なぁ、みんなの周りに、なんかいつも不満そうだったり、言い訳ばっかりしてる人って、いないか?
「いやー、部長が言ってたんで、仕方なくやってるんですけどね」とか、「忙しい忙しい」って言いながら、SNSばっかり見てるやつとか。
正直、俺はそういう人と話すたびに、心の中でため息をついてた。
「あー、こいつとは一緒に仕事したくないな」って。
俺は10年以上、いろんな社員の方を見てきた。その中で、「この人は絶対に伸びるな」って思う人と、「この人には絶対に大事な仕事を任せられないな」って思う人、両方を見てきた。
その違いは、何だったと思う?
スキル?経験?
もちろんそれもある。でも、一番大きな違いは、「普段、どんな言葉を口にしているか」だった。要するに口癖ってことだな。
今回、俺が1万社以上の黒字経営を見てきたという黒字社長のYouTube動画を見て、改めて確信したことがある。
それは、「出世できない社員には、共通の『やばい口癖』がある」ってことだ。
そして、その口癖を放置していると、本人の人生だけでなく、会社全体までダメにしてしまうってこと。
今日は、その黒字社長の動画を参考にして「やばい口癖」を10個、みんなに共有していく。
もし、自分の口癖に当てはまるものがあったら、今日からマジで意識を変えてくれ。
【マジでやばい】出世できない社員の口癖10選
1. 「検討します」
これ、一見丁寧な言葉に聞こえるだろ?
でもな、これは「行動を先延ばしにするための常套句」だ。
「検討します」って言ったきり、結局何も行動しない。何かを決めるときに、完璧な答えを探そうとして、結局何も決断できない。
「検討しますは全裸より恥ずかしい」って言葉聞いたことあるかい?
識学の安藤社長が執筆している『パーフェクトな意思決定ー「決める瞬間」の思考法』に書かれている言葉だ。
この書籍は「意思決定」にフォーカスした書籍だけど、考え方は今回に共通する部分がある。気になったら読んでみてくれ!
俺は思うんだけど、人生で一番大事なことって、「行動すること」だ。
成功してるやつは、完璧な準備ができてなくても、とりあえず行動してみる。失敗したら、その失敗から学んで、また次の一手を打つ。
でも、「検討します」って言ってるうちは、何も行動しないから、何も得られないんだ。そして、何も得られないまま、時間だけが過ぎていく。
2. 「忙しい」
これもマジで危険な口癖だ。
「忙しい」って漢字、よく見てみろ。「心を亡くす」って書くんだ。
「忙しい」を連発するやつは、マジで心がなくなりかけてる。自分のことしか見えてなくて、周りの状況が見えなくなる。
そして、不思議なもんで、そういうやつに限って、実はそんなに忙しくないんだよ。
本当に忙しいやつは、「忙しい」なんて言う暇すらない。
「忙しい」って口に出すことで、「俺はこんなに頑張ってるんだ!」って自分に言い聞かせて、満足してるだけなんだ。
3. 「俺たちの時代は」
これ、ベテラン社員がよく言うやつ。
「俺たちの時代は、もっと残業するのが当たり前だった」とか、「俺たちの時代は、こんなに簡単な仕事じゃなかった」とか。
でもな、聞かされてる若手社員は、心の中でこう思ってる。
「どうでもいい」「時代が違う」って。
過去の栄光に固執して、現状を否定する。そんなやつに、未来を託せると思うか?
会社を未来に導くのは、過去を語る人間じゃない。未来を創ろうとする人間だ。
4. 「上が決めたんで」
はい、出ました。「責任放棄」の言葉。
「これ、なんでやるんですか?」って聞いたら、「いやー、上が決めたんで、僕もよくわからないんですけど」とか言うやつ、マジでやばい。
自分の仕事に対して、責任を持てない人間が、リーダーになれるわけがない。
責任を他人になすりつける思考を「他責思考」って言うんだけど、この思考回路にハマってるうちは、絶対に成長できない。
逆に、「自責思考」、つまり「全ては自分の責任だ」って考えられる人間だけが、上の立場に立てるんだ。
5. 「それって〇〇ですよね?」
これは、論破系の口癖だ。
一時期流行ったよな?この論破口調。
会議で、誰かが意見を言ったときに、「それって、あなたの感想ですよね?」とか、揚げ足を取るようなことを言うやつ。
社内で論破して、一体何になるんだ?
