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なおモンの投資戦略まとめ PR

【騙しに注意!】日本株の反発について

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前日の暴落がまるで夢だと言わんばかりの上昇をした日経平均。上げ幅としては過去最大の3217円高で、3万4675円46銭で取引を終えました。

ブラックマンデー以来の最大下落を記録した翌日に過去最大の上昇。まるで多くの投資家を嘲笑うかのような気まぐれな動きをしています。

昨日発表されたISM非製造業景況指数が予想を上回り、景気拡大を示す内容だったため、「景気後退の心配まだしなくても良さそう〜!」と市場が安堵した為、今回の上昇につながったものと思われます。
日本株だけでなく韓国、台湾株も反発しており、絶好の押し目買いチャンスと捉えそうになります。

ですが思いとどまらなければいけません。相場には罠、”騙し”が存在することを。

騙しとは…「テクニカル分析の一つで、RSIやMACD、ストキャスティクスといったテクニカル指標が発したサインと反対の動きをすること」を言います。

指標的には「買いサイン」を出しているのにも関わらず、株価が下落するといった現象は、株式投資において”騙し”とされています。逆もまた然りです。

ファンダメンタルズの面からも注意が必要です!
本日発表された実質賃金はようやく上昇し、リーマンショック以降最長だった26ヶ月連続マイナスをようやく脱しました。
これだけ聞くと良いニュースのように感じますが、しっかり考えてみてください。
今回発表されたのは6月分なのです。大抵の企業は6月に嬉しいプレゼントが送られますよね?そう!棒とナスです!

…冗談ですよ😅、ボーナスですね。今回はそれを含めた実質賃金なのです!実際それを抜いて計算するとまだマイナスになってます。
もちろん、来月には反転してようやく実質賃金がプラスになっているかもしれませんが、今この時だけで言うと全然可処分所得増えていると言えない現状が浮かび上がってきます。

それに加えて個人消費が鈍化しているという見過ごせない状況もあります。
同じく本日発表された、総務省の6月家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額が、前年同月比1.4%減少の28万888円でした。
「わ〜、8が多い!」なんて言っている場合ではありません!
2人以上というと、夫婦&子育て世帯ということになります。その世帯が消費をしていないんです!定額減税なんて意味がないんです!

物価が上昇している中でも、前年同月比でお金を使っていないということは、”相当節約している”ということになります。
日本のGDPは個人消費が支えている、と言っても過言ではないくらい占めています。
その消費が減速しているということは、先々の景気に対してマイナスです。

個人投資家が意識しておかなければいけないことは、目先の株価に狼狽えたり浮き足だったりするのではなく、テクニカル的にもファンダメンタル的にも懸念材料がある状態だと認識することです!
だからといって、「今持っている株式全部売ってしまえ!」なんて言うつもりはありません!

投資するにせよ、リスク許容度の範囲内で後悔のないポジションを取るのなら、他人にとやかく言われる筋合いはありません。
しかし、今存在しているリスク&懸念材料をしっかり認識していないと、傷を負った時致命傷になりかねません!十分に注意しましょう。

そして、「投資をやめとこう」こう思ったのなら、私としては副業をすることをオススメします。
世界経済がどうなろうと、自分で稼ぐ力があればどうとでもなります!
是非、自己防衛の手段として副業を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ABOUT ME
なおモン
閉塞感を感じている現状を変えるべくブログを開設しました noteもやってますので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください ※当ブログにはプロモーションが含まれています。

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