株式市場
8月22日の米国株式は、反落しました。
S&P500は5600を割り込み、大手ハイテク株の比重が高いナスダック100指数は約1.7%下げました。
株式 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500 | 5570.64 | -50.21 | -0.89% |
ダウ工業株30種 | 40712.78 | -177.71 | -0.43% |
ナスダック | 17619.35 | -299.64 | -1.67% |
エヌビディアを筆頭に大型ハイテク株が売られ、インテル(INTC)は6.1%安で終えてます。
フィットネス機器を手掛けるペロトン・インタラクティブ(PTON)は35%高と急伸。4-6月決算で、売上高と利益がともに市場予想を上回ったことが好感された模様。
ヒートマップはこのような状態になっています。
債券市場
米国債の状況
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は今日(23日)の講演で、年内の積極的利下げを示唆することはないとの見方が広がったため、米国債利回りが上昇・価格は下落しました。
10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り上昇し、3.87%を付けてます。
国債 | 直近値 | 前日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 4.13% | 5.2 | 1.27% |
米10年債利回り | 3.86% | 5.5 | 1.44% |
米2年債利回り | 4.01% | 7.9 | 2.02% |
為替市場
ニューヨーク外国為替市場では、146円前半で取引を終えています。
パウエル議長だけでなく、日銀の植田総裁による衆参両院の閉会中審査での発言機会も控えているため、様子見のムードが漂っています。
原油先物
原油先物価格は反発。ここ最近下落し過ぎ、とテクニカル的に判断されたため。
WTI先物10月限は前日比1.08ドル(1.5%)高の1バレル=73.01ドルで取引を終えています。
指標
投資家の恐怖を表すVIX指数は、現在17.54。(前日は16.26)
じわじわ上昇しています。
強欲指数であるFear&Greed Indexは”中立”を指しています。
まとめ
今日はジャクソンホール会議だけではなく、日本でも日銀植田総裁の国会での発言に注目が集まっています。
もしかしたら相場が荒れに荒れるかもしれません。
兎にも角にも、大事なのは今市場にあるリスクを認識しつつ、後悔のないポジションをとっていくことです!
相場に居続けることを考えて、そして株価が上昇したとしても納得いく投資を行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。