自社開発した、もしくは販売している商品。そして今、話題になっている(ブーム)になっていて稼ぎ頭になっているもの。
それらが永遠に販売し続けられる&売れていくなら、あなたのビジネスは一生安泰です。
しかし、そう上手くはいきません。いったい何故か?
それは世の中の商品には「プロダクトライフサイクル」があるからです。
😠「横文字使われても分かるかぁ〜!」と思われた方、すいません。
一言で言うと、”どんな商品にも寿命がある”ということです。
写真のようなサイクルをたどります。
1、導入期…文字通り商品を市場にリリースする段階。見込み客に認知してもらう期間。
2、成長期…更に認知を伸ばして、売り上げ&利益が急拡大する時期。
製品改良や差別化戦略を重視し、自社製品のブランド力を高め、市場に浸透させることが重要な戦略となる。
3、成熟期…成長が鈍化して売り上げ&利益が頭打ちになってくる時期。
ここではシェアの維持やニッチ層に向けた方針転換、撤退を考える一つの基準。
4、衰退期…値引き合戦が激化し、売上も利益も減少する時期。事業転換(撤退)を判断することが重要になってくるフェーズ。
大事なのは、今展開している商品や事業が”どのフェーズにいるのかを意識すること”です。
もし導入期にいるのであれば、そこから更に成長期に向け広告宣伝を活用し、見込み客や商品の認知に力を注いでいく局面です。
反対に衰退期にいるのであれば、一つの戦略として撤退を考えて次の商品開発に注力する必要があります。(これは早い方が良いので成熟期や成長期の段階から取り組むのがベターです。)
そして、適切な顧客層へアプローチしていくことも重要です。
※今回はメインテーマではないため割愛します。
成長期に向けてかけた投資コストを回収していくことも勿論大事ですが、次の事業に向けた「タネまき」も必要になってきます。
新商品を投入して今日明日ですぐに売り上げが立つわけではないことは、みなさん承知しているはずです。
せっかく新商品を開発&導入しても、売れるわけではないため、初期コストを出来る限り抑え、身軽に撤退できる状態にしておくことも重要です。
身軽にしておくこと&見切りをしっかりすることで、現在のブームにも次のブームにも上手く乗り、収益を生み出していくことができます。
今回取り上げた「プロダクトライフサイクル」は全ての商品、業種に適応されるわけではありません。
しかし昨今、商品や製品の寿命が短命化している状況です。
ご自身の事業に落とし込んで、事業拡大に役立ててください。
今回は以上になります。少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。