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なおモンの方丈紀 PR

薬局を展開する『アインHD』が異業種のインテリア小売業を買収 大丈夫なのか?

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調剤薬局首位。大型店得意。都市部で女性向けドラッグストア。セブン&アイと資本・業務提携‥四季報オンラインより抜粋

調剤薬局やドラックストアなどのチェーン店を運営しているアインファーマシーズを参加に持つ、証券コード9627『アインHD』
インテリア雑貨の小売業『Francfranc』の買収を発表したことが話題になりました。

買収価格は500億円、株式譲渡日は8月20日(火)の予定とのこと。
この発表を受けて、株価が下落しています。前日比-9.26%の567円安で終えてます。

これは買収した企業があまりにも異業種であり、シナジー効果に対する不透明感も強いことから、負担増などを警戒する動きが先行して株価下落に繋がったものと推測してます。

先日、コンビニエンスストア『ローソン』のTOB(買収)をした『KDDI』でも同じことが起こりましたね。通信事業を行っている企業が、小売業の企業を買収するというのは、例えるならインドア派で読書家の人が急にサーフィングッズ一式を揃えるようなものです。(分かりにくいですかね?😅)

周り(投資家)からすると、😳「えっ?その企業買収するの?ちゃんとやっていけるの?」と思われてしまいます。私自身KDDI然りアインHD然り、ニュースを見た時そう思いましたもの。
企業に対して不透明感が出た時は、大抵の場合株価は下落します。株価は投資家が抱く企業の期待値を数値化したものですから。

そもそもの話、メインである事業が上手くいっていれば異業種の買収なんて検討しないですからね。
本業の先行きに危機感がある&頭打ち感がある、そのことを経営陣が考えているからこそ、「全く方向性の違うビジネスを展開し、会社を成長させて行きたい」という思惑があるのかもしれません。

ですが買収することが決まった以上、その方針が覆ることはないでしょう。ちゃんと事業展開がうまくいくのか?はたまた頓挫してしまうのか?今後の動きに注目して行きたいです。

ちなみにアインHDの直近10年の株価推移は、このようになっています。

出典:かぶたん

4,000円〜9,000前後のボックス相場になっています。PER&PBRを見ても割安とは言えず、値上がり狙いで投資をするにも上値余地があまり無いように思えます。なので少なくとも今は、「投資を検討するのは止めておいたほうが無難」というのが私の意見です。
買収した小売業が上手くいきそうな気配がしてから、買い向かっても遅くはないと思います。
配当利回りに関しても、もう少し欲しいところですし…高配当株投資を行うにも物足りなさを感じる銘柄だと思います。

私の投資方針は高配当株投資で、『中長期で配当金を受け取りながら、出来ることなら元本部分も増やせればいいな』というスタンスで行なっています。ですので、先ほどの見解は、そういった視点からの判断であることをご了承ください。
短期トレード目線なら、また違った見方ができるはずですから。

今回は以上になります。
投資を行う際の判断に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

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なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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