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こんにちは。
なおモンです。
今日の話題
今週は米経済そして金融政策の方向性を計る発表の連続でした。
昨日(6月6日)に発表されたアメリカの失業保険申請件数が、市場予想を上回る結果になりました。強い強い、と言われていたアメリカ経済及び労働市場が、少しづつ減速の兆しが見えてきました。
そしてアメリカの長期金利(10年債利回り)も低下したという、投資家にとって嬉しい要因も重なったことを受け、ダウ平均が0.2%上昇しましたね。
さて、今夜発表されるのはさらに重要な『雇用統計』です。失業率や平均時給、雇用者数はどうなるでしょうかね?
平均時給に関しては移民労働者の恩恵で上昇は抑えられていて、去年騒がれていた賃金悪性インフレの懸念は、それほど警戒しなくても良いように感じます。
ただこれが、11月に行われるアメリカ大統領選挙で「トランプ氏が当選」なんてことになったら、今のようには行かないでしょう。移民の受け入れを制限、もしくは拒否なんてことになりかねませんからね。
FRBの金融政策を決めるファクターになっている雇用統計、しっかりウォッチしていくとともに、今後も注視していきたいですね。
(個人的には良い加減、ドル円の為替円高になって欲しいですし…)
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。