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なおモンの方丈紀 PR

青汁王子の株破産から個人投資家が学ぶこと

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • 「何を隠すこともなくお金がなくなりました。リアルになくなりました。」
  • 「金もない、家もない、女もいない。何もない。」
  • 「お金なくなったら何の取り柄もなくなった」
  • 「唯一の自慢だった金もない。なんもなくちまった。なんの価値があるんだろう。なんもないよね。」
    出典:青汁王子こと三崎優太氏のポスト

突然X(旧Twitter)のタイムラインに流れてきて「何事?」と驚きました。
この時は青汁王子こと三崎優太氏に何が起こったのかは分かりませんでしたが、次第に情報が出てきました。
色々な情報が錯綜していますが、確かなことは”個人の資産運用で失敗した”ようです。

そこで今回は『青汁王子の株破産から個人投資家が学ぶこと』というテーマでお届けしていきます。
正しく学び、最適な手段を用いて資産形成していくことが必要な個人投資家にとって、学びの多いニュースになります。
みなさん自身の投資方針を見つめ直すキッカケになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

※ただし今回の記事は、落ち目の人間を嘲笑する意図はありません。このような失敗は”知識が無ければ”誰でもやってしまうことだからです。青汁王子の失敗は、資産形成の手段を間違えたからこそ起きたことだと思います。
正しく知識武装していれば防げた事例ですので、今回私の考えを共有させていただきます。そこの所をご理解いただきますよう、よろしくお願いします。

それでは本題に参ります。

前提

まず青汁王子こと三崎氏に何が起こったのか?、から触れていきます。
三崎氏は個人で株取引をしていて、一時日本株を10億円分ほど保有していたようです。
そして信用取引(株破産の一番の原因はコイツです)を使って株取引をしていたようです。

しかし8月5日、みなさんご存知の令和版ブラックマンデーが起こり、株は大暴落。
三崎氏は信用取引で3.3倍のレバレッジをかけていたようで、証拠金を維持するために追加でお金を投入し、決済しなければいけない状況に陥ったそうです。
そして最終的には、自身の会社のお金から補填するまで至りました。
ですが結果的には無一文になってしまったとのこと。

個人投資家が学ぶこと

さて今回のニュースから『個人投資家が学ぶこと』を解説していこうと思います。結論この3つです。

  1. 信用取引は諸刃の剣
  2. 信用取引は最悪借金を抱えるリスクもある
  3. 人は人、自分は自分

順番に解説していきます。

信用取引は諸刃の剣

株式投資には大きく2つの取引が存在します。
一つが現物取引。もう一つが信用取引です。

現物取引というのは、”今あるお金の分の株を買う”取引のことです。
スーパーやコンビニで買い物するのをイメージしていただけると分かりやすいと思います。基本的に自分の手元にあるお金で商品を買いますよね?(クレジットカード払いの場合は少し違ってきますが、似たようなものとご認識おきください)

一方信用取引とは、”一定額のお金”(証拠金)を用意すれば、その金額の数倍〜数十倍の分の株を買うことができる取引のことです。
この取引について語弊を恐れずに言うと、「(証拠金を用意して)人からお金を借りて株取引する方法」です。
つまり借金をして株取引をしているのと本質的には変わりないのです。

では😄「現物取引の方が良い&安心だ」、と言いたいわけではありません。
人からお金を借りる=レバレッジをかけることによって、得られる利益も数倍〜数十倍になります。
短期間でお金を稼ぎたい方にとっては、これ以上ない口から手が出るほど最適な手法です。
ですが、短期間で大損するリスクも同時に存在します。投資の世界においては、リスクとリターンは表裏一体です。
短期間で大儲けできるということは、裏を返せば短期間で大損できるということになります。その逆も然りです。

大損しないような堅実な投資をしている人が、大金持ちになることはありません。
残酷ですが、これがこの投資の世界の真実です。
その点においては、現物取引は信用取引に劣後してしまいます。

ここで言いたいことは、「大きなリスクを背負って短期でお金持ちを目指す」のか「致命傷を避けつつ、中長期的にお金持ちを目指す」のかどちらも選べるということです。
大事なのは『自分はどれだけリスクを負えるか?』この一点に尽きます。リスクの量や取り方は人それぞれです。それに関して、周りがとやかく口をはさむ必要はないです。
自分に合った適温の投資スタイルで、資産形成をしていけば良いのです。

