こんにちは。
なおモンです。
今日の話題
『コカ・コーラ』と『ペプシ』。
誰もが知る飲料メーカーですね。
コーラ製品を提供している企業で、圧倒的な地位を確立している2大メーカーですが、過去に(結構過激な)バチバチの時期があったそうです。
1980年代以前は、コーラといえば『コカ・コーラ』一択という時代でした。
その状況から自社の知名度をあげたかった『ペプシ』は、テレビという(当時絶対的だった)メディアへの広告戦略で『コカ・コーラ』に対抗しようと試みたそうです。
街ゆく人にコカコーラとペプシを飲み比べしてもらい(もちろんどちらかが分からない状態で)、「どちらが好みだったか?」と聞く実験を行ったCMを放送していました。
俗に『ペプシチャレンジ』と言われる広告戦略です。
そのチャレンジ自体、今にして思うとツッコミどころの多いものなのですが、その広告戦略が功を奏しペプシの知名度や売り上げが上がっていったそうです。
それに危機感を抱いたコカ・コーラは新商品を開発したり、挙げ句の果てには(創業以来手を加えてこなかった)味を変えてしまう方針をとりました。
新商品はまだ世間に受け入れられたのですが、味を変えてしまう戦略は失敗に終わりました。世間から大バッシングを受け、不買運動に繋がり、売り上げが大幅に減少したそうです。
😡「いつもの味じゃなかったら買わねーよ!」
😡「あの味だから良いのであって、変えてしまうならコーラじゃないよ!」
といった怒りの声がアメリカ国内から上がったそうです。
これを受けてコカ・コーラは以前の味に戻した「コカコーラクラシック」という商品を世に出し、無事に売り上げが元に戻る…どころではなく、過去最高の売り上げを達成したそうです。
愚策を行ったことが、逆に根強いファンを獲得することに成功した(多分稀有な)例だと思います。
さて、こんなことをしていた両企業ですが、もうどちらも盤石なほどの地位を築いてますね?
👦🏻「コーラメーカーといえば、どんな企業を思い浮かべますか?」と聞かれたら、正直な話『コカ・コーラ』と『ペプシコ』しか思い浮かばないのではないでしょうか?
過去に熾烈な競争をお互いにした結果、圧倒的な知名度を手にしました。ライバルとの競争がなければ、企業や業界が成長しませんからね。
適切な競争は必要だということが、今回調べて思ったことです。
※ちなみに私は『コカコーラ』の方が好きです!😊
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。