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今夜6月分のアメリカ消費者物価指数(CPI) が発表されます。
市場予想は以下の表の通りです。
前月比 | 予想0.1% | 前回0.0% |
前年比 | 予想3.1% | 前回3.3% |
食品・エネルギー除くコア・前月比 | 予想0.2% | 前回0.2% |
食品・エネルギー除くコア・前年比 | 予想3.4% | 前回3.4% |
前年比ではCPI低下予想、その他はヨコヨコの指標であろう、と予想されています。
個人的な予想になるのですが、概ね市場予想通りの良くも悪くもなってない数字が発表されるとみています。
まぁ雇用統計のように下駄を履かせた数字を発表する可能性もありますけどね…
ただ、ほんの0.何%予想とズレただけで株価や金利が大きく変動している昨今です。やれ利下げ観測が後退しただの、高金利政策が長期化するだのと言った具合に、です。
なので、例え発表された数字がほぼほぼ市場の予想通りだったとしても、予想との乖離状態には注意していた方が良いかもしれません。
以前の記事でも書きましたが、FRBのパウエル議長は大統領選挙が終わるまでは金融政策は維持し続ける、私はこう思っています。
下手に利下げすると株高になってしまい、政権に忖度していると思われるからです。なので、少しくらい悪い数字になったくらいでは現状維持を貫くでしょう。(そうこうしている内に手遅れになってしまう可能性がありますがね…)
とはいえ、今夜発表されるCPIは重要なものになりますので、しっかり結果をウォッチしたいと思います。
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。