『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。
今回取り上げる銘柄は証券コード【2897】日本食品ホールディングスです。
そんな【2897】日本食品ホールディングスの事業内容や現在の指標面&状況をまとめた記事になります。
ご自身の投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。
投資の推奨ではありませんので、実際に投資する際は自己判断のもと行っていただきますよう、宜しくお願いします。
それでは本題に参ります。
目次
- 事業内容&業績
- 事業内容
- 業績
- 株価&各指標面
- 株主優待
- 投資戦略
- まとめ
事業内容&業績
事業内容
世界初のインスタント麺としてこの世に生み出された「カップヌードル」を中心に、インスタント食品(ラーメン、焼きそば、カップめん、袋めん)、チルド・冷凍食品、飲料、菓子、シリアル食品などを製造・販売。
「チキンラーメン」や「どん兵衛」「U.F.O」など、誰もが一度は聞いたことがあるブランドが強みです。
業績
食料品という安定した事業を展開しているため、業績は右肩上がりで推移しています。
2024年期は売り上げ&利益共に過去最高を記録しています。
直近約20年の業績推移を見てみても、特にコロナ禍以降営業利益が顕著に上昇していて、利益率を改善して収益性が高くなっていることが分かります。
有利子負債倍率(利息のつく借金をどれくらい持っているのか?)0.12倍。
自己資本比率は60.6%となっています。
2024年期の販管費(販売費及び一般管理費)は、
約1,970億円。
月ベースで換算すると約164億円の固定費がかかっています。
8月6日に発表された第1四半期決算時点では、現預金を約770億円持っています。
仮に売り上げが0になる事態に陥った場合、固定費のみの支払いだけに限定すれば約4〜5ヶ月持つ計算です。
業種によって違いはありますが、大体固定費の3〜6ヶ月分現金を持っていれば優良企業と判断されます。
その視点で言えば、比較的安定性の高い企業であると判断できます。
注意……販管費そのものの金額が固定費になるわけではないのですが、決算書からはそれ以上読み取れないので、当note記事では販管費=固定費という認識で記載しています。
株価&各指標面
株価は記事作成時点で4,100円。
長期的に右肩上がりで上昇し続けてきて、今は停滞局面を迎えています。
PERは21.9倍、PBRは2.49倍。時価総額は1兆2,652億円となっています。
配当利回りは1.71%。
過去10年間は減配の実績はなく、ここ4年間増配を続けています。
株主優待
株主優待は以下の3点から一つ選択する形になります。
- グループ製品詰め合わせ
- 国連WFPへの寄付
- 日清食品グループ オンラインストアで利用できるクーポン (WEBサイト限定)
まとめ
今回は証券コード【2897】日本食品ホールディングスについて取り上げました。
投資する上で大事なのは、自分の考えを持った上で、最悪の場合を想定しつつ、”後悔のない投資”をしていくことです。
この記事を読んだ皆さんも、ぜひ自分なりの考えを持って投資判断をしていってください。
以上何か一つでも参考になっていただけましたら幸いです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。