いやー、給料明細を見るたびにため息が出るのは、俺だけじゃないよな。
特にさ、部下の育成とかいう永遠のテーマにぶち当たると、「俺、この仕事向いてないんじゃないか…?」って落ち込むこともしょっちゅうだ。
「どうすれば部下が自律的に動いてくれるんだろう?」
「なんで何度言っても同じミスをするんだ?」
「俺の教え方が悪いのかな…」
って、真剣に悩んで、自己嫌悪に陥ったりするんだよね。
でもさ、最近、ある経営者さんの話を聞いて、目からウロコが落ちまくったんだ。
その人の考え方をパクって(大事なことはパクるに限る)、俺なりに腹落ちしたことを、今日はみんなにシェアしたい。
Point:部下を「育てる」という幻想を今すぐ捨てろ!
結論から言うと、俺たちは「部下を育てよう」なんて思わなくていい。
いや、むしろ思わない方がいい。
どういうことか?
その経営者さん曰く、「育つ奴は勝手に育つし、育たない奴は何をしても育たない」と。
最初は「いやいや、それじゃ会社としてどうなのよ?」って思ったんだ。
でも、よくよく考えてみれば、確かにそうなんだよな。
俺たちの学生時代を思い出してほしい。
テスト前に必死に勉強しなくても、要領よく点を取れる奴。
どんなに予備校に通っても、全然成績が上がらない奴。
世の中ってそういうもんだろ?
だから、「育たない」と割り切ってしまう。
これは、部下の成長に期待しないってことじゃない。
むしろ逆で、「じゃあ、どうしたらこの組織は強くなるんだろう?」って、逆転の発想をするってことなんだ。
大事なのは、弱みを克服することじゃない。強みを活かすことだ!
じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
答えはシンプルで、
- その人が「何が得意なのか」
- その人が「どういう仕事がしたいのか」
ここに徹底的にフォーカスするんだ。
苦手なことやできないことを、無理やり克服させようとするのは、もうやめよう。
だって、考えてみてくれ。
俺、体を動かすのが子供の時から苦手なんだよ。
そんな俺に、いくら水泳の特訓をさせても、プロのスイマーにはなれないだろ?
それよりも、得意なこと(ブログ書くとか、ゲーム配信するとか)に時間を使った方が、よっぽど生産的だ。
会社も同じ。
サッカーで例えるなら、ストライカーが得意な人に、キーパーをやらせるな、って話。
苦手な部分を平均点まで引き上げるのに膨大なエネルギーを費やすより、得意な部分を120点、200点に伸ばす方が、会社全体のパフォーマンスは上がる。
そして、苦手な部分は、別の得意な人に任せる。
そうやって、社員一人ひとりの強みをパズルのピースみたいに組み合わせて、組織として一つの大きな絵を描くんだ。
足りないピースは「業務委託」でサクッと補填!
「いや、うちの会社にそんな都合のいい人材いないんだけど…」
って思ったそこの君。
それも解決策はちゃんとある。
社員の中に足りないピースがあるなら、その業務を得意とする外部のプロ(業務委託)に頼めばいい。
社員を雇うのって、めちゃくちゃリスクがあるんだよ。
採用コストもかかるし、やってみないと本当にできる人なのかわからない。
それに、一度雇ったら簡単にはクビにできない。
でも、業務委託ならどうだ?
合わなかったら契約を切って、別の優秀な人に頼めばいい。
この柔軟性が、これからの時代には超重要になってくると思う。
批判的な意見「そんなこと言ったって、うちの会社はそんな余裕ないし、社員のわがままばっか聞いてられないよ」
はいはい、わかりますよ。
「理想論ばかり並べて、お前は経営の現場をわかってない」って言いたいんだろ?
でもな、俺が言いたいのは、社員のわがままを全部聞けってことじゃないんだ。
社員が「やりたい」と思う仕事と、会社が「やってほしい」仕事が、たまたま一致するポイントを探すってことだ。
それに、社員がやりがいを持って働けば、生産性が上がって、結果的に会社全体の利益も上がる。
そうなれば、社員の給料も上げられる。
給料が上がれば、社員はもっとやる気になる。
これって、会社の成長と個人の成長が両立する、最強のスパイラルじゃないか?
結局、会社全体の利益を考えたときに、社員の強みを活かすのが一番効率がいいんだよ。
まとめ:諦めは進化の第一歩だ!
俺たちの組織には、優秀な2割、普通の6割、そして少し苦手な2割がいる。
この「2:6:2の法則」は、どんな組織にも当てはまる。
そして、この「下の2割」も、決して無駄な存在じゃない。
「お茶を入れるのがめちゃくちゃうまい」とか、「笑顔が最高に素敵で、みんなを和ませる」とか。
一見、仕事とは関係なさそうなことでも、会社の雰囲気を良くしてくれたり、優秀な人が本来の仕事に集中できる環境を作ってくれたりする。
一人ひとりの「強み」を活かし、苦手なことは「諦める」。
そして、足りない部分は外部の力を借りる。
この発想の転換こそが、俺たちの組織を次のステージへと引き上げてくれるはずだ。
現状維持でくすぶってる暇があったら、まず「部下は育たない」という前提で、彼らの強みをどう活かすか、真剣に考えてみようぜ。
そうすれば、きっと新しい道が見えてくるはずだから。
俺もまだまだ修行中だけど、一緒に頑張ろうな!
じゃ、またな!