金持ち父さんの投資家レベル診断!あなたは今どのステージ?レベル4を目指して人生をイージーモードにする方法
「俺さ、いつまでたっても貯金が増えないんだよな…」
ある日、カフェで友人と話していた時にふと、そんな愚痴が出てしまった。周りを見れば、みんな楽しそうに生きてるのに、なんで俺だけこんなに必死に働いてるんだろう。毎日、給料明細とにらめっこしては、ため息をつく日々。
お金の悩みって、本当に人生の多くの部分を支配してるんだなって痛感する。
- 仕事が楽しくないのは、生活のためにお金を稼がないといけないから。
- 新しいスキルを学ぶ時間がないのは、副業で少しでも収入を増やそうと必死だから。
- 将来が不安なのは、老後の資金が全然足りてない気がするから。
でも、この現状って、ただ不運なわけじゃない。もしかしたら、俺たちが「お金との付き合い方」をちゃんと知らないだけなのかもしれない。
今回は、あの『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』で有名なロバート・キヨサキ氏が提唱する「投資家の7つのレベル」について、俺なりの解釈を交えて語っていく。
これは単なる投資の話じゃない。今の自分がどこの立ち位置にいて、これからどうすればもっと人生をイージーモードにできるのか、その道筋を示してくれる地図みたいなもんだ。
読み終わる頃にはきっと、あなたの頭の中にある「お金のモヤモヤ」が晴れて、明日から何をすべきかがハッキリと見えてくるはずだ。
【レベル0〜2】「貯金ゼロ」から「インフレ負け組」まで、抜け出せない泥沼からの脱却法
この7つのレベルは、投資のスキルや知識だけでなく、お金に対するマインドセットそのものを診断するツールなんだ。まずは、多くの人が当てはまりがちな最初の3つのレベルを見ていこう。
レベル0:投資すべきものを全く持っていない人
- 特徴: 収入は全部使ってしまう。貯金はゼロ。
- 俺の感想: 耳が痛すぎる。昔の俺だ。給料が入ったらすぐに飲み会、趣味、洋服…。「使えば使うほどモチベーションが上がる!」とか言って、クレジットカードの請求に震えてた。20代〜30代の単身世帯の約3人に1人がこのレベルって、日本って実は結構ヤバい状況なんだなって思う。でも、大丈夫。誰もが最初はここからスタートするんだから、まずはこの事実をちゃんと受け止めるところから始めようぜ。
レベル1:お金を借りる人
- 特徴: 何か困ったら借金。投資資金も借金で賄おうとする。
- 俺の感想: 「悪い借金」と「良い借金」って考え方は目からウロコだった。スマホの分割払いとか、リボ払いとか、身近に潜む「悪い借金」が俺たちの信用力をジワジワと蝕んでる。投資の世界でも、信用取引で借金してまで投資しようとする人は、大体ロクなことにならない。まずは、「良い借金」と「悪い借金」の区別をつけられるようになることからだ。
レベル2:お金を貯めてから使う人
- 特徴: 貯金は得意。でも投資は怖い。
- 俺の感想: 「貯金は正義!」って思ってる人も多いんじゃないかな?俺も昔はそうだった。でも、このレベルの落とし穴はインフレだ。物価が上がっていくのに、銀行に寝かせたお金は価値が目減りしていく。100年定期預金の話はゾッとした。貯金は素晴らしい習慣だけど、それだけで安心していると、実は「インフレ負け組」になってるってことを知るべきだ。不安を打ち消すために貯金するのではなく、将来の目標を達成するためにどうやってお金を増やすかを考えるべきなんだ。
【レベル3】「賢い投資家」に隠された3つの罠
さて、ここからが多くの読者が当てはまるかもしれないレベルだ。このレベルにいる人は、投資の必要性はわかっている。でも、なぜか思ったように資産が増えない。その理由が、このレベルの3つのタイプにある。
レベル3:賢い投資家(皮肉)
- タイプA:面倒くさがり屋
- 特徴: プロに全部丸投げ。自分では勉強しない。
- 俺の感想: これ、投資信託とかでよくあるよね。「プロが運用してくれるから安心!」って言って、中身も理解せずに全部お任せ。でも、そのファンドが本当に自分に合ってるのか、手数料は妥当なのか、自分で判断できないのは、プロの言いなりになるしかないってことだ。
- タイプB:スノッブ
- 特徴: 知識だけは豊富。でも行動はビビり。
- 俺の感想: 投資本を山ほど読んで、経済ニュースも毎日チェック。でも、いざ投資となると、「今はタイミングが悪い…」とか言って少額しか投資しないタイプ。俺も昔は少しこの傾向があったかも。結局、頭でっかちになって、行動が伴わない。これじゃいつまで経っても資産は増えないよな。
