お疲れ様です、なおモンです!
突然だけど、みんなの給料明細ってさ、見たくない項目の筆頭だよな。
社会保険料とか、税金とか引かれまくって「俺、こんなに働いたのに手取りこれだけかよ…」って愕然とすること、しょっちゅうだよな。
そんな俺たち20代〜30代は、マジで将来が不安。年金は当てにならないし、かといって投資って言われても何から手をつけていいか分かんない。そんな状態を「ほったらかしたい!」って思ってる人も多いんじゃないだろうか。
そんな時に出会ったのが、かの有名な山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著『ほったらかし投資術』。
お二人の経歴を軽く触れておこうと思う。
山崎元さんは数多くの証券会社を渡り歩いた経歴を持つ経済評論家。残念なことに2024年に鬼籍に入ってる(ご冥福をお祈りします)
水瀬ケンイチさんは投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を運営しているブロガー。実際に投資もしている経験豊富な投資家だ。
この本、マジで俺の投資に対する考え方をガラッと変えてくれたんだ。
ただ、この本が出版されたのは結構前。残念ながら、今のNISA制度には完全対応していないんだよね。
「じゃあ、今の時代にこの本を読む意味ないじゃん!」
って思うかもしれないけど、ちょっと待ってくれ!
この本の根底にある考え方は、今でもめちゃくちゃ有効なんだ。(というかやることは、ほぼ一緒なんだ)
むしろ、NISA制度は「ほったらかし投資術」を実践するために、神が与えた最高のツールと言っても過言じゃない。
この記事では、俺が『ほったらかし投資術』を読んで、現在のNISA制度に合わせてどう行動したか、具体的な方法をわかりやすく解説していくぜ。
結論:新NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を積み立てろ
まず最初に結論から言ってしまうけど、もしあなたが「投資って何から始めればいいの?」って状態なら、これだけでOK。
NISA口座を開設して、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を毎月決まった額積み立てる。
はい、これだけ。これで俺たちは、プロの投資家と同じ土俵に立てるし、いや、ヘタなプロよりも良いパフォーマンスを叩き出せる可能性すらある。
『ほったらかし投資術』の根幹である「長期・分散・低コスト」という考え方を、これ一本で全て満たせてしまうんだ。
- 長期: NISAは非課税期間が無期限。これ以上ない長期投資ツールだ。
- 分散: オール・カントリー(通称「オルカン」)は、その名の通り、世界中の株式に幅広く分散投資してくれる。これ1本でリスク分散は完璧だ。
- 低コスト: 信託報酬(運用コスト)が年率0.1144%程度(記事作成時点)と、驚くほど安い。俺たちのポケットから出ていくお金は最小限に抑えられる。
これだけで、俺たちは投資の悩みの9割から解放される。
※信託報酬は年々変わる可能性があるんだけど、小数点で変動するだけだし、過去を見ても率を引き下げてる(つまりコストが安く済む)ようにしてくれているから、過度に気にする必要なし!
なぜ「ほったらかし」が最強なのか?
