【めんどくさがり屋こそ見ろ】「ロジカルシンキング」は捨てろ!”大ヒット商品”を生み出すたった1つの発想法
どうも、なおモンです。
みんなは「マーケティング」って聞くと、どんなイメージを持つ?
「難しそう…」「データ分析とか、超面倒くさそう…」
そう思った人、安心してほしい。
実は、大ヒット商品を生み出す天才マーケッターの多くは、超絶「めんどくさがり屋」なんだ。
なぜなら、世の中の9割以上のお客さんは、基本的に「めんどくさがり屋」だから。
楽をしたい、手間を省きたい、面倒なことはやりたくない。
この顧客の気持ちを、めんどくさがり屋ほど深く理解できる人はいない。
俺も、昔は「もっとロジカルに考えなきゃ!」って、データを分析しまくって、完璧な企画書を作ろうとしてた。
でも、どれだけ頑張っても、結果が出なかった。
そんな時に出会ったのが、今回話す「ある発想法」。
これを知ってから、俺の仕事に対する考え方は180度変わった。
今回は、プロのマーケッターが実践している「大ヒット商品」を生み出すための思考法、その名も「トリプルシンキング」について、俺の学びも交えながら、超シンプルに解説していくよ。
大ヒットを生む「トリプルシンキング」とは
トリプルシンキングとは、以下の3つの思考法を組み合わせることで、ゼロから新しいアイデアを生み出すためのフレームワークだ。
1. ロジカルシンキング(論理思考)
アンケートや市場データをもとに、論理的に結論を導き出す思考法。
「顧客はこう言っているから、この商品が売れるはずだ」と考える。
でも、これだけではダメだ。
なぜなら、顧客は自分の本音を理解していなかったり、新しいアイデアを自分から生み出せないから。
2. クリティカルシンキング(批判的思考)
ロジカルシンキングで導き出された結論は本当に正しいのか、別の可能性はないかを検証する思考法。
「ドーナツは丸い」という常識を疑い、「四角や星形でもいいのでは?」と考える。
これも大事な思考だが、既存の枠から出ることはできない。
3. ラテラルシンキング(水平思考)
これが、大ヒットを生む上で最も重要な思考法だ。
これまでの常識や前提を完全に捨てて、全く関係のないところから新しいアイデアをゼロベースで生み出す。
「飲むドーナツ」「振って作るうどんシェイク」なんて、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングだけでは絶対に生まれない発想だ。
常識を疑い、前提をぶっ壊す。これがラテラルシンキングの本質だ。
【実践編】ラテラルシンキングを鍛える3つの習慣
「そんな斬新な発想、俺には無理だよ…」って思った人もいるかもしれない。
でも、大丈夫だ。ラテラルシンキングは、日々の習慣で鍛えることができる。
【習慣1】「なぜ?」をメモする
日常生活で抱いた素朴な疑問を、メモする習慣をつけよう。
「なんでこのリモコンはこんなにボタンが多いんだろう?」
「なんで自動販売機は冷たい飲み物と温かい飲み物が別々にあるんだろう?」
この「なぜ?」が、新しいアイデアの種になる。
【習慣2】「SCAMPERの法則」を試す
これは、既存の商品やサービスを、新しい視点で見直すための思考ツールだ。
- Substitute(代用する):別のものに置き換えられないか?
- Combine(結合する):何かと組み合わせられないか?(例:ウォークマンと電話→iPhone)
- Adapt(応用する):他の業界の成功事例を応用できないか?
- Modify(修正する):一部を変えられないか?
- Put to other uses(転用する):別の用途に使えないか?
- Eliminate(除去する):何かをなくせないか?
- Reverse(逆転する):逆さにできないか?
この9つの切り口で考えてみるだけで、アイデアの幅が劇的に広がる。
【習慣3】「失敗前提思考」で行動する
どんなに良いアイデアも、行動しなければ意味がない。
そして、一発で成功するなんて思わないこと。
成功するマーケッターは、試行回数が圧倒的に多い。
「このアイデアは失敗するかもしれないけど、とりあえずやってみよう」という「失敗前提思考」を持つんだ。
【辛口反論】「それって、ただの運任せじゃないの?」
「斬新なアイデアなんて、結局は運じゃないか?再現性があるの?」
うん、たしかに運の要素はある。
でもさ、その「運」を引き寄せるために、プロのマーケッターは、常識を疑い、日々の素朴な疑問をメモし、多くのアイデアをテストしている。
「運」は、準備された心にしか宿らない。
「めんどくさがり屋」である自分を恥じる必要はない。
むしろ、その性格を武器にして、顧客の気持ちを深く理解し、世の中をより便利に、より楽にするためのアイデアを生み出そう。
その発想こそが、次の大ヒット商品につながるんだ。
まとめ
今回は、プロのマーケッターが実践している「トリプルシンキング」について話してきた。
- 「めんどくさがり屋」だからこそ、顧客の気持ちを理解できる。
- ロジカルシンキングやクリティカルシンキングだけでは、大ヒットは生まれない。
- 既存の常識を疑い、前提を壊す「ラテラルシンキング」が最も重要。
- 「なぜ?」をメモし、SCAMPERの法則を使い、失敗前提で行動することで、アイデアは具現化する。
もし、今の現状に不満があるなら、まずは自分の思考法を変えてみてほしい。
あなたの「めんどくさがり」が、次の時代の常識を創り出すかもしれない。


