「お金を馬鹿にする者は、金に馬鹿にされる」明治の偉人が教える、人生を豊かにする貯蓄・投資の哲学
はいどうも、なおモンです。
みんなは「お金持ちになりたい!」って思ったこと、ある?
俺もね、もちろんある。
「宝くじ当たらないかなー」とか、「なんか楽して稼げる方法ないかなー」とか、しょっちゅう考えてる。
でも、そんな甘いこと考えてるうちは、絶対にお金持ちにはなれないって、ある偉大な人に教えてもらった気がしたんだ。
その人こそ、今回紹介する本多静六(ほんだせいろく)さん。
明治時代の「公園の父」と呼ばれた超インテリで、40歳で経済的自由を達成し、最後は全財産を寄付したっていう、めちゃくちゃカッコいいおじいちゃんだ。
彼が84歳の時に書いた『私の財産告白』っていう本に書かれている「四分の一天引き貯金法」が、現代の俺たちにこそ響く、とんでもない教えだったから、みんなにもシェアしたいと思う。
「四分の一天引き貯金法」って、結局どうやるの?
本多式貯金法は、めちゃくちゃシンプルだ。
「毎月の収入の4分の1を、なかったものとして強制的に貯金する」
これだけ。
例えば、手取りが30万円だったら、そのうちの7万5,000円を問答無用で貯金に回す。残りの22万5,000円で生活するんだ。
さらに、ボーナスや副業などで入ってくる臨時収入は、なんと100%貯金に回す。
項目 | 計算式 |
毎月の貯蓄額 | 手取り収入 × 25% |
臨時収入(ボーナスや副業)の貯蓄額 | 臨時収入 × 100% |
これだけで、本多さんは15年で経済的自由を達成したんだ。
この貯金法の凄いところは、「方法の如何ではなく、実行の如何である」って本多さん自身が言ってること。
つまり、「どうやるか?」じゃなくて、「やるか、やらないか?」がすべてだってことだ。
「俺、そんなに貯金できないよ…」というあなたへ
「おいおい、なおモン、そんなストイックな生活、俺には無理だよ…」
「っていうか、給料がそんなに多くないのに、1/4も貯金したら生活できないじゃん…」
そう思った人もいるかもしれない。その気持ち、めちゃくちゃわかる。
でも、本多さんは、そんな俺たちにこう語りかけてる気がする。
1. 実力以下の生活から始めよう
見栄を張って、身の丈に合わない生活をしてないか?
本多さんは「贅沢を重ねても幸福は倍にはならない」って言ってる。
それどころか、貯金が減っていく「下り坂の生活」は、心をどんどん貧しくしていく。
逆に、たとえ質素な生活でも、貯金が少しずつ増えていく「上り坂の生活」は、俺たちに希望を与えてくれる。
2. 副業を始めよう
本多さんは、大学教授という本業の傍ら、「1日1ページ」の執筆を続けて、生涯で370冊もの著作を残した。
副業で得た収入は、彼の生活と老後の支えになったんだ。
「給料が少ない」と嘆く前に、本業に差し支えない範囲で、自分のスキルを活かせる副業を探してみる。
これも、本多さんが教えてくれた「実行」の一つだ。
貯めたお金をどうする?本多式「時代に乗る」投資術
貯金がある程度貯まったら、本多さんは貯金だけではダメだと考えた。
「貯金だけでは知れたものだ」という師の教えに従って、貯めたお金を投資に回したんだ。
彼が成功した投資術は、次の3つのポイントに集約される。
- 国家社会の体制を利用する: 当時、国が力を入れていた鉄道や山林開発などの「大きな流れ」に乗る。
- 適正なリスクを取り、時を待つ: 焦って怪しい儲け話に飛びつかない。比較的に安全な投資を選び、じっくりとチャンスを待つ。
- 得意分野を活かす: 彼は山林の専門家だったから、山林投資で大成功を収めた。
これは、現代の投資家ウォーレン・バフェットが言う「能力の輪(自分の理解できる範囲で投資する)」という考え方と全く同じだ。
本多静六の言葉に学ぶ「お金」の真実
「お金を馬鹿にする者は、金に馬鹿にされる。」
「財産を重んずる者は社会に認められ、そして自由を手にすることができる。」
これは、本多静六さんの著書に出てくる言葉だ。
俺たちが今、お金を貯めたり、投資したりする目的って何だろう?
「楽したいから」とか、「お金持ちになりたいから」とか、色々な理由があると思う。
でも、その本質は、一度きりの人生でやりたいことをやって、実現したい生活を送るための「自由」を手に入れることなんじゃないか?
本多さんが教えてくれたのは、ただの貯金法や投資術じゃない。
「お金を稼ぎ、貯め、増やす」という行動を通して、自分を律し、成長させ、そして最終的には「自由」を手にするっていう、生き方そのものだったんだ。
まとめ:楽してお金持ちになる方法はない。でも…
残念だけど、本多さんの本を読んでも、「楽してお金持ちになる方法」は書いてなかった。
70年前の厳しい時代でも、資産家になるには人一倍の努力と工夫が必要だったんだ。
でも、現代の俺たちには、昔にはなかったたくさんのチャンスがある。
情報もツールも、チャンスも、本多さんの時代よりも格段に多い。
だからこそ、彼の教えを真摯に受け止めて、「行動すること」が何よりも大切なんだと思う。
「どうやるか?」じゃなくて、「やるか、やらないか?」
今日から、一緒に1/4貯金を始めてみないか?