こんにちは。
なおモンです。
今日の話題
皆さんは『ストック』と『フロー』という言葉を聞いたことはありますか?
お金の世界では、残高のことを『ストック』、収入のことを『フロー』と呼びます。
個人で例えると、ストックは預貯金や金融資産の残高がどれくらいか?
フローは年収(もしくは手取り収入)がどれくらいか?ということになります。
この二つはどちらが重要なんでしょうか?どちらを見ればその人がお金持ちか測ることができるのでしょうか?
今回はこのことについて書いていきたいと思います。
まず私の考え
色々説明する前に、私の意見を述べたいと思います。
非常に面白みのない意見で申し訳ないのですが、私は「どっちも大事」だと思っています。
どうしてそう思うのか?次で詳しく説明していきます。
『貯金のない高年収』と『低年収の億り人』
少し極端な例え話を出します。
皆さんは年収200万円の人と年収2000万の人、どちらがお金持ちだと思いますか?
おそらくほとんどの方は、「稼いでいる金額が多い年収2000万の人がお金を持ってそうに見える」と思います。
では、次の条件が加わるとどうでしょう?
その条件とは、「年収200万円の人は億越えの資産を持っている、年収2000万の人は貯金がほとんどない」です。
こうなってくると、途端に年収200万円の人がお金持ちに見えてきませんか?
今現在持っている金融資産で判断するのか?それとも自由に使えるお金の総量で判断するのか?これによって冒頭の質問の答えも変わってきます。
『ストック』や『フロー』はあくまでも物の見方の一側面でしかありません。
どちらかの情報だけで判断することは、ナンセンスなことです。
これが、『ストック』や『フロー』はどっちも大事だと考えている理由です。
まとめ:多面的に考えて本質を見ていこう
最後に今日のまとめです。
今回は「お金の世界の『ストック』と『フロー』はどっちが大切?」ということについて書いてきました。
それぞれは、あくまでも物の見方の一面でしかないので、どちらかの情報だけでは正確な判断は出来ません。
持っているお金の残高である『ストック』、自由に使えるお金の総量である『フロー』、その両面を見て物事の本質を見ていきたいですね。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
※アイキャッチ画像の出典:写真AC様