株式市場
8月27日の米国株市場は、エヌビディアの決算待ちで小幅に推移し、様子見ムードが漂っています。
投資家たちは、強気相場の原動力となってきた人工知能(AI)への熱狂が今後も続くのかどうかを見極めようとしています。本日発表されるエヌビディアの決算が全てを決めます。
株式 | 終値 | 前日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500 | 5625.80 | 8.96 | 0.16% |
ダウ工業株30種 | 41250.50 | 9.98 | 0.02% |
ナスダック | 17754.82 | 29.05 | 0.16% |
チャートをみてもあまり変化はありませんでした。
ヒートマップはこのような状態になっています。
債券市場
米国債の状況
米国債も米国株同様変化に乏しく、小幅に推移しています。
国債 | 直近値 | 前日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 4.12% | 1.4 | 0.35% |
米10年債利回り | 3.83% | 1.1 | 0.30% |
米2年債利回り | 3.90% | -3.9 | -0.99% |
為替市場
ニューヨーク外国為替市場では、30日に発表される個人消費支出(PCE)価格指数データ待ち、で動きは乏しかったです。
ドル円は、1ドル=143円後半で取引を終えています。
原油先物
原油先物価格は4営業日ぶりに反落。リビアの供給停止を受けた相場の上昇が行き過ぎだったことが、テクニカル指標で示唆された為。
WTI先物10月限は前日比1.89ドル(2.4%)安の1バレル=75.53ドルで取引を終えています。
金先物
金価格は今年に入り、利下げ期待や中央銀行による積極的な買いに後押しされて20%余り上昇しています。中東情勢の悪化や中国筆頭に”脱ドル化”の動きが活発になっていることから強気に推移しています。
金先物12月限は、前日比2.3ドル(0.1%未満)安の1オンス=2552.90ドルで取引を終えてます。
指標
投資家の恐怖を表すVIX指数は、現在15.42。(前日は16.14)
株式や債券同様あまり変化はありませんでした。
強欲指数であるFear&Greed Indexは”中立”を指しています。
まとめ
なにより今日注目されるのはエヌビディアの決算です。
その結果次第で市場が大きく動くことが予想されます。
AIブームは今後も堅調なのか?それとも翳りが見えはじめ株式市場が一旦暴落するのか?注視していきましょう!
いつも書いていますが、大事なのは今市場にあるリスクを認識しつつ、後悔のないポジションをとっていくことです!
相場に居続けることを考えて、そして株価が上昇したとしても納得いく投資を行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。