- タイプC:ギャンブラー
- 特徴: 慎重さゼロ。一発逆転を狙ってあらゆる投資に手を出しまくる。
- 俺の感想: 「この銘柄は絶対に上がる!」とか言って、周りの意見も聞かずに飛びつくタイプ。たまに成功してドヤ顔してる人もいるけど、大半は痛い目を見る。投資はギャンブルじゃない。運頼みじゃなくて、ちゃんと根拠を持って行動しないと、マーケットの「カモ」になっちゃう。
【レベル4】人生をイージーモードにするための「長期的投資家」への道
ここが、俺たちが目指すべきファーストゴールだ。レベル4まで到達すれば、人生のお金の悩みの多くが解消される。お金に不自由しない状態、いわゆる経済的自由への入り口だ。
レベル4:長期的投資家
- 特徴: しっかりとした目標と計画を持つ。リスク許容度を理解し、長期でコツコツ投資する。
- 俺の感想: ここが一番大事なポイント。「どうして投資するのか?」という目標を明確にすること。なんとなくお金を増やしたい、じゃなくて、「30年後にサイドFIREしたいから、年間300万円を目標に資産形成する」みたいに具体的にすること。その目標を達成するために、どういう計画を立てるか。
【反論】「でも、お金がないからレベル4なんて無理じゃない?」
中にはこう考える人もいるかもしれない。
「いやいや、なおモンさん。レベル4とか言われても、俺にはそんなお金ないっすよ。そもそも、投資に回すお金なんて全然ないし、夢物語じゃないですか?」
いいか、この意見は半分正解で半分間違いだ。
お金がないのは事実かもしれない。でも、「だから無理」っていうのは思考停止だ。キヨサキ氏の言うレベル0の人だって、最初からお金がなかったわけじゃない。給料はもらってる。でも、全部使ってしまって「ない」状態になっているだけだ。
お金がないなら、まずは「どうすればお金を増やせるか」を考えろ。
- 副業を始めてみる。
- 今の仕事でスキルアップして昇給を目指す。
- 思い切って転職して年収アップを狙う。
そして、入ってきたお金をどう使うか。「投資に回すお金がない」んじゃない。「投資に回すお金をまだ作っていない」だけなんだ。
アドラー心理学でいうところの「課題の分離」ってやつだ。
「お金がない」という課題は、誰かが解決してくれるわけじゃない。自分自身で解決すべき課題なんだ。まずはこの現状を直視して、行動を起こすこと。それがレベル4への最短ルートなんだぜ。
【レベル5と6】「人生のチートコード」を操る人たち
最後に、多くの人にとっては遥か遠い存在かもしれないが、こんな人たちもいるってことを知っておこう。
レベル5:洗練された投資家
- 特徴: 専門知識を駆使し、自ら投資案件を作り出す。
- 俺の感想: これはもう、完全にプロフェッショナルな領域だ。ただの投資家じゃなくて、経営者や事業家のようなマインドを持ってる。不動産投資で高利回りの物件を自力で見つけてくる人とか、ベンチャー企業の資金調達を手伝って成長させる人とか。自分の知識と人脈をフル活用して、マーケットに新たな価値を生み出す人たちだ。
レベル6:資本家
- 特徴: 他人の資金や才能を動かし、社会にインパクトを与える。
- 俺の感想: もうこれは「投資家」というより、「社会の仕組みを作り出す人」って感じだ。IPO(新規株式公開)とか、彼らが作り出した仕組みの一つだ。自分のためだけでなく、そこで働く人、顧客、他の投資家、みんなに利益をもたらす。自己資金ゼロでも、圧倒的なアイデアとカリスマ性で人を動かせる天才もいる。
まとめ:今日からできる「レベル4」への第一歩
今回の話で、自分が今どのレベルにいるか、なんとなくわかったんじゃないかな。そして、多くの人にとっての現実的な目標は「レベル4:長期的投資家」に到達することだ。
レベル4まで行けば、お金の心配から解放され、本当にやりたいことや、大切な人と過ごす時間を増やせるようになる。
そのために、今日からできることはなんだろう?
- 【現状把握】 まずは、家計簿をつけて、毎月いくら稼いで、いくら使っているかを正確に把握すること。
- 【知識武装】 YouTubeや書籍で、投資の基本的な知識を学ぶこと。
- 【行動開始】 小額からでもいい。つみたてNISAや新NISAを使って、インデックスファンドに積み立て投資を始めてみること。
座学だけで終わらせずに、とにかくやってみることが大事だ。失敗も成功も、全てが経験となって、あなたを次のレベルへと押し上げてくれる。
現状に不満があるなら、行動するしかない。俺もまだまだレベル4の入り口に立ったばかりだけど、一緒に頑張って、人生をイージーモードにしていこうぜ。
じゃ、また次の記事で。
なおモンでした!