最近さ、仕事でちょっとしたプロジェクトを任されて、改めて「人」って面白いなあって思ったんだ。
優秀な人もいれば、まあ普通だよねっていう人もいる。
そして、正直な話、「なんでこの人、ここにいるんだろう…?」って思っちゃう人もいる。
でも、この3つのタイプって、どんな組織にも必ずいるんだよな。
そして、この割合には、ある「法則」があるって知ってたか?
今日は、俺が最近知って、ちょっと感動した「2:6:2の法則」について、みんなにシェアしたいと思う。
Point:どんな組織も、結局は2:6:2に収束する
結論から言うと、組織を構成するメンバーは、
- 優秀な2割(自ら考え、結果を出すリーダー的存在)
- 普通の6割(言われたことをこなし、組織を支える中核)
- 優秀じゃない2割(なかなか成果が出ず、足を引っ張りがちなメンバー)
この3つのグループに自然と分かれる、っていうのが「2:6:2の法則」だ。
これ、別に会社の組織だけじゃなくて、学校のクラスとか、趣味のサークルとか、ありとあらゆる集団に当てはまるらしい。
これを聞いて、「うちの会社もそうかも…」って、なんか妙に納得しちゃったんだ。
ちなみに、この法則が面白いのは、もし「優秀な2割」だけを集めて新しい組織を作ったとしても、時間が経てば、その新しい組織の中でもまた「2:6:2」に分かれていくってこと。
人間って、そういう風にできてるんだよな。
なんで「使えない2割」をクビにしちゃいけないの?
さて、ここで多くの人が思うはずだ。
「どうせなら、優秀じゃない2割はクビにして、優秀な人材だけを雇えば、もっと会社って強くなるんじゃないか?」って。
うん、その気持ち、めちゃくちゃわかる。
俺も一時期、そう考えてた。
でも、さっき言ったように、優秀な人だけを集めても、その中でまた「使えない2割」が生まれてしまう。
そして何より、「使えない2割」にも、めちゃくちゃ重要な役割があるんだ。
それは何か?
彼らがいることで、組織に「多様性」が生まれるからだ。
例えば、みんながみんな、仕事ができる人だったら、どうなるだろう?
競争意識が強くなりすぎて、チームワークが崩壊するかもしれない。
誰もがトップを目指そうとして、誰もやりたがらない地味な仕事が置き去りにされるかもしれない。
でも、そうじゃない2割がいることで、
- 「自分も頑張らなきゃ」と奮起するきっかけになる
- 優秀な人が、彼らに教えることで自分の知識を深める
- チーム全体の雰囲気を和ませるムードメーカーになる
みたいな、意外なメリットが生まれるんだ。
そして、彼らが「使えない」と思われている仕事、例えば書類の整理とか、来客対応とか、お茶入れとかの雑務を、意外と完璧にこなしてくれたりする。
これは、優秀な人ほど時間を割きたがらない。(というか、その業務に時間を取るなら他のことをしてくれた方が生産性が上がるってもんだ)
でもそういう雑務って、会社にとって絶対に欠かせない仕事だ。
つまり、「使えない」と見られがちな2割にも、組織を円滑に回すための「存在意義」がちゃんとあるってことなんだ。
蔑ろにして良い人材ではないんだぜ!
批判的な意見:「きれいごと言うな!成果が出ない奴は給料泥棒だろ!」
はいはい、わかりますよ。
「そんな甘いこと言ってたら会社が潰れるわ!」って言いたいんだろ?
もちろん、成果を出せない人に高い給料を払うのは違うと思う。
そこは、正当な評価制度に基づいて、ちゃんと給料に反映されるべきだ。
でも、俺が言いたいのは、彼らを「使えない」とレッテルを貼って、存在自体を否定するのは違うってことだ。
重要なのは、彼らが輝ける場所を探してあげること。
そして、組織全体のパフォーマンスを最大化するために、彼らをどう活かすかを考えることだ。
給料泥棒かどうかを判断する前に、その人が「何が得意か」「何をやりたいか」を、もう一度聞いてみてほしい。
もしかしたら、驚くような才能が隠れているかもしれないからな。
まとめ:全員が主役じゃなくても、チームは勝てる
今日の話をまとめると、
- どんな組織にも、「優秀な2割」「普通の6割」「優秀じゃない2割」がいる。
- この3つのグループのバランスが、組織を強くする上で重要。
- 「優秀じゃない2割」にも、彼らにしかできない役割や価値が必ずある。
俺たちがやるべきことは、「使えない」と諦めることじゃない。
彼らの「強み」を見つけて、それを活かせる環境を整えてあげることだ。
全員がホームランを打つ必要はない。
バントがうまい奴、守備のスペシャリスト、チームを盛り上げるムードメーカー。
色々な役割を持つメンバーがいるからこそ、チームは強くなるんだ。
もし、今あなたの周りに「使えない」と思ってる人がいるなら、その人の得意なこと、好きなことを聞いてみてくれ。
きっと、新たな発見があるはずだから。
お互い、頑張って働いて、未来を良くしていこうな!
じゃ、またな!