なぁ、みんな。
最近、仕事で「この人、なんで上司なんだろう?」って思ったことないか?
正直に言うと、俺は山ほどある。
自分の手柄ばっかり気にして、部下の話なんて全然聞いてくれない。
会社の方針に文句ばっかり言って、結局何も進まない。
なんなら、自分がいないと仕事が回らないって顔して、本当は周りに迷惑かけてるだけなんじゃないか?って人もいる。
優秀な幹部と無能な幹部の決定的な違い
正直な話、優秀な幹部と無能な幹部を分ける決定的な違いって、実は一つしかないと俺は思っている。
それは、「自分じゃなくて、チーム全体を見ているか」ってことだ。
無能な幹部は、常に「自分」が中心にいる。
- 自分の実績
- 自分の意見
- 自分がいないとダメだというアピール
全部、自分だ。
でも、本当に優秀な幹部は、視点がまるで違う。
彼らは、自分の実績なんてどうでもいい。それよりも、部下がどれだけ成長したか、チーム全体でどれだけ成果が出たかを最優先に考える。
「自分が居なくても回る仕組み」を一生懸命作るし、部下とのコミュニケーションを何よりも大切にする。
だって、部下が成長し、チームが機能すれば、結果的に自分の評価も上がることを知っているから。
1. 自分の実績より部下の成長を優先する
「自分が売上ゼロでもいい」って言われたら、最初は「え、マジ?」って思うかもしれない。
でも、これができる幹部が本当に強い。
かつて、俺もプレイヤーとしてバリバリ実績を出していた時期があった。でも、チームを持つようになってから、考え方が180度変わった。
自分の手で数字を作るのはもうやめる。その代わりに、部下が「どうすればもっと売れるか」を一緒に考える。
仕組みを作る。
最初は歯がゆかった。自分でやった方が絶対に早いし、クオリティも高い。
でも、グッとこらえて任せてみた。
そしたら、最初は戸惑っていた部下が、少しずつ自分の頭で考え始め、最終的には俺なんかよりもっといいアイデアを出してくれるようになったんだ。
無能な幹部は、いつまでも自分がプレイヤーのままでいる。部下が売れなかったら「お前がダメだからだ」と責める。でも、優秀な幹部は「俺の教え方が悪かった」「どうすればお前が売れるか、一緒に考えよう」と言える。
2. 社長の決断を「正解」にするために全力を尽くす
「社長の決断が腑に落ちない」
こういう時、俺たちはついつい愚痴をこぼしたくなる。
でも、それを部下に話すかどうかで、幹部としての器が試される。
優秀な幹部は、議論の場では自分の意見をガンガンぶつける。でも、最終的な決定が出たら、もう迷わない。
たとえ納得がいかなくても、「どうすればこの決断を成功させられるか」に全力を尽くす。
だって、それが自分の責任だと知っているからだ。
一方で、無能な幹部は、決定事項に対していつまでも文句を言っている。
「本当はこっちの方が良かったんだけどな…」なんて部下に漏らして、チームの士気を下げる。
これって、会社全体で見たら、マジで最悪な行動なんだ。
3. コミュニケーションを命綱と心得ている
俺も昔は、部下と話すのが苦手だった。何を話せばいいかわからないし、面倒くさいと思ってた。
でも、ある時、チームの問題のほとんどが「言わなくてもわかるだろう」という俺の勘違いから生まれていることに気づいた。
それからは、月に1回は必ず部下と1対1で話す時間を作るようにした。
最初は当たり障りのない話から始まったけど、徐々に部下の本音が見えてきた。
- 本当はもっと稼ぎたい
- この仕事にやりがいを感じていない
- 実は独立を考えている
これらの願望や悩みを共有してもらうことで、俺は部下に合った目標設定やサポートができるようになった。
食事に連れて行くことも増えた。飯を食いながらだと、不思議と本音で話せるもんだ。
無能な幹部は、一部のお気に入りとしか話さない。結果、チーム内に溝ができ、どんどんバラバラになっていく。
優秀な幹部は、全員と向き合う。それがチームを一つにまとめる唯一の方法だと知っているからだ。
クリリンは戦闘力だけじゃない!
「いやいや、結局実績がすべてでしょ?理想論ばっかり並べてんじゃないよ」
こういう声が聞こえてきそうだな。
たしかに、実績を上げる力はめちゃくちゃ大事だ。俺だって、そこを疎かにしろなんて言ってない。
ただ、思い出してほしい。ドラゴンボールのクリリンを。
彼はサイヤ人みたいに圧倒的な戦闘力はない。でも、作中を通して、悟空やベジータ、悟飯といった超一流の戦士たちから、絶大な信頼を得ている。
なぜか?
それは、彼が「自分」の限界を知り、チームのために何ができるかを常に考えているからだ。
ヤムチャみたいに自分の力を過信して、結局何もできずに終わるヤンチャな時期もあったけど、彼は成長した。
仙豆を配ったり、敵の隙をついて気円斬を放ったり。
自分の得意なことで、チームに貢献する。
幹部も同じだ。自分の戦闘力(実績)で戦う時期は終わり。これからは、チーム全体の戦闘力を底上げする役割なんだ。
それができない幹部は、残念ながらヤムチャだ。
まとめ:あなたは「優秀な幹部」か「無能な幹部」か?
優秀な幹部と無能な幹部の差は、「自分」というフィルターを外せるかどうかだ。
- 自分の実績より部下の成長を喜べるか
- 自分の意見よりチームの成功を優先できるか
- 自分が居なくても回る仕組みを作ろうとしているか
もし、この記事を読んでドキッとしたなら、それは最高のサインだ。
今からでも変われる。
まずは、部下の話をじっくり聞くことから始めてみてほしい。
編集後記:俺もまだ道半ば
偉そうなことを言ったけど、正直、俺もまだまだ完璧じゃない。
たまに感情的になって怒鳴りそうになるし、「俺がやった方が早い!」って思っちゃう時もある。
でも、その度に「自分はクリリンになりたいんだ」って思い出すようにしている。
ドラゴンボールのZ戦士たちみたいに、お互いを信じ、支え合える最高のチームを作るために。
一緒に頑張ろうぜ。
じゃ、また!
【追伸】
「もっと深く学びたい!」って人は、YouTubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」の動画がめちゃくちゃ参考になるぞ。
俺もよく見てるから、ぜひチェックしてみてくれ!