俺がこの本を読んで一番腑に落ちたのが、「プロに勝とうとするな」ってこと。
俺たちは日々の仕事やプライベートで忙しい。そんな中で、何時間もかけて企業の業績を分析したり、次の流行銘柄を探したりする時間なんてない。
それに、たとえ時間をかけても、市場のプロであるファンドマネージャーに勝つのは至難の業。というか、ほとんどのプロも長期的に見れば市場平均に勝てていないって事実を、この本は教えてくれた。
だったら、無理して勝負する必要なんてない。
「市場の平均点」を狙いにいけばいいんだ。
オルカンに投資すれば、世界の経済成長という大きな波に乗ることができる。世界が成長する限り、俺たちの資産も増えていく。
そして、一度設定してしまえば、あとは本当に「ほったらかし」。
毎月の積み立て設定さえしてしまえば、あとはスマホでたまに残高をチェックするくらいでOK。その浮いた時間で、彼女とデートに行ってもいいし、趣味に没頭してもいい。
「投資ストレスから解放されて、人生を楽しく生きる」
この本のメッセージは、まさに現代を生きる俺たちに必要なことだと感じたぜ。
『ほったらかし投資術』をNISAに落とし込む具体的なステップ
よし、じゃあ具体的にどう行動すればいいか、一緒に見ていこうか。
ステップ1:生活防衛資金を確保する
投資を始める前に、まず絶対にやってほしいこと。それは、3〜6ヶ月分の生活費を銀行の普通預金に入れておくこと。
これは「もしも」の時の備え。急な病気や失業、家電の故障など、人生には予期せぬトラブルがつきものだ。このお金があれば、焦って投資している資産を売却する必要がなくなる。
このお金にだけは絶対に手をつけない。これは投資とは別枠の「無リスク資産」として、しっかり確保しておこう。
ステップ2:ネット証券でNISA口座を開設する
証券会社選びは、手数料の安さと使いやすさが重要。
『ほったらかし投資術』でも推奨されているけど、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のいずれかで口座を開設するのがおすすめ。
まずこの証券会社の口座を持っていたら、投資に困ることは無いだろう。
これらのネット証券は、インデックスファンドの品揃えも豊富で、手数料も無料か格安だ。口座開設もスマホで簡単にできるから、まずはやってみよう。
ステップ3:積立設定をする
口座が開設できたら、いよいよ積み立て設定だ。
- 銘柄: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 金額: 無理のない範囲で、毎月決まった額を積み立てる。
- 設定: 毎月自動で引き落とされるように設定。
金額は、最初は少額(最低金額の1,000円)でもOK。例えば月1万円からでもいい。大事なのは、続けることだ。
『ほったらかし投資術』への批判に俺が答える
「そんな簡単なことで資産が増えるわけないだろ!」
「もっと勉強して個別株で一発逆転を狙った方が儲かるんじゃないか?」
「結局、お金持ちになるにはもっとリスクを取らないとダメだろ?」
うんうん、その気持ち、めちゃくちゃ分かるよ。俺も最初はそう思ってた。
でもさ、ちょっと考えてみてくれ。
俺たちはプロの投資家になりたいわけじゃない。
資産形成をして、人生を楽しく生きたいんだ。
個別株で一発逆転を狙うのもロマンがあっていい。でも、もし失敗したら?そのリスクを背負ってまで、毎日仕事から帰ってきてまで、神経をすり減らしたいか?
俺は嫌だ。
俺たちの目標は、資産をコツコツと増やし、老後の不安を少しでも減らすこと。そして、その過程で余計なストレスを抱えないことだ。
それに、そういうことを言う人たちは”複利”の効果を軽んじている。
ここでは深く触れないけど、複利の効果は凄まじいんだぜ!
ポケモンのツノドリルみたいなもんだ。あっ、一撃技だからそれくらいの威力があるってことな。
『ほったらかし投資術』は、そのための最も合理的で、最もストレスのない方法なんだ。
世界経済の成長という、最も確実性の高いものに賭ける。これほど堅実な投資はないだろう。
まとめ:ほったらかし投資で「自分の人生」を取り戻せ
『ほったらかし投資術』は、投資のやり方を教えてくれる本であると同時に、人生の時間の使い方について考えさせてくれる本でもある。
俺たちの人生は有限だ。
その貴重な時間を、難しい投資の勉強や、株価の変動に一喜一憂することに使うのか。
それとも、大切な人との時間や、自分の好きなことに使うのか。
俺は後者を選びたい。
そして、その選択を可能にしてくれるのが、この「ほったらかし投資術」なんだ。
今からでも遅くない。
新NISAという最高のツールを使って、まずは一歩踏み出してみよう。
その一歩が、きっと俺たちの未来を明るくしてくれるはずだから。
最後に、もしこの話が少しでも響いたら、この本を読んでみることを強くお勧めするぜ。
販売サイトを見てみたんだけど、今なら900円くらいで買えてしまうんだ!この900円の投資で一生物の投資の考え方を身につけれるんだから、安い買い物じゃないかい?
気になった人は購入してみてくれ!
そして、このブログや、YouTubeで「両学長」の動画を見るのもいいだろう。きっと俺たちの心に火をつけてくれるはずだ。
この記事が、誰かの行動のきっかけになってくれたら、これ以上嬉しいことはないぜ!
じゃあな!