論破された相手は、納得するどころか、ただただ不快になるだけだ。人間関係を壊して、会社の雰囲気を悪くするだけ。
そんなやつに、チームを任せられるか?
「やるんなら建設的な批判や意見を言えよ」って話だよな。
6. 「一応やることはあります」「やる気はあります」
これは、「行動してないこと」を隠すための口癖だ。
「やる気はあります!」って声高に叫んでるやつほど、実際には行動してないことが多い。
本当にやる気があるなら、行動してるはずだ。
「やる気」なんて、言葉で言うもんじゃない。「行動」で示すもんだ。
7. 「知らなかったんです」
これも「責任放棄」の言葉。
「〇〇について、知らなかったんです」って言うやつ、いるだろ?
でもな、知らないのは、本人に責任があるんだ。
「教えてくれなかったから」って、他人のせいにしてる時点で、もう成長はない。
本当に優秀なやつは、知らないことがあったら、自分から「教えてください!」って頭を下げて聞きに行く。
8. 「苦手なんでやりません」
俺は、得意なことだけをやって、苦手なことはやらない人間を、絶対にリーダーにしない。
だって、仕事って、苦手なことでもやらなきゃいけないことの連続だからだ。
得意なことだけをやってても、人間は成長しない。苦手なことに挑戦して、それを克服したときに、初めて本当の力が身につくんだ。
9. 「働きたくない」「これって意味ないですよね」
これは、行動への抵抗、面倒なことを避けたいっていう心理が丸出しの口癖だ。
本当に意味のない業務は除くけど、本人が意味がないと思ってても、実は会社全体にとってはすごく重要なことだったりする。
それに、「働きたくない」って口に出すやつは、頑張らないで成果を出そうとする。そんな甘い考えで、出世できるわけがない。
10. ネガティブ発言が多い
口癖っていうよりは、もはやその人の「人格」の問題だ。
「どうせうまくいかないっすよ」とか、「また失敗しました」とか、いつもネガティブな発言ばかりしてるやつ。
そういうやつがチームにいると、周りのモチベーションまで下げてしまう。
ネガティブな言葉は、無意識のうちに自分自身の思考までネガティブにしてしまう。そして、そのネガティブな思考が、さらにネガティブな現実を引き寄せる。
「いやいや、それは極論でしょ?誰だってネガティブなことを言うときはある」という反論に対して
「そんなに完璧な人間なんていないでしょ?誰だって、ちょっとくらい愚痴を言ったり、やる気が出ないときもあるじゃん」
うん、その気持ち、よくわかる。人間だもん、完璧じゃない。
でもな、俺が言いたいのは、「口癖」ってことだ。
たまに言うのと、いつも言ってるのは、全然違うだろ。
俺が挙げた口癖を、無意識のうちに何度も何度も繰り返している。そういう人間を、俺は「やばい」って言ってるんだ。
だって、口癖って、その人の思考の癖なんだから。
ネガティブな口癖を何度も繰り返してるってことは、その人の頭の中は、ネガティブな思考でいっぱいってことだ。
そんなやつに、未来を託せるか?
俺の答え
この反論に対して、俺はこう答える。
「口癖は、人格の鏡だ。そして、人格は、その人の未来を創る。」
人生は、選択の連続だ。
ポジティブな言葉を選ぶか、ネガティブな言葉を選ぶか。
行動するか、先延ばしにするか。
責任を負うか、他人のせいにするか。
この一つ一つの選択が、1年後、3年後、5年後の君の未来を創っていくんだ。
まとめ:出世できる社員の「たった一つの共通点」
今回の話、まとめるとこうなる。
- 「やばい口癖」は、行動しないことや、責任放棄の言い訳。
- 口癖は、その人の思考の癖であり、人格そのもの。
- ネガティブな言葉は、自分だけでなく、周囲の人間まで不幸にする。
じゃあ、逆に出世できる社員って、どんな特徴があると思う?
それは、「ポジティブな言葉を選び、自ら行動し、責任を負える人間」だ。
シンプルだろ?
でも、このシンプルなことを、毎日毎日、継続できる人間が、本当に強い。
もし、今日の記事を読んで、少しでも自分の口癖を見直してみようって思ってくれたなら、それは最高の喜びだ。
なぜなら、その意識の変化が、君の未来を大きく変える第一歩だからだ。
俺はみんなの人生が、最高の人生になることを心から願っている。
じゃあな!