『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。
今回取り上げる銘柄は証券コード【4661】オリエンタルランドです。
そんな【4661】オリエンタルランドの事業内容や現在の指標面&状況をまとめた記事になります。
ご自身の投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。
投資の推奨ではありませんので、実際に投資する際は自己判断のもと行っていただきますよう、宜しくお願いします。
それでは本題に参ります。
目次
- 事業内容&業績
- 事業内容
- 業績
- 株価&各指標面
- 株主優待
- 投資戦略
- まとめ
事業内容&業績
事業内容
説明不要の国内テーマパーク、みんな大好き”夢の国”「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」を運営している企業。
アメリカのウォルト・ディズニーの直営ではなく、ライセンス契約(いわゆるフランチャイズ)であることは有名ですよね。
※ちなみにディズニー直営じゃないディズニーランドは「東京のみ」です。
業績
定期的なディズニーランドの入園料の値上げで価格転嫁を図りつつ、お土産やグッズ販売などもあって、昨年期は売り上げ&利益共に過去最高を記録。
今期も過去最高を更新する見通し。
直近約20年の業績推移を見てみても、コロナ禍というイレギュラーな時期を除けば売上高&営業利益ともに右肩上がりとなっています。
7月30日の第1四半期決算は、利益面で少し不振となる状況でした。
経常利益進捗率も19.8%と出遅れています。
今月30日に第2四半期決算が発表される予定なので、そこでの巻き返しできるのかが注目されます。
そして”四半期ごとの利益率の悪化”も少し気になるところではあります。
価格転嫁による売り上げの増加は果たしていても、前年比で見れば”どんどん鈍化”していることが分かります。
有利子負債倍率(利息のつく借金をどれくらい持っているのか?)0.22倍。
自己資本比率は72.7%となっています。
2024年期の販管費(販売費及び一般管理費)は、
約840億円。
月ベースで換算すると約70億円の固定費がかかっています。
7月30日に発表された第1四半期決算時点では、現預金を約3,000億円持っています。
仮に売り上げが0になる事態に陥った場合、固定費のみの支払いだけに限定すれば約43ヶ月(3年半)持つ計算です。
業種によって違いはありますが、大体固定費の3〜6ヶ月分現金を持っていれば優良企業と判断されます。
その視点で言えば、十分に安定性の高い企業であると判断できます。
注意……販管費そのものの金額が固定費になるわけではないのですが、決算書からはそれ以上読み取れないので、当note記事では販管費=固定費という認識で記載しています。
株価&各指標面
株価は記事作成時点で3,513円。
今年1月の高値5,765円から約40%も急落しています。
週足チャートで見てみると、2023年3月の株式分割以降スルスルと上昇トレンドを形成し、一旦押し目がありつつも上昇してきたのですが、反転下落しています。
PERは48.3倍、PBRは6.09倍。時価総額は6兆3,882億円となっています。
配当利回りは0.40%。
コロナ時期に減配していますが、基本的には増配傾向が続いています。
現在3期連続で増配しているため、今後も期待したいところではあります。
株主還元姿勢としては2024中期経営計画で「配当金を新型コロナウイルス感染症流行前の水準に戻すことを目標とする」と掲げていましたので、現在はその目標を達成。しかも大幅に増配する形となっています。
株主優待
オリエンタルランドの株主優待は「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」どちらかのパークで利用可能な”1デーパスポート”となっています。
9月末日もしくは3月末日に株式を保有していると、保有数量に応じてパスポートが届きます。具体的な保有株式数と枚数は以下の画像の通りです。
※最低でも500株以上保有しないと1デーパスポートを受け取れないことには注意が必要です。
ただし、100株保有でも”3年以上継続保有”することで優待が受け取れるので、優待狙い&長期保有目的であれば1単元=100株でも投資検討の余地があります。
まとめ
今回は証券コード【4661】オリエンタルランドについて取り上げました。
投資する上で大事なのは、自分の考えを持った上で、最悪の場合を想定しつつ、”後悔のない投資”をしていくことです。
この記事を読んだ皆さんも、ぜひ自分なりの考えを持って投資判断をしていってください。
以上何か一つでも参考になっていただけましたら幸いです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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