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なおモンの方丈紀 PR

目指せ赤字企業からの脱却!武器として使うP/L(損益計算書)とC/F(キャッシュフロー計算書)

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経営者の皆さん、👨🏻‍🦳「赤字だけど銀行口座にはまだお金がある」と安心していませんか?
あるいは😥「黒字なのに資金繰りが苦しい」と悩んでいませんか?

中小企業経営において悩みの上位に君臨するのは、いつの時代も”お金のこと”です。

一体何故このような状態に陥るのでしょうか?

いつまで「どうすれば赤字から抜け出せるのか」
「いつになったら資金繰りの心配がなくなるのか」この悩みを抱えて経営していくのでしょうか?

もし今、あなたが同じような悩みを抱えているのなら、このブログはきっとあなたの未来を変えるきっかけになるはずです。
実は、その苦境から抜け出す鍵は、皆さんが毎年目にしている「あの書類」の中に隠されているのです。

それは、損益計算書(P/L)とキャッシュフロー計算書(C/F)です。
これらを「会社の健康診断書」と位置づけ、その見方をマスターすれば、あなたの会社は必ず健康体へと変貌します。

※しかしキャッシュフロー計算書(C/F)は、世の中のほとんどの中小企業に作成義務が無いため、作ったことがない・何なら見たことがない方だっていらっしゃるかもしれません。
そういった場合は、”資金繰り表”に置き換えてこれからの記事を読んでいただけると幸いです。

赤字脱却の鍵はP/LとC/Fの理解:会社の健康診断書を読めますか?

多くの経営者の方が、決算書を「税務申告のための書類」と捉え、税理士さんに任せきりにしてしまっている現状をよく耳にします。

しかし、これは非常にもったいないことです。赤字が続く根本的な原因は、会社の「どこに病巣があるか」を正確に把握できていないことにあります。P/LとC/Fは、その病巣を特定し、適切な治療法を見つけるための「羅針盤」なのです。

「赤字だけど銀行口座に現金はあるから大丈夫」と思っていませんか?
この考え方は非常に危険です。
実は、たとえP/L(損益計算書)上で「黒字」と出ていても、資金が枯渇して倒産してしまう「黒字倒産」という悲劇が後を絶ちません。
一体なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

これは、「利益」と「現金」が必ずしも一致しないという会計の原則に理由があります。
P/Lは「儲け」を示しますが、これは現金収入と現金支出だけを記録するものではありません。

例えば、売上が計上されても入金は数ヶ月後かもしれませんし、減価償却費のように現金支出を伴わない費用もあります。また、設備投資のようにP/Lには直接反映されないものの、現金は大量に出ていく取引もあります。

決算書を税務申告のための過去の成績表としてだけではなく、未来の経営戦略を立てるための最重要ツールとして認識することが、赤字脱却への第一歩です。P/LとC/Fを読み解くことで、あなたの会社の「本当の健康状態」が見えてくるのです。

P/LとC/Fで読み解く「会社の健康状態」:利益と現金の動きを把握する

では、具体的にどのようにP/LとC/Fを読み解けば良いのでしょうか?「会社の健康診断書」という視点から、それぞれの役割と見どころを解説します。

1. 損益計算書(P/L)の役割:「儲け」の通信簿

P/Lは、ある一定期間(通常は1年間)にどれだけの「儲け」が出たかを示す「会社の通信簿」です。
みなさんも学生時代、夏休みや冬休みなどの長期休みに入る前に渡された経験ありますよね?