繰り返しになりますが、短期でお金持ちになりたい人は、信用取引は大儲けと大損どちらにも転ぶ”諸刃の剣”であることはしっかり認識しておいてください。

信用取引は最悪借金を抱えるリスクもある

先ほど信用取引は人からお金を借りて株取引する方法と説明しました。
そしてお金を貸す条件として、一定額のお金”証拠金”が必要になります。
株取引で損失が出た場合、その証拠金から損失が補填され、最低額の証拠金を下回ったら信用取引はできなくなる、こういう仕組みになっています。

こう聞くと🤔「あれ、ということは最低額の証拠金に近い金額は返ってくるってことでは?」こう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

信用取引には追証という怖いシステムがあります。
簡単に説明すると、
証券会社🏢「あんた証拠金下回りそうやで〜。このままだと強制的に決済せなあかんから、お金振り込んどいてな〜」というシステムです。

ただでさえこの追証が出るタイミングというのは損失を抱えている時なので、当人は冷静な判断が出来ないでしょう。
しかもその時のマインドは「損失が出ているのは今だけ!この時を耐えればいずれ利益になるんだ!」になっているはずです。そうして追証を繰り返すうちに、気付けば借金を抱えるまでお金を突っ込んだケースも珍しくありません。
(三崎氏の場合そこまでにならずに済んだのは、せめてもの救いだと思います。)

しかも信用取引は例えば、100万円の自己資金で400万円分の株式を買う、こういうことができます。
この時400万円分の株価が半値(200万円)になってしまったらどうなるでしょう?
損失額はマイナス200万円となり、自己資金の100万円を超える損失を被ります。
つまり借金が100万円残る、ということになります。

なので信用取引には借金を抱えるリスクがある、ということは頭に入れておいた方が良いということです。
ハッキリ言ってしまえば、初心者手出し無用!ということです。
これは過去にFXをやっていた時期があり、しっかり痛い目を見た私自身の経験則から強く主張したいです!

人は人、自分は自分

今回のニュースは、SNSはじめネットニュースなどの様々なメディアで報道されました。
このニュースを見聞きしてこう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
😆「信用取引なんかやるからだよ!メシウマ〜」
😑「青汁王子みたいにお金持ってないから関係ないや」
ですがこれはどちらも大きな間違いです。

他人の爆益報告や大損&借金報告は、自分自身の資産形成には微塵も関係ありませんし、
それに仮に大きなお金を持っていたとしても、手段を間違えたり無知でいたりすると簡単に失ってしまいます。

知識武装をしっかりして、築き上げたお金を失わないようにすることも、個人投資家の勤めだと私は考えてます。

それに今資産形成中であるならば、他人の資産額や損益状況なんか気にしている場合ではありません!
人生はお金をたくさん稼ぐだけが目的の競争、なんかでは決してありません!
自分なりの目的に合わせた、自分なりの、自分だけのペースで資産形成をしていけば良いのです!

まとめ

今回は『青汁王子の株破産から個人投資家が学ぶこと』というテーマでお届けして参りました。

信用取引は怖さ&危険性を把握したうえで適切に使うことが重要です。
包丁だって車だって、使い方を間違えれば人を傷つけてしまいますよね?手段&道具は正しく使ってこそ意味があります。
適切な手段&方法を使って資産形成をしていきましょう。

最後に三崎氏のポストに来たコメントを紹介して終わりたいと思います。
ひろゆき氏「どうせ、また何かを頑張って成功させちゃうだろうから、あまり心配してないおいらです。」

これについては120%同意で、三崎氏は過去に色々ありながらも何回も復活してきてるじゃないですか。
仮に今回無一文になったとしても、そこから這い上がれるくらい経験も事業センスもあるはずです!
最悪経営者陣含め、周りの人たちが手を差し伸べてくれるはずですから、また成功してしまうと思います。
今は当人自身すごく辛く苦しい状況だと思いますが、それが落ち着いたらまた這い上がるところを見せてほしいです。

今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ABOUT ME
なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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