やあ、みんな。なおモンだ。
いきなりだけど、キミたちは、仕事で「成長したい!」って思う?
「どうせ働くなら、やりがいを感じて、スキルアップしたい!」
そう思うのは、きっとキミたちだけじゃないはずだ。
でもさ、会社を見渡してみると、「どんどん成長して出世していく人」と、「言われたことだけを淡々とこなしている人」って、ハッキリ分かれてないか?
俺も、会社を経営する側になってから、この違いを痛感するようになった。
昔は、「頑張ってるのに、なんで俺は成長できないんだ…?」って悩んでた時期もあったんだ。
でも、結論から言うと、社員が成長できるかどうかは、会社や経営者の在り方でほぼ決まってしまう。
今日は、キミたちが「成長できる人」になるために、そしてもし将来、キミたちが経営者になったときに、社員をどう育てればいいのか、俺なりの考えを伝えていくよ。
成長する社員の共通点
「自分で考えて行動できる人」が最強
成長する社員に共通しているのは、とにかく「自分で考えて行動できる」ってことだ。
マニュアル通りに動くことは、もちろん大事だ。でも、それだけじゃ成長スピードは遅くなってしまう。
「この作業、もっと効率化できないかな?」
「この資料、もっと見やすくするためにはどうすればいいだろう?」
こんな風に、常に「プラスアルファ」を考えて動ける人が、会社にとって、そして自分自身にとっての価値を高めていけるんだ。
そして、そういう人たちは、会社から自由を与えられたときに、その自由には「責任」が伴うことを理解している。
失敗を恐れずに、自分で決断して行動する。
これって、未完成な会社で働くチャンスが多い中小企業の方が、身につきやすいスキルかもしれない。
マニュアルが完璧に整っていないからこそ、自分で考えて、作って、改善していくプロセスに携われるからだ。
最終的に会社が求めているのは、自分のことだけじゃなくて、会社のことを考えてくれる社員だ。
だからこそ、日頃から社長や上司とコミュニケーションを取って、会社の目指す方向性や経営者の視点を理解することが、キミたちの成長に繋がる。
成長しない社員と組織の特徴
マニュアルは「成長の限界」にもなり得る
一方で、成長しない社員にも共通点がある。
それは、「言われたことしかやらない」ってことだ。
マニュアル通りに動くことに慣れすぎて、「自分で考えて行動する」という習慣がない。
大企業から中小企業に転職してきた社員に、このタイプは多いかもしれない。
整備された環境に慣れているからこそ、何もかも自分で作っていかなければならない中小企業では、何をすればいいのか分からなくなってしまう。
自由を与えられても、何をしたらいいか分からない。
自分や目の前の仕事のことしか考えられない。
そんな社員は、どこかで成長が止まってしまうんだ。
そして、これはキミたち自身にも言えることだ。
もし今の仕事で「言われたことだけをやっているな…」って感じているなら、それは成長が止まっているサインかもしれない。
経営者の役割と重要性
社長の成長が、社員の成長、ひいては会社の成長だ
じゃあ、どうすれば社員は成長できるのか?
その答えは、経営者自身が常に成長し続けることだ。
経営者の仕事は、社員をただ働かせることじゃない。
社員が成長できる環境を整えて、その成長をサポートすることなんだ。
俺は、稲盛和夫さんの言葉を引用するまでもなく、中小企業の経営者なら24時間仕事のことを考えるべきだと思ってる。
社員とその家族の人生を背負っているっていう、そのくらいの覚悟が必要なんだ。
社長が成長し続けて、会社の未来を社員に見せることができれば、社員も「この会社にいたら、自分の未来も明るいな」って思えるようになる。
そうなれば、自然と成長意欲が高まり、会社全体の生産性も上がっていく。
そして、生産性が上がれば、社員の給料も上げられる。
給料が上がれば、さらにモチベーションが高まって、会社も成長する。
これって、最高に良い循環だろ?
成長する組織と成長しない組織の違いは、究極的には経営者の「成長意欲」の差なんだ。
まとめ:現状を変えたいなら、まずは「自分で考える」ことから始めよう
もしキミたちが今の仕事で「なんだか成長できてないな…」って感じているなら、まずは「自分で考える」ことから始めてみてほしい。
「どうすれば、もっと効率的に仕事ができるか?」
「どうすれば、もっと良い結果を出せるか?」
そんな小さな疑問でもいい。
その小さな一歩が、キミたちの「自分で考えて行動する力」を育ててくれる。
そして、もしキミたちの会社が、キミたちの成長を阻害していると感じるなら、それもまた、キミたち自身が次の行動を考えるチャンスだ。
成長できる場所は、必ずある。
成長できる環境は、自分で作り出すものだ。
じゃ、またな!