こんにちは。
なおモンです。
今日の話題
今朝、アメリカの中央銀行FRB(連邦準備制度理事会〜なんて堅苦しい名前なんだ😅)が、政策金利を5.5%を上限とする今の水準を据え置くと発表しました。
そして「年内の利下げ回数が1回になる」という新たな見通しも合わせて発表しました。
背景にあるのが、昨日発表された5月CPIで前年同月比3.3%上昇し、コアCPI(変動の激しい食品とエネルギーを除いた指数)も前年同月比3.4%上昇、という発表でした。
伸び率としてはどちらも鈍化ないし低下していて、市場予想も同じか下回っています。ですが、どちらも高い水準であることには変わりないので、”政策金利の据え置き”という方針になったようです。
ただ情報が更新されていないのか、CME FedWatchにて市場参加者の将来の金利見通しを見てみても、まだ年2回の利下げを織り込んでる方が多いようです。
どちらにせよ全てはFRB次第なので、今後も注視していきたいですね。
さて、そんな中で暗雲が立ち込めている国がありますよね?そうです、私たちのジャパン、日本です!
先月のゴールデンウィーク期間に一時160円にまで進行したドル円相場。その後2度にわたって、過去最大規模の為替介入を政府・日銀が行ったことも記憶に新しいです。
ただこの時の為替介入によって、必要な財源である外貨預金がほぼほぼ無くなりかけている、という情報があります。
つまり無制限に為替介入を出来るわけではないのです!良くてあと一回出来るか出来ないか、でしょう。
またこのままだと、じわじわとドル円相場が160円を突破してしまうんじゃないでしょうか?日本・米国の政策方針が劇的に変わってないわけですから…
だからって「日本も利上げしろよ!」「そうすれば円高になるでしょ!」という単純な話でもありません。
仮に日本が利上げできたとしても、ほんのちょっとでしょう。いきなり2%とか4%とか出来るわけではないですし。(というか、もしそんなことしたら日本経済の息の根止めかねませんし…)
積極的な利上げを出来るほど日本経済に勢いがない、というのがそもそもの元凶な気がします。
日本経済が円安の恩恵だけでなく、本当の意味で盛り上がる未来って来るんでしょうかね?
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。