P/Lは売上から様々な費用を差し引いて、最終的にどれだけの利益が残ったかを示します。P/Lを読むことで、「どこで利益が出て、どこで費用がかかりすぎているか」が一目瞭然になります。

  • 売上総利益(粗利): 会社がどれだけ儲ける力があるかを示します。原価率が高すぎないか、競争力は維持できているかを確認します。
  • 営業利益: 本業での儲けです。人件費、家賃、広告費などの販管費が適切か、無駄がないかを確認します。ここがマイナスの場合は、根本的なビジネスモデルの見直しが必要です。

2. キャッシュフロー計算書(C/F)の役割:「お金の流れ」の監視カメラ

P/Lが「儲け」を示すのに対し、C/Fは「現金の流れ」を追う「会社の監視カメラ」です。いくらP/Lが黒字でも、現金がなければ事業は継続できません。C/Fは、現金の流れを以下の3つの活動に分けて表示します。

  • 営業活動によるキャッシュフロー(営業C/F): 本業でどれだけ現金を生み出したかを示します。これがプラスであることは、会社の「稼ぐ力」の証拠です。マイナスの場合は、売掛金の回収遅延や在庫増などの問題が潜んでおり、「黒字倒産」の兆候となり得ます。
  • 投資活動によるキャッシュフロー(投資C/F): 設備投資や有価証券の購入・売却など、将来への投資状況を示します。通常はマイナス(投資にお金を使っている)ですが、過度な投資は資金を圧迫するため注意が必要です。
  • 財務活動によるキャッシュフロー(財務C/F): 借入や返済、増資・減資など、資金調達と返済の状況を示します。

3. P/LとC/Fの「合わせ技」が黒字化の鍵

P/Lで「利益構造」を理解し、C/Fで「資金繰り」を管理する。この両輪が揃って初めて、健全で持続可能な経営が実現できます。

P/Lで確認した「儲け」が、実際に手元の「現金」として存在しているか?資金繰りは安定しているか?という問いに、両方の書類を見比べることで答えを見出すことができるのです。

例えば、月商1,000万円、利益率10%でP/L上は毎月100万円の黒字の会社があったとします。
しかし、売掛金の回収が3ヶ月後なのに対し、材料費や人件費は毎月現金で支払う必要がある場合、C/Fは月200万円のマイナスとなる可能性があります。

P/Lだけを見て「儲かっている」と安心していると、気づいたときには運転資金が底をつき、黒字なのに倒産の危機に直面する。これは架空の話ではなく、多くの会社で起こりうる現実です。

今日から始める「決算書」活用術:未来を変える実践的な3ステップ

「会計は苦手だ」「数字は専門家任せ」と思っていませんか?それは非常にもったいない考えです。
決算書は、経営者自身が読み解き、経営判断に活用するべきもの。難しく考える必要はありません。

まずは以下のステップから始めてみましょう。

  1. 週次での資金確認: 銀行預金残高だけでなく、向こう1週間程度の入金予定と支払予定を一覧にしてみましょう。現金が「いつ」「いくら」入ってきて、「いつ」「いくら」出ていくのかを把握する習慣をつけます。
  2. 月次での損益・CF対比: 毎月、P/LとC/Fを手に取り、「利益は出ているのになぜ現金が増えないのか?」「赤字なのに現金が減らないのはなぜか?」といった疑問を自分に投げかけてみましょう。その差額がどこから生まれているのか、具体的に分析することが重要です。
  3. 3ヶ月先の資金予測: 過去のデータや今後の事業計画に基づき、最低でも3ヶ月先までの資金繰り表を作成してみましょう。大きな入金や支出(例えば、設備投資や税金の支払い)を加味することで、資金ショートの兆候を早期に発見し、対策を講じることができます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、継続して見ることで、必ず「会社の声」が聞こえるようになります。決算書は、過去の成績表であると同時に、未来を変えるための地図でもあります。

ここまで説明してきましたが、C/Fはハッキリ言って難しいです。簿記や財務の勉強をしている私でも理解できない部分が多いです。
事前知識の無い方なら尚更キュゥべえ状態…「わけがわからないよ」と思うでしょう。
ですので冒頭でも触れたように、まずはワンランク難易度が落ちた”資金繰り表”の作成をしてみましょう!

さあ、今日からP/L&C/Fといった羅針盤を片手に、あなたの会社の「健康診断」を始めてみましょう。
〜ありったけの夢をかき集めて探し物を探しに行きましょう!〜
その行動、小さな1歩があなたの会社を必ず健康体へと導きます。

ほんの些細なことでも良いのです!行動する勇気があれば、未来は必ず変えられるのです!

ABOUT ME
なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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