おはこんばんちは!なおモンだ。
キミたちは、日々のニュースで「アメリカの雇用統計が〜」とか「株価が〜」みたいな話を聞くことがあるだろ?
正直、「遠い国の話だし、俺には関係ないっしょ?」って思ってないか?
うん、昔の俺はそうだった。
でもさ、今の時代、アメリカの経済動向は、遠い海の向こうの話なんかじゃない。
俺たちの財布や、キミたちの将来に、ダイレクトに影響を与える超重要な話なんだ。
特に、先月発表されたアメリカの雇用統計の「下方修正」は、ちょっとゾッとするレベルだった。
「いや、でもニュースでは景気は良いって言ってたじゃん…」
そうだよな。でも、その発表された数字、実はめちゃくちゃヤバいことになってたんだ。
今日は、このアメリカ経済の「裏側」で何が起こっているのか、そして、俺たちがこの時代を生き抜くために何をすべきか、キミたちに伝えていくよ。
雇用統計は嘘だった!?ヤバすぎる実態
発表された雇用の増加数は、実際の89%増だった
まずは、衝撃的な事実から話す。
アメリカ政府が発表した雇用統計、これがとんでもない数字に修正されたんだ。
5月と6月の雇用増加数、発表された数字と実際の数字を比べてみてくれ。
発表時 | 修正後 | |
5月 | 14万4000人 | 1万9000人 |
6月 | 14万7000人 | 1万4000人 |
…どうだ?
この数字を見たとき、俺は思わず「おいおい、冗談だろ?」って声に出してしまった。
発表されていた雇用の増加数が、実際の数字よりも89%も多く盛られてたんだ。
「どんだけ水増ししてるんだよ」って話だよな。
こんな大規模な改ざんは、2008年のリーマンショック以来で、ほとんど「改ざん」って言ってもいいレベルだ。
つまり、世間が思っているほど、アメリカの景気は良くなかったってことなんだ。
過去の経済危機を振り返ると、必ず失業率が急上昇してる。
失業率が上がると、みんなの収入が減って消費が落ち込み、企業の売上も減って、さらに人員削減が加速するっていう「負のループ」が始まるんだ。
株価は上がるのに、生活は苦しい「借金大国」の現実
消費は二極化し、借金が雪だるま式に増えている
そんなショックな発表があったのに、なぜか株価はすぐに上がった。
これは「景気が悪いってことは、金利が下がる!金利が下がれば株価が上がる!」っていう、なんとも皮肉な期待から来てるんだ。
でも、株価が上がってるからといって、みんなの生活が豊かになってるかというと、そうでもない。
アメリカの消費者たちは、とんでもない「借金問題」に直面してるんだ。
クレジットカードの合計負債額は、1.21兆ドル。
しかも、その返済が90日以上滞る「延滞者」が、リーマンショックと同じような勢いで増え始めてる。
特に、学生ローンや車のローン、クレジットカードの延滞が深刻だ。
年収750万円以下の人たちの消費は減ってるのに、Uber Eatsのようなサービスは売上が伸びてる。
これは、一部の富裕層やミドルアッパー層が消費を牽引してるだけで、大多数の生活は苦しくなっているっていう、「格差」の二極化がハッキリと見えてるってことなんだ。
でも、俺は投資もしてないし、アメリカの話なんて関係ないだろ?
「いや、俺は株なんてやってないし、アメリカの話なんて他人事だろ…」
うん、そう思うかもしれない。
でもさ、ちょっと考えてみてくれ。
キミたちが働いてる会社の取引先や、普段使ってるサービス、スマホ、パソコン、車…。
そのどれもが、アメリカの経済状況と無関係じゃいられない。
アメリカの景気が悪くなれば、世界中の経済が冷え込んで、日本の景気にも影響が出る。
そして、最終的にキミたちの給料や雇用にも、確実に影響が出てくるんだ。
だから、投資をしてないから関係ない、なんてことは絶対にない。
この時代の変化をいち早く察知して、自分の身を守るための行動を始めるかどうかが、今後の人生を左右する。
俺はそう思ってる。
株価のカラクリと雇用統計の真実
ここ数年、アメリカの経済指標には、ちょっとした「ねじれ」が起こってるんだ。
雇用統計には、「事業所調査」と「家計調査」の2つのデータがあるんだけど、両者の間に大きな乖離が見られることが増えている。
事業所調査は、企業に「従業員は何人いますか?」って聞く調査で、速報性が高い。
一方、家計調査は、各家庭に「あなたは仕事に就いていますか?」って聞く調査で、より実態に近いデータが反映される。
実は、株価の動きに直結するのは、速報性の高い事業所調査の数字なんだ。
だから、事業所調査の数字が良ければ「雇用が増えた!景気は良いぞ!」って判断されて株価は上がる。
でも、後から発表される家計調査の数字を見ると、実はそこまで雇用は増えてなかったり、むしろ減ってたりする。
今回の雇用統計の改ざんも、この辺りに原因があるんじゃないかって言われてる。
株価には良い数字が反映されてるけど、庶民の生活の実態は、実は苦しくなってる。
この矛盾が、アメリカの経済を不安定にしてるんだ。
まとめ:アメリカの雇用統計はここ数年改竄や信頼がおけないことは常識になっているから、景気後退は起こらない
さあ、キミたちは、この時代をどう生き抜いていく?
俺の個人的な意見だけど、ここ数年の雇用統計データが信用性に欠けるのは、ハッキリ言ってしまえば”常識”になりつつある。
情報をしっかり追っているような人にとって、データがおかしいのは「当たり前」になってるんだ。
それに株価への影響がダイレクトにくるのは悲しいかな、「事業所調査」の速報値なんだ!
当てにならないデータで株価が動くってなんだかな〜、って感じだよな。
だから景気後退って起こらないんじゃないか?、ってのが今の俺の考え。
でも景気後退が起こらないとしても、俺がキミたちに伝えたいのは、以下の3つのことだ。
- ドルコスト平均法でコツコツ投資を続ける株価の暴落を恐れて投資を止めるのは、一番勿体ない。
ドルコスト平均法で毎月一定額を積み立てていけば、株価が下がったときに安く買えて、トータルで大きな利益を狙える。
「市場が下がったときこそ、チャンスだ」って思えるように、コツコツと投資を続けていこう。 - 本業にしがみつき、収入の柱を複数持ついつ自分が解雇されるか分からない時代だ。
まずは本業でしっかりと成果を出して、クビにならないようにする。そして、副業にも挑戦して、収入の柱を複数持つことで、万が一の事態に備える。
俺も、派遣として働いて給料が低かった経験から、常に副業を探して、試行錯誤の末に結果を出すことができた。一歩踏み出す勇気が、キミたちの未来を拓く。 - 自己投資をして、自分自身で稼ぐ力をつけるどんな時代になっても、「自分自身が商品」って考えれば、怖いものなんてない。
お金や時間を自己投資に使って、新しいスキルを身につける。それが、キミたちの市場価値を上げ、自分で稼ぐ力をつけてくれる。
未来は不確実だ。
でも、その不確実な未来に備えるための行動は、今すぐに始められる。
キミたちの人生は、キミたちの手でしか守れない。
この記事が公開される頃には、また新しい雇用統計が発表されるだろう。まぁ、また信用できないデータになってるだろうけど・・・
いずれにせよ俺がキミたちに伝えたいこと、やってほしいことは一緒だ!
自分の人生の舵取りは、自分自身で取っていこうぜ!
じゃ、またな!