご了承ください。

銀行株の現状

歴史的な円安や「マイナス金利解除&国債の買い入れ減」などの日銀の金融政策の変更、といった要因によって、メガバンク(三菱UFJや三井住友FG、みずほ)が過去最高益を叩き出しています。

詳しく説明すると、メガバンクは日本国内だけでなく、海外にもお金の貸し出しを行なっているため、受け取れる利ざやが為替分上乗せされるためです。
それに加えて日銀のマイナス金利解除も大きいです。銀行は一定金額を半強制的に日銀に預け入れなければいけません。マイナス金利が実施されている中では、この預入金額に対して追加で利息を払わなければいけなかったんです。
これは日銀に預け入れる金額を減らさせて、民間企業や個人にお金を貸し出すよう促す目的があって行われた施作です。ですが、「強制的に預金しているはずなのに、何故か利息を払わなければいけない」って銀行からしたら意味が分からなかったと思います。
そんなマイナス金利政策も解除され、銀行の負担が軽減されたことも業績を押し上げる要因になりました。

投資判断について

業績も過去最高&それに加えて株価も絶好調のメガバンクですが、私個人的には静観するつもりです。

というのも、「世界的な金融政策が転換しそうであること」、それに伴って「メガバンク各行の業績見通しが軒並み悪いこと」が要因です。

日本の構造的な問題(超少子高齢化による人口減少、貿易赤字の拡大など)も理由としてあるのですが、昨今続いている円安もアメリカをはじめとした海外の金融引き締めが主な要因です。
そして、その金融引き締めも今後緩和していく転換点に来ています。実際欧州中央銀行(ECB)が先月4年9ヶ月ぶりの利下げを実施しています。
アメリカではまだ利下げの時期をFRBが明言していませんが、近い将来行われることは間違い無いと見て良いでしょう。

こういった世界情勢の背景があるので、ジワジワと円安に向かうことはあっても、更に”急速に”円安が進行する、といったシナリオは現段階では想像できません。
ですので、これまで業績を後押ししてきた海外への貸出利ざやを今後も稼げるのか?といった不安があります。
という状況をメガバンクが見越してか分かりませんが、各行が出している業績見通しは弱気です。

それに加えて日銀の金融政策も、これ以上大幅に変わるとは思えないです。
日本も物価上昇が進んでますが、それ以上に個人消費が冷え込んでます。実質賃金も25ヶ月連続で低下していますし…
下手に利上げしてしまうと、日本経済が不況に陥る可能性があります。なので、今後も日本の金融政策は現状維持路線を貫くと見ています。

なので業績が上向く要因が少ない、むしろ悪化するかもしれない状況では株価の伸びは期待できません。
以上が静観と判断した理由になります。

まとめ

今回は業績好調のメガバンクを含めた銀行株について、今は投資を待つべきなのか?、というテーマでお届けして参りました。

投資判断の参考にしていただけると嬉しいです。

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今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ABOUT ME
なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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